CISA KEV の効果:連邦政府機関における脆弱性を 72% も減少させた

Faster Patching Pace Validates CISA’s KEV Catalog Initiative

2023/09/22 SecurityWeek — 米国のサイバーセキュリティ機関 CISA が管理する KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログにより、連邦政府機関のパッチ適用作業が大幅に改善されたという。現在では、このリストに 1,000件以上の脆弱性が含まれている。2021年11月に開始された、この KEV カタログは、連邦政府機関へのサイバー攻撃で悪用されている判明した脆弱性を、CISA がリストアップしたものである。そして、法的拘束力のある Binding Operational Directive (BOD) 22-01 に従い、それぞれの連邦政府機関は、指定された期間内に対象となる脆弱性にパッチを当てるよう要求される。

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BIND の脆弱性 CVE-2023-3341/CVE-2023-4236 が FIX:サービス停止の可能性

BIND Updates Patch Two High-Severity DoS Vulnerabilities

2023/09/22 SecurityWeek — DNS ソフトウェア BIND において、リモートから悪用可能な2件のサービス拒否 (DoS) 脆弱性に対処するセキュリティ・アップデートが、Internet Systems Consortium (ISC) からリリースされた。ISC によると、どちらのバグも named (権威ネームサーバ//再帰的リゾルバとして動作する BIND デーモン) に存在し、予想外の終了にいたる可能性があるという。

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IoT 攻撃とダークウェブの関係性:2023年には 700 件以上のマルウェア広告

Over 700 Dark Web Ads Offer DDoS Attacks Via IoT in 2023

2023/09/22 InfoSecurity — IoT (Internet of Things) デバイスを悪用した分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃に関して、2023年のダークウェブ広告が 700件以上に急増したことが、Kaspersky の最新レポートで示唆されている。これらのサービスは、標的における DDoS 防御などを検証した結果により価格帯が異なり、1日あたり $20 や月額 $10,000 などで販売されている。平均すると、1日あたり $63.5で、1カ月あたり $1350 となっている。

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