大半のユーザー組織は承知の上で脆弱なコードを配布している:GenAI がもたらす危機的な状況とは?

Majority of Organizations Ship Vulnerable Code, Study Finds

2025/08/15 InfoSecurity — GenAI コードが主流になるにつれ、ユーザー組織の 81% が承知の上で、脆弱なコードを配布していることが、Checkmarx の最新調査により明らかになった。この調査は、CISO/開発者/アプリケーション・セキュリティ管理者たち 1,500 人を対象としたものであり、回答者の 50% が、すでに AI セキュリティ・コード・アシスタントを活用しているという。さらに、34% の回答者が、自社コードに占める GenAI コードの割合が 60% 以上に達することを認めているという。GenAI コードには、既知の脆弱性がデフォルトで含まれていることが多いが、それでも、このような状況となっている。

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Cisco IOS/IOS XE/ASA/FTD などの6件の脆弱性が FIX:リモート DoS 攻撃の可能性

Cisco IOS, IOS XE, and Secure Firewall Flaws Allow Remote DoS Attacks

2025/08/15 gbhackers — 2025年8月14日に公開された、Cisco Systems のセキュリティ・アドバイザリで対処されたのは、ネットワークおよびセキュリティに関連する製品ポートフォリオ全体にわたる、Internet Key Exchange version 2 (IKEv2) 機能に存在する、6件の深刻な脆弱性である。このアドバイザリが警告するのは、それらの脆弱性を悪用する未認証のリモート攻撃者が、影響を受けるデバイスにサービス拒否攻撃 (DoS) を仕掛け、システム・クラッシュ/サービス中断などを引き起こす可能性である。

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BIG-IP 製品群の脆弱性 CVE-2025-54500 が FIX:HTTP/2 の欠陥を突くサービス拒否攻撃

F5 Fixes HTTP/2 Flaw Affecting Multiple Products in Massive DoS Attacks

2025/08/15 gbhackers — 2025年8月13日に、F5 Networks が公表したのは、複数の BIG-IP 製品に影響を与える、新たな HTTP/2 の脆弱性 CVE-2025-54500 に関する情報である。この脆弱性を悪用する攻撃者は、HTTP/2 実装の欠陥を突き、細工された制御フレームを用いてシステムを圧倒し、エンタープライズ・ネットワークに対してサービス拒否攻撃を仕掛けられる。その結果として、世界中の組織の重要なネットワーク・インフラに混乱が生じる恐れがある。

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Google の AI を活用する Big Sleep:ImageMagick の4件の脆弱性を発見/特定

ImageMagick Vulnerabilities Cause Memory Corruption and Integer Overflows

2025/08/15 gbhackers — AI を活用する Google のセキュリティ調査ツールである、Big Sleep が発見した4件の深刻な脆弱性は、人気の OSS 画像操作ソフトウェア ImageMagick に存在するものだ。これらの脆弱性が影響を及ぼす範囲は、画像処理に ImageMagick を利用する世界中の数百万のアプリケーションであり、同社による責任ある情報開示手順に従い、最新のソフトウェア・リリースで修正されている。

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Cisco FTD Snort 3 検出エンジンの脆弱性 CVE-2025-20217 が FIX:DoS 攻撃の可能性

Cisco Secure Firewall Snort 3 Detection Engine Vulnerability Enables DoS Attacks

2025/08/15 CyberSecurityNews — 2025年8月14日に Cisco が公表したのは、Secure Firewall Threat Defense (FTD) ソフトウェアに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2025-20217 (CVSS:8.6) に関する情報である。この脆弱性を悪用する未認証のリモート攻撃者は、Snort 3 検出エンジンを介して、DoS 攻撃を仕掛けられる。

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WinRAR のゼロデイ CVE-2025-8088:エクスプロイト販売とフィッシングを介したマルウェア展開

CVE-2025-8088 – WinRAR 0-Day Path Traversal Vulnerability Exploited to Execute Malware

2025/08/15 CyberSecurityNews — WinRAR のゼロデイ脆弱性により浮き彫りになったのは、無防備なユーザーのシステムにマルウェアが侵入し得るという、人気ソフトウェアに対する継続的な脅威の存在である。このパス・トラバーサルの脆弱性 CVE-2025-8088 は、広く使用されているファイル・アーカイブ・ツールの Windows 版に影響を及ぼすものであり、細工したアーカイブを介して、攻撃者に任意のコード実行を許すものである。この脆弱性は、2025年7月中旬に発見されたものであるが、巧妙なフィッシング攻撃が蔓延する時代において、パッチ適用の遅延がもたらすリスクを示すものでもある。

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Palo Alto GlobalProtect の脆弱性 CVE-2025-2183 が FIX:不十分な証明書検証と権限昇格

Palo Alto GlobalProtect Vulnerability Allows Privilege Escalation via Certificate Bypass

2025/08/15 gbhackers — Palo Alto Networks の GlobalProtect アプリケーションに、新たな脆弱性 CVE-2025-2183 が発見された。この脆弱性を悪用する攻撃者は、不適切な証明書検証を介して権限を昇格し、影響を受けるシステム上での悪意のソフトウェア・インストールの可能性を手にする。2025年8月13日に公開された、このセキュリティ欠陥 CVE-2025-2183 は、Windows/Linux プラットフォームで利用される、人気の VPN クライアントの複数バージョンに影響を及ぼすものだ。

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Cisco Secure Firewall の脆弱性 CVE-2025-20265 が FIX:RADIUS 認証に関連する任意のシェル・コマンド実行

Cisco Secure Firewall Vulnerability Allows Hackers to Inject Remote Shell Command Injection

2025/08/15 CyberSecurityNews — Cisco が公表したのは、Secure Firewall Management Center (FMC) ソフトウェアに存在する、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-20265 に関する情報である。この脆弱性を悪用する未認証の攻撃者は、リモートから高レベルの権限で、任意のシェル・コマンドを実行する可能性を手にする。この脆弱性の CVSS スコアは 10.0 と評価され、今年のエンタープライズ・ファイアウォール・インフラで発見されたセキュリティ欠陥の中でも、最も深刻なものとされる。

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