CISA KEV 警告 24/10/24:Cisco と Roundcube の脆弱性を登録

CISA Sounds Alarm on Actively Exploited Cisco and Roundcube Vulnerabilities

2024/10/24 SecurityOnline — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、悪用が報告されている Cisco VPN の脆弱性 CVE-2024-20481 と Roundcube wabmail の脆弱性 CVE-2024-37383 を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに登録した。これらの脆弱性が悪用されると、サービス拒否状態や機密情報の盗難につながる可能性があり、組織や個人に重大なリスクが生じるとされる。

CVE-2024-20481この脆弱性は、Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) および Cisco Firepower Threat Defense (FTD) ソフトウェアの Remote Access VPN (RAVPN) サービスに存在する。この脆弱性を悪用する未認証のリモート攻撃者は、RAVPN サービスに対して大量の認証リクエストを行い、最終的にサービス拒否 (DoS:Denial of Service) 状態を引き起こす可能性を手にする。この脆弱性について、Cisco も実際の悪用を確認しており、直ちにデバイスを更新するよう、ユーザーに対して呼びかけている。

CVE-2024-37383この脆弱性は、オープンソースの Web メール・ソフトウェアである Roundcube に影響を与えるものだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、メールに悪意の JavaScript コードを注入することが可能となり、ユーザー認証情報などの機密データを危険にさらす可能性を手にする。先日には、この脆弱性を悪用し、CIS 諸国の政府機関を標的とするフィッシング・キャンペーンが、ロシアのサイバーセキュリティ企業 Positive Technologies により発見されている

米国連邦政府の FCEB 機関に対しては、2024年11月14日までに、これらの脆弱性を修正することが義務付けられている。なお、影響を受ける Cisco および Roundcube 製品を利用している、民間の企業にも強く推奨されるのは、可能な限り早急にアップデートを適用することだ。