ウクライナ IT Army の DDoS 攻撃:ロシアのアルコール飲料ネットワークを破壊か?

Ukraine IT Army hit EGAIS portal impacting Russia’s alcohol distribution

2022/05/06 SecurityAffairs — ハクティビスト集団 Ukraine IT Army が、ロシア国内のアルコール流通の要とされる、統合国家アルコール会計情報システム (EGAIS:Unified State Automated Alcohol Accounting Information System) のポータルに対して、大規模な DDoS 攻撃を繰り返して仕掛けていることが判明した。

ロシアのメディア Vedomosti によると、「この EGAIS の運用に大規模な障害が発生し、5月の最初の連休の間に、アルコールの生産者/販売者から製品が出荷されることはなかった。このトラブルは、アルコール飲料の大規模小売業者と同協会に所属する4人の人物により報告されたが、どうやら DDoS 攻撃が発生しているようだ」とされている。

アルコール飲料の生産者と販売業者は、EGAIS システムが使用できないために、製品を出荷することができず、現状においては商品不足の可能性が警告されている。

EGAIS の Web サイトへの攻撃は、5月2日と3日に行われ、4日には障害が報告された。その一方で、ウクライナの IT Army コミュニティ内でサイトでは、攻撃への参加が呼びかけられている。

この攻撃の影響により、工場ではアルコール・タンクへの受け入れができなくなり、流通網へはビン詰めされた商品が供給されなくなった。多くの工場が倉庫への出荷を完全に停止し、その後には、生産量を減らしているようだ。

この記事を書いている時点では、EGAIS のポータルはアクセスできない状態にある。

Ukraine IT Army が、ロシア人からウォッカを取り上げてやれと思ったのかどうかは分かりませんが、この産業を攻撃して麻痺させることで、ロシアを混乱させるという狙いはアリだと思います。たしか、カラマーゾフの兄弟でウォッカを、「天国の水」を呼んでいたような記憶があって、調べてみましたが分かりませんでした。その代わりに、「ロシア文学のキャラクターたちはどんな酒を飲んだか?」という記事を見つけました。こんなコンテンツを楽しめた時期もあったのですね。ロシアが遠くなってしまいました。

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