Google Chrome ゼロデイ脆弱性 CVE-2022-2856 が FIX:野放し状態での悪用を確認

New Google Chrome Zero-Day Vulnerability Being Exploited in the Wild

2022/08/17 TheHackerNews — 8月10日に Google は、デスクトップ用 Chrome ブラウザに存在する、深刻なゼロデイ脆弱性を修正するパッチを配布した。この脆弱性 CVE-2022-2856 は、Intents における信頼されていない入力に対する検証が、不十分なケースだと説明されている。Google Threat Analysis Group のセキュリティ研究者である Ashley Shen と Christian Resell は、2022年7月19日に、この不具合を報告したとされている。

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Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-2294 が FIX:野放し状態の攻撃を確認

Google patches new Chrome zero-day flaw exploited in attacks

2022/07/04 BleepingComputer — Google は、Chrome 103.0.5060.114 for Windows をリリースし、攻撃者に悪用される可能性のある、深刻度の高いゼロデイ脆弱性に対処した。それは、2022年にパッチが適用された、4番目の Chrome ゼロデイとなる。月曜日に公開したセキュリティ・アドバイザリで、「Google は、CVE-2022-2294 のエクスプロイトが野放しで存在することを認識している」と述べている。

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Microsoft WebView2 の悪用:MFA をバイパスする狡猾なフィッシング手法が証明された

Clever phishing method bypasses MFA using Microsoft WebView2 apps

2022/06/26 BleepingComputer — Microsoft Edge WebView2 アプリケーションを悪用する、巧妙で新たなフィッシング手法により、被害者の認証クッキーが盗み出され、攻撃者によるアカウントへのログイン時に、多要素認証がバイパスされることが可能になるという。数多くのデータ漏洩や、リモートアクセス型トロイの木馬 (RAT)、フィッシング・キャンペーンなどにより、盗み出されたログイン認証情報は膨大な量になっている。その一方で、多要素認証 (MFA) の採用が進んでいるため、標的の MFA ワンタイム・パスコードやセキュリティ・キーに対しても、攻撃者がアクセスできない限り、これらの盗み出した認証情報の悪用は難しくなっている。

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Google Chrome に緊急パッチ:野放しで悪用されているゼロデイ脆弱性に対応

Google Releases Urgent Chrome Update to Patch Actively Exploited Zero-Day Flaw

2022/04/14 The Hacker News — 4月11日に Google は、同社の Web ブラウザ Chrome に存在する、2つのセキュリティ問題に対処するための緊急パッチを配布した。この深刻な脆弱性 CVE-2022-1364 は、V8 JavaScript エンジンにおけるタイプ・コンフュージョンに起因すると説明されている。Google Threat Analysis Group の Clément Lecigne が、この欠陥を 2022年4月13日に報告したとされている。

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Google Chrome のゼロデイ脆弱性が FIX:緊急アップデートが配布されている

Google Issues Urgent Chrome Update to Patch Actively Exploited Zero-Day Vulnerability

2022/03/25 TheHackerNews — 金曜日に Google は、Chrome ブラウザに存在する深刻な脆弱性に対処するため、不定期のセキュリティ・アップデートを配布した。この ゼロデイ脆弱性 CVE-2022-1096 は、V8 JavaScript エンジンに存在するタイプ・コンヒュージョンの欠陥に起因する。なお、このバグを 2022年3月23日に報告したのは、匿名の研究者だとされている。

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ロシア政府による TLS 認証局 (CA) の設立:Yandex/Atom ブラウザで経済制裁に対抗

Russian Pushing New State-run TLS Certificate Authority to Deal With Sanctions

2022/03/11 TheHackerNews — ロシア政府は、ウクライナへの軍事侵攻に伴う西側諸国の制裁措置により発生した、Web サイトへのアクセスに関する問題に対処するため、独自の TLS 認証局 (CA) を設立した。Gosuslugi パブリック・サービス・ポータルに掲載されたメッセージによると、ロシアの Ministry of Digital Development は、TLS 証明書の取消/失効に際して、発行/更新を処理する国内代替機関を提供する予定とされる。このサービスは、ロシアで活動する全て法人に提供され、要求に応じて5営業日以内にサイト・オーナーに証明書が届けられるという。

