DDoS とコンテンツ・フィルタリング・デバイス:反射パターンの調整で 6,533% の増幅率

Content filtering devices abused for 65x DDoS amplification

2022/03/01 BleepingComputer — DDoS の新たな攻撃パターンには、パケット検査やコンテンツ・フィルタリングなどのデバイスを標的とし、増幅率 6,533% を達成するという驚くべき傾向があることが、研究者たちにより確認された。このような増幅レベルを前提とすると、脅威アクターたちは限られた帯域幅や設備を用いても、壊滅的な攻撃を仕掛けることが可能となる。

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ファイアウォールやミドルボックスは DDoS の最終ウェポン?

Attackers Can Weaponize Firewalls and Middleboxes for Amplified DDoS Attacks

2021/08/16 TheHackerNews — ミドルボックスや検閲インフラにおける TCP プロトコルの実装上の弱点は、反射型サービス拒否 (DoS) 攻撃を行うベクトルとして武器になることであり、しかも、これまでの UDP ベースの増幅要因を上回る可能性をもたらすことだ。メリーランド大学とコロラド大学ボルダー校の研究者グループが、USENIX Security Symposium で発表した Volumetric 攻撃は、ファイアウォールや、侵入防止システム、DPI (Deep Packet Inspection) ボックスなどの、TCP 非準拠ネットワーク・ミドルボックスを用いてトラフィックを増幅するものであり、数十万の IP アドレスで DNS / NTP / Memcached を上回る増幅率を実現する。

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