FortiOS SSL-VPN の脆弱性 CVE-2025-25250 が FIX:情報漏えいの可能性

FortiOS SSL-VPN Vulnerability Let Attackers Access full SSL-VPN settings

2025/06/10 CyberSecurityNews — Fortinet が公開したのは、FortiOS SSL-VPN の Web モードに影響を及ぼす、新たなセキュリティ脆弱性の存在である。この脆弱性を悪用する認証されたユーザーは、特別に作成された URL を通じて、SSL-VPN コンフィグ全体への不正アクセスの可能性を得る。広く使用されている Fortinet ネットワーク・セキュリティ・プラットフォームの、複数バージョンに影響を与える、この脆弱性 CVE-2025-25250 は、CWE (Common Weakness Enumeration) の CWE-200 (未承認の攻撃者への機密情報の漏えい) に分類される。

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Qtap – Linux システムの暗号化されたトラフィックを可視化:新たな OSS ツールの登場

Qtap – An Open-Source Tool to See Through Encrypted Traffic in Linux systems

2025/06/10 CyberSecurityNews — Qpoint が公表したのは、Linux システム上のネットワーク・トラフィックを監視する、オープンソース eBPF エージェントである Qtap のリリースだ。TLS/SSL 機能にフックして暗号化前後のデータをキャプチャする Qtap は、プロセス/コンテナ/ホスト/ユーザー/プロトコルといった詳細情報と共に、平文のトラフィックを可視化する。

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ConnectWise が署名証明書をローテーション:最近のサイバー攻撃とは無関係だと言うが

ConnectWise rotating code signing certificates over security concerns

2025/06/10 BleepingComputer — ConnectWise はセキュリティ上の懸念から、ScreenConnect/ConnectWise Automate/ConnectWise RMM の実行ファイルの署名に使用される、デジタル・コード署名証明書をローテーションすると顧客に警告している。デジタル証明書は、実行ファイルへの署名のために使用されるものだ。それにより、ファイルをダウンロードするユーザーは、ファイルが信頼できるソースからのものであることを確認できる。つまり、エンドユーザーに届く前に、コードが改竄されていないことが保証される。

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Windows WebDAV ゼロデイ CVE-2025-33053 の悪用:APT グループ Stealth Falcon の高度な戦略

APT Hackers Exploited Windows WebDAV 0-Day RCE Vulnerability in the Wild to Deploy Malware

2025/06/10 CyberSecurityNews — APT グループ Stealth Falcon による高度なサイバー攻撃キャンペーンでは、未知とされてきたゼロデイ脆弱性が悪用され、トルコの大手防衛企業を標的とする、リモートからマルウェアが実行された。この攻撃では、リモート・コード実行の脆弱性 CVE-2025-33053 が悪用された。それにより脅威アクターは、正規の Windows ツールの作業ディレクトリを操作し、攻撃者が管理する WebDAV サーバからの、悪意のファイル実行を可能にしていた。

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Ivanti Workspace Control の脆弱性 CVE-2025-5353/22463/22455 が FIX:認証情報窃取の恐れ

Ivanti Workspace Control Vulnerability Lets Attackers Remotely Exploit To Steal the Credential

2025/06/10 gbhackers — Ivanti が公表したのは、Workspace Control ソフトウェアに対する、重要なセキュリティ更新プログラムをリリースである。この更新プログラムでは、攻撃者に対して認証情報への侵害を許す可能性のある、深刻度の高い3件の脆弱性が修正されている。それらの脆弱性 CVE-2025-5353/CVE-2025-22463/CVE-2025-22455 は、Ivanti Workspace Control のバージョン 10.19.10.0 未満に影響を及ぼすものだ。

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Fortinet の OS Command Injection の脆弱性 CVE-2023-42788:PoC のリリースと影響範囲の拡大

Fortinet OS Command Injection Vulnerability Lets Attackers Execute Unauthorised Code on FortiAnalyzer-Cloud

