NVIDIA Riva の脆弱性 CVE-2025-23242/23243 が FIX:権限昇格や情報漏洩などの恐れ

NVIDIA Addresses Security Vulnerabilities in NVIDIA Riva with Software Update

2025/03/12 SecurityOnline — NVIDIA が公表したのは、NVIDIA Riva に存在するセキュリティ脆弱性に対処するための、ソフトウェア・アップデートのリリースである。このセキュリティ・アップデートで対処されたのは、権限昇格/データ改竄/サービス拒否/情報漏洩などにつながる可能性がある脆弱性である。

NVIDIA Riva とは、完全にカスタマイズ可能なリアルタイム会話型 AI パイプラインを構築するための、GPU アクセラレーションによる、多言語音声/翻訳マイクロ・サービスのセットであるという。

その機能としては、ASR (automatic speech recognition)/TTS (text-to-speech)/NMT (neural machine translation などが組み込まれており、クラウド/データセンター/エッジ/組み込みデバイスなどの、さまざまな環境に展開できるという。

Riva を活用する組織は、音声/翻訳の機能を LLM/RAG (retrieval-augmented generation) と統合して、従来からのチャットボットを、多言語アシスタントやアバターへと転換できる。

今回のセキュリティ・アップデートは、不適切なアクセス制御の問題の解決に、重点を置いているという。修正された脆弱性と、その潜在的な影響の詳細は、以下のとおりである。

CVE-2025-23242 (CVSS:7.3:High):NVIDIA Riva に存在する脆弱性により、不適切なアクセス制御の問題を、ユーザーが引き起こす可能性があるとされる。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、権限昇格/データ改竄/サービス拒否/情報漏洩などを引き起こす機会を手にする。

CVE-2025-23243 (CVSS:6.5:High):NVIDIA Riva に存在する脆弱性により、不適切なアクセス制御の問題を、ユーザーが引き起こす可能性があるとされる。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、データ改竄/サービス拒否などを引き起こす機会を手にする。

影響を受ける製品/影響を受けるバージョン/更新バージョンは以下のとおりである:

CVE IDs AddressedAffected ProductsPlatform or OSAffected VersionsUpdated Version
CVE-2025-23242
CVE-2025-23243
NVIDIA RivaLinux2.18.0 以下のすべてのバージョン2.19.0

NVIDIA Riva の、従来からのソフトウェア・バージョンで、発生し得る影響を示すメモも発行されている。それらの、古いリリースを使用しているユーザーに対して、強く推奨されるのは、最新バージョンへの速やかなアップグレードである。

これらの問題を報告してくれた、Trend Micro の Nebula の David Fiser と Alfredo Oliveira に対して、NVIDIA は謝意を示している。

このブログでは初登場の NVIDIA Riva ですが、クラウド/データセンター/エッジ/組み込みデバイスなどの環境に展開できるソフトウェアであり、ご利用のチームも多いことだと思います。アップデートを忘れないよう、お気をつけください。よろしければ、NVIDIA で検索も、ご参照下さい。