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Microsoft 2022-01 月例アップデートは6件のゼロデイと 97件の脆弱性に対応

Microsoft January 2022 Patch Tuesday fixes 6 zero-days, 97 flaws

2022/01/11 BleepingComputer — 今日は、Microsoft の January 2022 Patch Tuesday であり、それに伴い、6つのゼロデイ脆弱性を含む、合計で97件の脆弱性が修正された。Microsoft は、今日のアップデートで、97件の脆弱性 (29件の Microsoft Edge 脆弱性を除く) を修正し、9件を Critical に、88件を Important に分類している。

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14種類の XS-Leaks 攻撃:Chrome/Edge/Safari/Firefox などに影響する

14 New XS-Leaks (Cross-Site Leaks) Attacks Affect All Modern Web Browsers

2021/12/06 TheHackerNews — 研究者たちは、Tor Browser/Mozilla Firefox/Google Chrome/Microsoft Edge/Apple Safari/Opera などの最新 Web ブラウザに関連する、14種類の新しいクロス・サイト (X S) データリーク攻撃を発見した。これらのバグは、 XS-Leaks と総称され、悪意の Web サイトを成立させるものだ。

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Microsoft のパスワードレス・ログインが始まったらしい

Microsoft rolls out passwordless login for all Microsoft accounts

2021/09/15 BleepingComputer — Microsoft は、今後の数週間にわたってパスワードレス・ログインのサポートを展開し、顧客がパスワードを使用せずに Microsoft アカウントにサインインできるようにする。Microsoft は、2020年に 1億5,000万人以上のユーザーがパスワードを使用することなく、Azure Active Directory や Microsoft アカウントにログインしていることを報告した後に、3月から商用顧客環境でのパスワードレス認証の展開を許可した。

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Google Chrome/Chromium で発見された Spook.js サイドチャネル攻撃とは?

Spook.js – New side-channel attack can bypass Google Chrome’s protections against Spectre-style exploits

2021/09/10 DailySwig — Google Chrome を標的とする、サイドチャネル攻撃が新たに発見された。攻撃者は、この Web ブラウザのセキュリティ保護機能を回避し、Spectre 型攻撃を用いて機密情報を取得できる。この、Spook.js と名付けられたサイドチャネル攻撃は、投機的実行 (Spectre) 攻撃に対するChromeの防御機能を回避し、認証情報や個人情報などを盗み出すことができます。

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Microsoft Edge Legacy が永遠の眠りに

RIP: Microsoft Edge Legacy nuked by April Windows Updates

2021/04/13 BleepingComputer — Microsoft は 4月13日にリリースされたパッチ・アップデートにより、Edge Legacy が自動的に削除され、新しい Chromium-based Edge に置き換えられることを認めている。Chromium-based Edge は 2020年1月にリリースされ、Microsoft は Windows 10 October 2020 Update 用いて出荷された、すべてのデバイスへのプレインストールを開始している。

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Chromium_based ブラウザにリモート・コード実行の脆弱性が

RCE Exploit Released for Unpatched Chrome, Opera, and Brave Browsers

2021/04/12 TheHackerNews — インドのセキュリティ研究者である Rajvardhan Agarwal が、Google Chrome/Microsoft Edge/Opera/Brave といった Chromium ベース・ブラウザで、新たに発見された脆弱性に対する PoC(proof-of-concept) エクスプロイト・コードを公開した。この PoC エクスプロイトは、それらの Web ブラウザに搭載されている V8 JavaScript レンダリング・エンジンに存在する、リモート・コード実行の脆弱性を利用するものである。

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