GitHub から盗まれたコード署名証明書:Desktop/Atom 版が 2月2日に失効

GitHub revokes code signing certificates stolen in repo hack

2023/01/30 BleepingComputer — 未知の攻撃者が GitHub の開発とリリース計画にリポジトリにアクセスし、Desktop/Atom アプリケーションの暗号化されたコード署名証明書を盗み出したとのことだ。GitHub によると、盗み出されてしまったパスワード保護された証明書 (Apple Developer ID 証明書1枚と Windows アプリに使用される Digicert コード・サイニング証明書2枚) が、悪意の目的で使用されたという証拠は、これまでのところ発見されていない。

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ロシア政府による TLS 認証局 (CA) の設立:Yandex/Atom ブラウザで経済制裁に対抗

Russian Pushing New State-run TLS Certificate Authority to Deal With Sanctions

2022/03/11 TheHackerNews — ロシア政府は、ウクライナへの軍事侵攻に伴う西側諸国の制裁措置により発生した、Web サイトへのアクセスに関する問題に対処するため、独自の TLS 認証局 (CA) を設立した。Gosuslugi パブリック・サービス・ポータルに掲載されたメッセージによると、ロシアの Ministry of Digital Development は、TLS 証明書の取消/失効に際して、発行/更新を処理する国内代替機関を提供する予定とされる。このサービスは、ロシアで活動する全て法人に提供され、要求に応じて5営業日以内にサイト・オーナーに証明書が届けられるという。

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APWG:フィッシング活動は継続して増加し 2021年 Q1 はワースト記録

APWG: Phishing maintained near-record levels in the first quarter of 2021

2021/06/13 SecurityAffairs — Anti-Phishing Working Group (APWG) が、2021年 Q1 の状況を示す新たな Phishing Activity Trends Report を発表した。このレポートよると、2021年 Q1 フィッシングは記録的なレベルを維持しており、フィッシング Web サイトの数は、2021年1月に 245,771件というピークを記録した。2月には、わずかに減少したことが確認されたが、3月には再び 20万件を超え、APWG 史上4番目の悪い月となった。

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