CISA の Secure Our World キャンペーン:誰もができる4つのステップを解って欲しい

CISA Kicks Off Cybersecurity Awareness Month With New Program

2023/10/02 SecurityWeek — 20th Cybersecurity Awareness Month を記念して、サイバー・セキュリティを向上させたい CISA は、企業や個人が取るべき4つの重要な行動を促進することを目的として、新しいプログラムを開始した。2004年以降において、10月という月に行われてきたのは、民間と公的セクターの両方に対して、サイバー・セキュリティの重要性への認識を高めるキャンペーンである。

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AI が作り出すフィッシング・メール:それを見分けることは不可能だ

AI-Generated Phishing Emails Almost Impossible to Detect, Report Finds

2023/10/02 InfoSecurity — AI チャットボットを悪用するサイバー犯罪者たちが、フィッシング・キャンペーンを展開する可能性が懸念されているが、メール・セキュリティ・プロバイダーの Egress によると、AI が作成したフィッシング・メールを検知することは、ほぼ不可能だとのことだ。10月2日に発表された Egress の Phishing Threat Trends Report によると、フィッシング・メールを AI 検知器で分析しても、71.4% の確率で、チャットボットと人間の見分けができないという。

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BunnyLoader は最強の Malware-as-a-Service:信じられないスピードで機能を強化している

New BunnyLoader threat emerges as a feature-rich malware-as-a-service

2023/10/02 BleepingComputer —

セキュリティ研究者たちがハッカー・フォーラムで発見した新しい MaaS (Malware-as-a-Service) は、システム・クリップボードの内容を盗んで置き換えることができるファイルレス・ローダーであり、BunnyLoader と名付けられている。このマルウェアの開発は急速に進んでおり、新機能の追加やバグ修正が行われたアップデート版が提供されている。現時点で提供されている機能としては、ペイロードのダウンロードと実行/キーログの収集/機密データと暗号通貨の窃取/リモートコマンド実行などがある。

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Microsoft Defender による Tor Browser へのマルウェア・フラグ:誤検知が確認され解除

Microsoft Defender no longer flags Tor Browser as malware

2023/10/02 BleepingComputer — 最近のバージョンの Tor Browser は、更新された tor.exe ファイルが取り込まれていることが原因となり、それを潜在的な脅威だと誤解する Windows Defender によりフラグを立てられていた。ユーザーはトロイの木馬の可能性を警告され、コミュニティにさざ波が立ったが、それは誤検知のケースであった。TorBrowser は、この件に関して最新情報を提供している。この問題について Microsoft に問い合わせた Tor Browser は、明確な回答を得たとしている。

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Exim が脆弱性 CVE-2023-42115 などにパッチ適用:悪用には特殊な環境が必要?

Exim patches three of six zero-day bugs disclosed last week

2023/10/02 BleepingComputer — Exim の3件の脆弱性に対して、パッチがリリースされた。匿名のセキュリティ研究者により発見され、Trend Micro の Zero Day Initiative (ZDI) を通じて公開された脆弱性 CVE-2023-42115 は、SMTP サービスに存在する Out-of-bounds Write の欠陥が起因するものだ。この脆弱性の悪用に成功したリモートの未認証の攻撃者は、サービス・アカウントのコンテキストで、コード実行を可能にするという。

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OpenRefine の Zip Slip 脆弱性 CVE-2023-37476 が FIX:RCE にいたる恐れ

OpenRefine’s Zip Slip Vulnerability Could Let Attackers Execute Malicious Code

2023/10/02 TheHackerNews — OpenRefine のデータ・クリーンアップおよび変換ツールに存在する深刻な脆弱性により、影響を受けるシステム上で任意のコードが実行される可能性がある。この OSS ソフトウェアの脆弱性 CVE-2023-37476 (CVSS: 7.8) は、OpenRefine バージョン 3.7.3 以下において、特別に細工されたプロジェクトをインポートする際に引き起こされる、Zip Slip の脆弱性に起因するものである。

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JetBrains TeamCity の RCE 脆弱性 CVE-2023-42793:ランサムウェアによる攻撃を確認

Ransomware gangs now exploiting critical TeamCity RCE flaw

2023/10/02 BleepingComputer — JetBrains の TeamCity の CI/CD (continuous integration and continuous deployment) サーバに存在する深刻な脆弱性を、ランサムウェア・ギャングたちが標的にしはじめた。この脆弱性 CVE-2023-42793 (CVSS : 9.8) は、ユーザーとの対話を必要としない複雑度の低い攻撃を可能にする。したがって、認証バイパスに成功した未認証の攻撃者により、リモートからのコードを実行 (RCE) が引き起こされる。この脆弱性を発見/報告したのは、スイスのセキュリティ企業 Sonar である。そして、9月21日に JetBrains が、TeamCity 2023.05.4 をリリースし、この深刻な脆弱性に対処した1週間後に、Sonar による技術的な詳細が発表された。

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Progress WS_FTP の脆弱性 CVE-2023-40044:積極的な悪用が観測された

Live Exploitation Underscores Urgency to Patch Critical WS-FTP Server Flaw

2023/10/02 SecurityWeek — Progress Software の WS_FTP サーバ製品に存在する、認証前の深刻な脆弱性に対するパッチがリリースされたが、その僅か数日後に、複数のターゲット環境に対する積極的な悪用を検出されたと、セキュリティ専門家たちが警告している。サイバーセキュリティ・ベンダー Rapid7 は、さまざまな顧客の環境で、WS_FTP の脆弱性が悪用されている事例を検出し、この週末に警鐘を鳴らし始めた。

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