Microsoft 2023-12 月例アップデート:1件のゼロデイと 34件の脆弱性に対応

Microsoft December 2023 Patch Tuesday fixes 34 flaws, 1 zero-day

2023/12/12 BleepingComputer — 今日は Microsoft の December 2023 Patch Tuesday であり、合計で 34件の脆弱性が修正されたが、その中には AMD CPU ゼロデイ脆弱性1件に対する更新プログラムも含まれている。Microsoft は、8件のリモート・コード実行 (RCE) バグを修正したが、そのうちの3件のみが Critical と評価されている。全体では、4件の Critical 脆弱性があり、1件はPower Platform (スプーフィング) 、2件はインターネット接続共有 (RCE)、1件はWindows MSHTML Platform (RCE) であった。


それそれのカテゴリーにおける脆弱性の件数は以下の通りである:

  • 10件:権限昇格の脆弱性
  • 8件:リモート・コード実行の脆弱性
  • 6件:情報漏えいの脆弱性
  • 5件:サービス拒否の脆弱性
  • 5件:スプーフィング脆弱性

なお、合計で 34件の脆弱性の中には、12月7日に修正された Microsoft Edge の8件の脆弱性は含まれていない。

また、今日にリリースされた非セキュリティ更新プログラムの詳細については、最新の Windows 11 KB5033375 累積更新プログラムおよび、Windows 10 KB5033372 累積更新プログラムを解説する記事を参照してほしい。

公開されたゼロデイ脆弱性1件を修正

今月の Patch Tuesday では、2023年8月に公開された AMD のゼロデイ脆弱性の中の、これまでにパッチが未適用だった1件が修正されている。

CVE-2023-20588:AMD Speculative Leaks の脆弱性は、特定の AMD プロセッサに存在するゼロ除算のバグであり、誤って機密データを返してしまう可能性があるものだ。この欠陥は8月に公表され、AMD は以下の緩和策を推奨する以外に、修正策を提供していなかった。

AMD — 影響を受ける製品について、AMD はソフトウェア開発のベスト・プラクティスに従うことを推奨する。開発者は、特権境界を変更する前に、分割操作で特権データが使用されていないことを確認することで、この問題を緩和できる。AMD は、この脆弱性はローカル・アクセスを必要とするため、AMD は潜在的な影響は低いと考えている — AMD

今日の December 2023 Patch Tuesday の一環として Microsoft は、影響を受ける AMD プロセッサーに存在するバグを解決するための、セキュリティ・アップデートをリリースした。

他社における最新のアップデート

2023年12月にアップデートまたはアドバイザリをリリースした、その他のベンダーは以下のとおりである:

  • Qualcomm/MediaTek のチップ:5Ghoul 攻撃により 5G 携帯電話でサービス停止する可能性がある。

  • Atlassian:Confluence/Jira/Bitbucket に存在する、4件の深刻なリモートコード実行 (RCE) の脆弱性対するセキュリティアップデートをリリース。

  • Apple:最近のゼロデイに対するパッチを、旧式の iPhone/Apple Watch/Apple TVの一部モデルにバックポートした。

  • Cisco:Cisco ASA/Firepower に存在する脆弱性に対処し、IP アドレスのなりすましを阻止するためのセキュリティ・アップデートをリリース。

  • Google:Android 2023年12月のセキュリティ・アップデートをリリースし、深刻なゼロデイを修正した。

  • SAP:2023年12月の Patch Day アップデートをリリース。

  • Sierra Wireless:Sierra OT/IoT ルーターに影響を及ぼす、21件の脆弱性に対するセキュリティ・アドバイザーをリリース。

  • Intel/AMD/Arm:次世代 CPU から機密データが窃取される、SLAM サイドチャネル攻撃に対応。

  • VMware:Cloud Director に存在する深刻な認証バイパスを修正。

  • WordPress:RCE 攻撃につながる可能性のある POP チェーンを修正。

2023年12月の Patch Tuesday のフルリストは、ココで参照できる。