Atlassian のシステム・ダウン:復旧までに更に2週間が必要な顧客もいる

Atlassian says ongoing outage might last two more weeks

2022/04/11 BleepingComputer — ソフトウェア開発およびコラボレーションのツール・メーカーである Atlassian は、1週間におよぶクラウド・サービスのダウンにより影響を受けた、すべての顧客のインスタンス復旧には、さらに2週間が必要だと見積もっている。ダウンから7日後の、同社のステータ・スページには、Jira Software/Jira Work Management/Jira Service Management/Confluence/Opsgenie/Statuspage/Atlassian Access について、Active Incidents と表示されたままになっている。

同社製品を使用している企業への影響は否定できないが、Atlassian によると、20万以上の顧客のうち、影響を受けているのは約 400社に過ぎないという。この長期間の停止について、BleepingComputer が最初に報告したとき、定期メンテナンスのスクリプトが意図せずに少数のサイトを無効にし、顧客の製品やデータへのアクセスをブロックしてしまった、と Atlassian は述べていた。

当初 Atlassian は、復旧作業は数日で済むと見積もっており、今回のインシデントはサイバー攻撃の結果ではなく、データへの不正アクセスは生じないことを、BleepingComputer に伝えていた。

しかし、影響を受けた顧客に送られた電子メールでは、影響を受けた顧客へのサービス復旧には、最大で2週間の追加が必要との見込みが明らかにされた。ある顧客には、「ユーザーのサイトの再構築プロセスが複雑なため、これまでより確実な ETA を確認することができなかった。現在、一部の顧客のオンライン接続を再開しているが、再構築作業は更に2週間ほど必要だと予想する」と、説明されている。

また、別の顧客には「これは、ユーザーが望んでいたニュースではないことは承知している。このインシデントの長さと深刻さを謝罪し、今後の再発を防ぐための措置を講じている」と、Atlassian は伝えている。

影響を受けた顧客の 35% 以上がオンラインに復帰

同社によると、今回の障害でダイレクトに被害を受けた全ユーザーの 35% 以上について、データの損失なしに機能を回復することができたという。月曜日に Atlassian は、「少数の Atlassian 顧客が、引き続きサービス停止に見舞われ、サイトにアクセスできない状態になっている。当社のグローバル・エンジニアリング・チームは、この問題を解決するために24時間365日体制で取り組んでいる。現時点では、サービス停止の影響を受けているユーザーの、35% 以上に対して機能を再構築しており、データの損失は報告されていない」と述べている。

今回のクラウド・サービスの停止は、Atlassian の CEO である Scott Farquhar が、2021年2月からオンプレミス製品のライセンス販売を終了し、3年後の2024年2月にサポートを終了すると、2020年10月に発表したことに端を発している。BleepingComputer は、このインシデントに関する、さらなる質問を Atlassian に投げかけ、回答があれば記事を更新する予定だ。

2021年9月21日に「Atlassian Trello が今週2度目のダウン:問題は FIX せずに再発?」という記事をポストしましたが、そのときには、原因は明らかにされていませんでした。2022年4月11日に「6000人を対象にセキュリティ調査:人為的なリスクが最大の痛みを伴うという結論」という記事をポストしたところですが、今回のシステム障害は、まさに人為的なミスですね。

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