Microsoft Edge Legacy が永遠の眠りに

RIP: Microsoft Edge Legacy nuked by April Windows Updates

2021/04/13 BleepingComputer — Microsoft は 4月13日にリリースされたパッチ・アップデートにより、Edge Legacy が自動的に削除され、新しい Chromium-based Edge に置き換えられることを認めている。Chromium-based Edge は 2020年1月にリリースされ、Microsoft は Windows 10 October 2020 Update 用いて出荷された、すべてのデバイスへのプレインストールを開始している。

古いバージョンの Windows 10 においては、Edge Legacy の使用を希望するユーザーは、Microsoft Edge サイトからダウンロードするか、Windows Update を待つことができた。しかし、この4月版のパッチ・アップデートでは、Microsoft Edge Legacy (EdgeHTML base)が永久的に削除され、Chromium Microsoft Edge (Blink base) に置き換えられる。同社は、「サポート適用外となった Edge Legacy を置き換えるために、2021年4月13日の Windows 10 月例セキュリティ更新プログラム (Update Tuesday ともいう) の一部として、新しい Microsoft Edge を提供する」と述べている。

ついに、この日がきました。レガシー版の Edge を使用していても、また、グループ・ポリシーやレジストリ・ハックにより Chromium Edge のアップデートをブロックしいても、それらの設定は無視され、レガシー版は自動的に削除されるとのことです。Microsoft が Chromium-based Edge を強制的に導入する背景には、レガシー・バージョンのサポートが 3月に終了ことがあります。今回の強制移行により、すべてのWindows ユーザーが、安全なバージョンの Microsoft Edge にアクセスできるようになると、同社は述べています。