2025/06/10 CyberSecurityNews — Fortinet が公表したのは、OS コマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2023-42788 (CWE-78) として分類される、深刻なセキュリティ欠陥への対処である。この脆弱性は、FortiManager/FortiAnalyzer など、複数の製品に既に影響を及ぼすものだ。しかし、今日になって Fortinet は、この脆弱性の影響が FortiAnalyzer-Cloud にも波及し、低権限のローカル攻撃者による、不正なコード実行のリスクがあることを確認した。

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Adobe の脆弱性 254件が FIX:225件は AEM に存在する XSS の欠陥

Adobe Releases Patch Fixing 254 Vulnerabilities, Closing High-Severity Security Gaps

2025/06/10 TheHackerNews — 6月10日 (火) に Adobe は、ソフトウェア製品に影響を与える合計で 254件のセキュリティ脆弱性に対処する、セキュリティ・アップデートを公開した。これらの脆弱性の大部分は、Adobe Experience Manager (AEM) に影響するものだ。254件の脆弱性のうち、225件は AEM に存在し、AEM Cloud Service (CS) とバージョン 6.5.22 以下に影響を及ぼす。すでに Adobe は、AEM Cloud Service Release 2025.5 および バージョン6.5.23 で、これらの問題を修正している。

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Microsoft 2025-06 月例アップデート:2件のゼロデイを含む 66件の脆弱性に対応

Microsoft June 2025 Patch Tuesday fixes exploited zero-day, 66 flaws

2025/06/10 BleepingComputer — 今日は、Microsoft June 2025 Patch Tuesday の日だ。このパッチにより、66件の脆弱性に対するセキュリティ・アップデートが提供されるが、その中には、現時点で悪用されている脆弱性1件と、すでに情報が公開されている脆弱性1件が含まれる。今回の月例パッチでは、10件の Critical 脆弱性が修正されている。そのうちの8件はリモート・コード実行の脆弱性であり、2件は権限昇格の脆弱性である。

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Fortinet 製品群の複数の脆弱性が FIX:権限昇格やコマンド・インジェクションなどの恐れ

Fortinet Security Update: Critical Patch Addressing Multiple Vulnerabilities Across Products

2025/06/10 CyberSecurityNews — Fortinet が公開したのは、FortiOS/FortiAnalyzer/FortiProxy/FortiWeb などの製品群に影響を及ぼす、複数の脆弱性に対処するセキュリティ・アップデートである。同社の PSIRT (Product Security Incident Response Team) によると、一連の脆弱性に含まれるものには、権限昇格やコマンド・インジェクションなどがあり、企業ネットワークのセキュリティが侵害される可能性が生じている。

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ManageEngine Exchange Reporter Plus の脆弱性 CVE-2025-3835 が FIX:RCE の恐れ

ManageEngine Exchange Reporter Plus Vulnerability Enables Remote Code Execution

2025/06/10 gbhackers — 広く普及しているメールに関する監視/報告のソリューション ManageEngine Exchange Reporter Plus に、重大なセキュリティ脆弱性が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、標的サーバ上での任意のコマンド実行の可能性を手にする。この脆弱性 CVE-2025-3835 の影響が及ぶ範囲は、バージョン 5721 以下の全ビルドであり、また、2025年5月29日にリリースされた、緊急セキュリティ・アップデートにより修正されている。

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Google のレガシー・アカウント復旧機能の脆弱性:ユーザーの電話番号が漏洩?

Google Vulnerability Let Attackers Access Any Google User’s Phone Number

2025/06/10 CyberSecurityNews — Google のアカウント復旧システムに存在していた、深刻なセキュリティ脆弱性を悪用する攻撃者が、高度なブルートフォース攻撃を介して、任意の Google ユーザーの電話番号を取得できる状態にあったことが、BruteCat のセキュリティ研究者により明かされた。この脆弱性は、Google の No-JavaScript Username Recovery Form の悪用により、通常のセキュリティ保護の回避と、機密情報の抽出を許すものだ。なお、この脆弱性は、すでに修正されている。

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CISA KEV 警告 25/06/09:Erlang SSH/Roundcube の脆弱性を登録

CISA Adds Erlang SSH and Roundcube Flaws to Known Exploited Vulnerabilities Catalog

2025/06/10 TheHackerNews — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Erlang/Open Telecom Platform (OTP) SSH および Roundcube に影響を与える2つの脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。

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