OneDev の脆弱性 CVE-2024-45309 が FIX:DevOps Platform から機密情報が漏洩する

OneDev DevOps Platform Patches Critical Security Flaw Exposing Sensitive Data – (CVE-2024-45309)

2024/10/22 SecurityOnline — オープンソース DevOps プラットフォーム OneDev に存在する、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2024-45309 が発見/修正された。この脆弱性の悪用に成功した未認証の攻撃者は、OneDev サーバ・プロセスを介してアクセスできる、任意のファイルの読み取りを可能にする。それらのファイルとしては想定されるものには、ソース コード/コンフィグ/ユーザー認証情報などがあり、機密情報の漏洩にいたる可能性が生じている。

OneDev は、ソフトウェア開発ライフサイクルの簡素化を目的とした、オールインワンの DevOps プラットフォームである。オープンソースとして提供され、単一のアプリケーションとして包括的なツール・スイートを提供するため、GitLab などのプラットフォームに対する強力な代替手段となり得る。

脆弱性 CVE-2024-45309 (CVSSv4:8.7) は、OneDev バージョン 11.0.8 以前を使用している組織に対して深刻なセキュリティ・リスクをもたらすものになる。この欠陥が悪用されると、システム侵害/データ侵害/知的財産の盗難など、深刻な結果を招く可能性がある。

OneDev のセキュリティ・アドバイザリには、「深刻なセキュリティ脆弱性が発見された。この脆弱性の悪用に成功した認証されていないユーザーには、OneDev サーバ・プロセスからアクセスできる、任意のファイルを読み取る可能性を手にする」と記されている。

すでに OneDev 開発チームは、バージョン 11.0.9 のリリースにより、この脆弱性に対処している。すべてのユーザー対して強く推奨されるのは、最新バージョンへと直ちに更新することである。