Colonial Pipeline ハッキングにより給油パニックが発生した

Panic buying in US as petrol pumps run dry after Colonial Pipeline hack

2021/05/12 SCMP — 米国最大の燃料パイプラインの閉鎖が5日目に入ったことで、フロリダ州からバージニア州でガソリン価格が上昇し、また、ガソリン・スタンドのタンクが空になり、ドライバーたちがパニック状態に陥っている。

バイデン大統領は、Colonial Pipeline が数日後に操業を再開すると予測し、ドライバーたちに燃料を補給しないよう呼びかけた。また、US Energy Secretary の Jennifer Granholm は、「すぐに復旧するので、満タンにしないよう、要請している」と記者団に語った。ハッカーによるランサムウェア攻撃を受けた Colonial は、コンピュータ・システムをロックされ、支払いを要求されているはずだ。

しかし同社は、復旧のための進捗は順調であり、週明けにはかなりの部分の業務を再開できる見込みとしている。具体的には、再稼働へ向けた処置として、追加分の200万バレルを製油所から供給するとのことだ。Colonial は声明の中で、「供給に制約が生じているマーケットや、他社からの供給が不可能なマーケットを優先している」と述べている。この操業停止は、米国の重要インフラがサイバー攻撃に対して脆弱であること、そして、すでに現実的な被害が出始めていることを、浮き彫りにしている。

この記事は、ランサムウェア攻撃を行ったのは、 DarkSide と呼ばれる影の犯罪組織であるという、FBI の非難を紹介しています。DarkSide は、ロシアおよび東欧を拠点としていると考えられており、旧ソ連の国々の言語を使用しているコンピュータは、標的から除外していると、サイバー専門家は述べています。在米ロシア大使館は、この攻撃の背後にモスクワがいるという憶測を否定しています。

また、バイデン大統領は、現時点においてロシアが関与しているという証拠はないと述べています。先日に、DarkSide の名前で公表された声明は、「我々の目的は金儲けであり、社会に問題を起こすことではない」と述べているそうです。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) の acting director である Brandon Wales は、「我が国のインフラに対するサイバー攻撃は、より巧妙に、より頻繁に、より攻撃的になっている」と述べています。

%d bloggers like this: