Colonial Pipeline の身代金 US$2.3 million を米当局が差し押さえ

US seizes US$2.3 million in ransom paid to Colonial Pipeline hackers

2021/06/08 SCMP — 6月7日の月曜日に米司法省 (DoJ) は、Colonial Pipeline が支払った暗号通貨による身代金約 $2.3 million を回収し、最も破壊的なサイバー攻撃を仕掛けたハッカーを取り取り締まった。司法副長官である Lisa Monaco によると、米国東海岸のガソリンスタンドを深刻な品不足に陥れた、先月の Colonial へのハッキングの後に、同社が支払った 63.7 Bitcoin (現在の価値は約$2.3 million) の大部分を捜査官が差し押さえたという。

6月7日に提出された宣誓供述書によると、身代金の大半を受け取った Bitcoin ウォレットの、ロックを解除するための秘密鍵を FBI が所持していたという。FBI が、どのようにして秘密鍵にアクセスしたのかは不明である。サンフランシスコの判事は、この暗号通貨アドレスに対する資金の差し押さえを承認したが、提出された書類によると、その在処はカリフォルニア州北部だったという。Colonial Pipeline は、アクセス権を取り戻すために、ハッカーに約 $5 million を支払ったとしていた。Bitcoin の価値は、4月に $63,000 最高値を記録していたが、ここ数週間で $34,000 レベルに下落している。

この記事は、Bitcoin の差し押さえは稀だとしていますが、ランサムウェアが国家安全保障上の脅威となっていることが、こうした動きの背景にあるのでしょう。ギャングの多くが拠点を置く米国とロシアの関係に、さらなる緊張がもたらされるため、当局はデジタル・マネーの流れを追跡するための専門知識を、当局は強化しているようです。サイバー・セキュリティ企業 Mandiant の Vice-President である John Hultquis は、「今のところ、起訴は夢物語だ」と述べていますが、この動きを称賛しているとのことです。原文には recovered some US$2.3 million と書いてあるので、身代金は回収できたのかと思いますが、舞台裏はどうなっているのでしょうか? タイトルの方は seize なので、差し押さえと訳しました。いろいろと謎の多い展開です。

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