ロシアの諜報機関が SolarWinds ハッキングへの関与を否定

Spy chief denies Russia was behind hack of US firm SolarWinds

2021/05/18 SCMP — 5月12日に、ロシア諜報機関のチーフは、SolarWinds サイバー攻撃への関与を否定する一方で、このような高度なハッキングの背後にモスクワが存在するという、米英の非難に対して光栄だと述べた。米英の政府は、KGB の継承者である Foreign Intelligence Service (SVR) が、米国連邦政府の 9つの機関と、数百社の民間企業を危険にさらした、ハッキング事件の犯人だと非難している。

プーチン大統領の盟友であり、SVR の Director でもある Sergei Naryshkin は、「彼らの主張は、趣味の悪いスパイ小説のようなものだ」と、BBC に語っている。SolarWinds の攻撃に SVR 関与しているかどうかを、ストレートに尋ねられた Naryshkin は、「このような高度な攻撃に我々が関与しているなら、お世辞でも嬉しいが、誰かのクリエイティブな業績を、自分のものだとは主張できない」と笑顔で言い切った。

否定もするが、挑発もするという、ロシアの対応ですね。この背景には、2020年12月に判明した SolarWinds へのハッキングにより、同社の製品を使用していた数千の企業や官公庁で生じた不正アクセスというインシデントがあります。英国のサイバー諜報機関である GCHQ は、SVR が SolarWinds 攻撃に関与している可能性が高いと述べています。冷戦時代のように、ロシアの情報機関と英国の MI6 の間で、水面下の戦いが始まるのでしょうか。「裏切りのサーカス」という、スパイ映画を思いだしてしまいました。

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