中国拠点のサイバー・スパイが東南アジアの ICS や SCADA を狙っている

China-Linked Cyberespionage Operation Suggests Interest in SCADA Systems

2021/08/05 SecurityWeek — 中国を拠点とするサイバースパイ集団が、東南アジア諸国の重要インフラ組織を標的にしていることが確認されて、攻撃者たちが産業用制御システム (ICS : Industrial Control Systems) に関心を示している可能性が生じた。中国の脅威アクターたちが、東南アジアを標的にすることは珍しいことではない。ここ数年、この地域の軍事/通信/技術/政府の組織を標的にしていることが確認されている。木曜日に Broadcom の一部門である Symantec は、同社の脅威ハンター・グループが、東南アジアの4つの重要インフラ組織に対して、ある脅威アクターが攻撃を仕掛けたことを確認したと報告している。

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Colonial Pipeline はランサムウェア対策として何をすべきだったのか?

Pipeline Ops Shut Down After Ransomware Attack

2021/05/11 AutomationCom — 東海岸に燃料を輸送する主要パイプライン・システムを運営している Colonial Pipeline は、5月初頭にランサムウェア攻撃を受けた後に、すべての操業を停止して事件に対処したと発表した。同社は、誰に何を要求されたのかについては、なにも言及していない。通常、ランサムウェ攻撃では、犯罪者がデータを奪った後に暗号化を行い、カギの解除と引き換えに、多額の支払いを要求する。 このパイプライン事業者が、ランサムウェア攻撃を防御するために、講じるべきだった対策が紹介されている。

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