Google Play に新たな Data Safety セクションが登場:App Permissions の削除は妥当なのか?

Google Removes “App Permissions” List from Play Store for New “Data Safety” Section

2022/07/15 TheHackerNews — Google は、Play ストアで Android アプリの Data Safety セクションを開始したのに続き、モバイル/Web のアプリの両方から、App Permissions セクションを削除する準備を進めているようだ。これは、今週の初めに、 Esper の Mishaal Rahman により言及されたものだ。

Google が、2022年4月下旬に展開を始めた Data Safety セクションは、Apple iOS における Privacy Nutrition Labels を受けたものであり、それぞれのアプリによるデータ収集/処理方法について、ユーザーは統一的な見解を持つことが可能になる。

サードパーティーのアプリ開発者たちは、Data Safety セクションのための情報を、2022年7月20日までに提出するよう求められている。この期限が来週に迫っている段階で、Google は Permissions セクションを完全に削除する方向へ動いている。

ただし、Facebook/Messenger/Instagram/WhatsApp/Amazon/DuckDuckGo/Discord/PhonePe などの人気アプリが、現時点で Data Safety セクションに対応していないことから、この決定は性急なものであったと思われる。

特に、Data Safety セクションが信義的なシステムで運営され、ストア・リストでのアプリの完全かつ正確な宣言を、開発者に求めることを考えると、Google が Permissions セクションの削除に踏み切った理由は不明である。

Data Safety に対して、App Permissions セクションは、Google が審査プロセスでアプリをスキャンして作成したものであり、各アプリに必要な全てのアクセス許可を、ユーザーがインストール前に確認できる、便利な手段となっている。

この変更には、Data safety セクションが提供する、可読性の向上が一役買っていると見られているが、どれほど新システムを信頼できるのかは、現時点において不明である。

このところ、Google Play では問題が多発しています。たとえば、4月8日の「Google Play に粘着する SharkBot バンキング RAT は次世代型:テストが終わると蠢き出す」や、6月14日の「Google Play に潜む Android マルウェア:いまも生き続ける悪意のアプリ5点を暴く」、7月13日の「Android に新規マルウェア Autolycos が登場:Google Play で 300 万インストール!」などを見ると、Google の悩みが見えてきます。その一方で、4月28日の「Google Play 2021年の奮闘記:120 万件の悪質アプリをブロックしたけど・・・」のような対策が講じられていますが、多勢に無勢という感じです。今回の Data Safety セクションも、安全な Google Play を実現するための一環なのでしょうが、App Permissions を廃止してしまって、ほんとうに大丈夫なのでしょうか?

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