RedEnergy という Stealer-as-a-Ransomware:ブラジルとフィリピンのインフラを攻撃している

RedEnergy Stealer-as-a-Ransomware Threat Targeting Energy and Telecom Sectors

2023/07/05 TheHackerNews — RedEnergy と名付けられた高度なランサムウェアの脅威が、ブラジルとフィリピンの公共/電力/石油/ガス/テレコム/機械などの部門を標的として、LinkedIn のページを介した野放し状態での攻撃を行っていることが発見された。Zscaler の研究者である Shatak Jain と Gurkirat Singh は、「このマルウェアは各種のブラウザから情報を盗み出す能力を持ち、機密データの流出を可能にすると同時に、ランサムウェア活動を実行するための、さまざまなモジュールを組み込んでいる」と、最近の分析結果を説明している。研究者たちは、被害者に最大限の損害を与えることを目的として、データ窃盗と暗号化を組み合わせていると指摘している。

Continue reading “RedEnergy という Stealer-as-a-Ransomware:ブラジルとフィリピンのインフラを攻撃している”

Access-as-a-Service へと進化した Raspberry Robin:Clop ランサムウェアの展開を推進か?

Raspberry Robin Operators Selling Cybercriminals Access to Thousands of Endpoints

2022/10/28 TheHackerNews — Raspberry Robin ワームは Access-as-a-Service へと進化し、IcedID/Bumblebee/TrueBot (Silence)/Clop などの、他のペイロード展開に採用されつつある。Microsoft Security Threat Intelligence Center (MSTIC) は、「このマルウェアは、複雑で相互接続されたマルウェア・エコシステムの一部であり、従来からの USB ドライブ拡散を超えた、多様な感染方式を実現している」と詳述している。Raspberry Robin は、USB ドライブを介して Windows システムに拡散するマルウェアであり、感染させた QNAP ストレージ・サーバを Command and Control に使用することから、 サイバー・セキュリティ企業 Red Canary は QNAP Worm とも呼んでいる。

Continue reading “Access-as-a-Service へと進化した Raspberry Robin:Clop ランサムウェアの展開を推進か?”