Nikkei Asia のシンガポール本社がランサムウェアに攻撃されている:詳細は不明

Media giant Nikkei’s Asian unit hit by ransomware attack

2022/05/19 BleepingComputer — 大手の日本経済新聞社は、シンガポールのグループ本社が、約1週間前の 2022年5月13日にランサムウェアの攻撃を受けたことを明らかにした。同社は 5月19日1日に発表したプレスリリースで、「サーバーへの不正アクセスが、5月13日に検知され、社内調査が行われた。日経グループ・アジアは、影響を受けたサーバーを直ちにシャットダウンし、影響を最小限に抑えるための措置を講じた」と明らかにしている。

日経は、影響を受けたサーバーに保存されていたと思われる顧客データに対して、攻撃者によるアクセスの発生の有無については、現在調査中であると述べている。日経は、「影響を受けたサーバーには、顧客データが含まれていた可能性が高く、現在、攻撃の性質と範囲を評価している最中だ」と付け加えている。このメディア大手は、これまでの、ランサムウェア攻撃に関する調査においては、データ流出の証拠は見つからなかったとも述べている。

日本経済新聞社とアジア部門は、個人情報保護を担当する日本とシンガポールの当局に対して、この攻撃を報告した。日本経済新聞社広報室は、本日発表した声明で、「このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない。関係当局と連携して適切な対応を行い、情報保護の強化に努めていく」と述べている。

BEC 詐欺師による被害

日経は2年前にも、BEC (Business Email Compromise) 詐欺の被害に遭い、1回の電信送金で数百万ドルの損失を被ったことがある。この詐欺師は、日経の役員を装い、ニューヨークにいる日経アメリカの従業員を騙し、自身の管理下にある銀行口座に $29 million を送金させた。

日経は世界最大級のメディア企業であり、約400万部の印刷/デジタル購読者を有し、40社以上の関連会社が出版/放送/イベント/データベースサービス/インデックスビジネスなどに携わっている。

2015年に Financial Times を買収した同メディア・グループは、現時点において、世界中に数十の海外編集局を持ち、1,500人以上のジャーナリストを擁している。

不正アクセスが行われたようですが、あまり多くを語らないという、よくあるパターンですね。メディアであれば、さらに言うなら、テクノロジーも取り扱うメディアであれば、インシデントの経緯などを詳しく説明してほしいと思うのですが、なかなか難しいのでしょうね。

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