Cloudflare の断固たる HTTPS 対応:HTTP を介した API リクエストを完全に遮断

Cloudflare now blocks all unencrypted traffic to its API endpoints

2025/03/22 BleepingComputer — Cloudflare の発表は、API エンドポイント (api.cloudflare.com) へ向けた、すべての HTTP 接続を終了し、今後はセキュアな HTTPS 接続だけを受け付けるというものだ。この措置の目的は、HTTP 接続を終了したサーバが、安全な通信チャネルにリダイレクトする前に、機密情報が平文の状態で漏洩するリスクを排除することにある。そのため、誤操作などにより送信されるケースも含めて、暗号化されていない API リクエストの送信は停止される。

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Telegram のエクスプロイトに $4 million:ロシアのブローカー Operation Zero が提示

Zero-day broker Operation Zero offers up to $4 million for Telegram exploits

2025/03/22 SecurityAffairs — ロシアのゼロデイ・ブローカーである Operation Zero が、Telegram のエクスプロイトに対して、最大で $4 million の報酬を提示しているというニュースが、Tech Crunch により報じられた。このロシアの企業は、ワンクリック RCE に $500K/ゼロクリック RCE に $1.5M/デバイス全体を侵害するフルチェーン・エクスプロイトに $4 million を示している。この Operation Zero は、ロシア政府と国内の企業に対してのみ、エクスプロイトを販売している。

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Microsoft Trusted Signing:マルウェアのコード署名での悪用が判明

Microsoft Trust Signing service abused to code-sign malware

2025/03/22 BleepingComputer — Microsoft の Trusted Signing プラットフォームを悪用するサイバー犯罪者たちが、有効期限が3日間のコード署名証明書を使って、マルウェアに署名していたことが明らかになった。コード署名証明書を悪用するマルウェアを、正規のソフトウェアに見せかける機会を、以前から攻撃者たちは窺っていた。なぜなら、通常はブロックされやすい未署名の実行可能ファイルと比べて、署名されたマルウェアはセキュリティ・フィルターを回避しやすく、また、疑わしいものとして警戒され難いという利点を持つからだ。

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ArcGIS Enterprise の脆弱性 CVE-2025-2538 が FIX:管理者アカウントの乗っ取りにいたる

Critical Security Flaw in ArcGIS Enterprise Exposes Admin Accounts to Remote Takeover

2025/03/22 SecurityOnline — ArcGIS Enterprise プラットフォームに、深刻な脆弱性が存在することを、Esri が明らかにした。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、パスワード・リセットの欠陥を悪用して、ビルトインされている管理者アカウントの乗っ取りを達成し得るとされる。

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