あなたが脆弱性を発見したとき:CVE 発行までの 4-Steps とは?

4 Steps to Getting CVEs Published

2022/04/19 SecurityBoulevard — あなたが、セキュリティ研究分野の新参者なら、最も苛立たしい問題の1つとして、脆弱性と CVE を公開するためのプロセスのナビゲーションがあるだろう。結局のところ、あなたは、新しく発見した脆弱性を世界と共有したいだけなのだが、それが厄介なのだ。

この業界を代表して申し上げると、私たちは皆、キャリアのどこかで、この困難な状況に直面したことがあるはずだと思う。研究者仲間を助けるリソースとして、私自身の個人的な経験 (そして正直なところ、多くの古き良き試行錯誤) に基づき、以下の CVE パブリッシング・ガイドをまとめてみた。このガイドにより、頭痛や推量が回避され、より簡単に CVE が公開されることを期待している。

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Buffalo WSR ルーターの脆弱性 CVE-2021-20090 は Mirai ボットを引き寄せる?

CVE-2021-20090 actively exploited to target millions of IoT devices worldwide

2021/08/07 SecurityAffairs — 脅威アクターたちは、Arcadyan ファームウェアを搭載した家庭用ルーターに影響を与える、深刻な認証バイパスの脆弱性 CVE-2021-20090 を積極的に利用して Mirai ボットを展開している。Tenable が公開したアドバイザリには、「Buffalo WSR-2533DHPL2 ファームウェア 1.02 以下 と WSR-2533DHP3 ファームウェア 1.24 以下の Web インターフェイスに、パス・トラバーサルの脆弱性があり、リモート攻撃者による認証バイパスが生じるかもしれない」と記されている。この欠陥は、17社のベンダーが製造する、数百万台の IoT 機器に影響を与える可能性があり、被害の対象としては何社かの ISP が含まれるかもしれない。今回の攻撃は、Juniper Threat Labs の研究者により発見されたものであり、この2月から IoT 機器を標的としていた、脅威アクターによるキャンペーンだと、専門家たちは捉えている。

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