Prometheus という Crimeware-as-a-Service (CaaS):フィッシングとリダイレクトを促進

Russian Hackers Heavily Using Malicious Traffic Direction System to Distribute Malware

2022/01/19 TheHackerNews — サブスクリプション・ベースの Crimeware-as-a-Service (CaaS) ソリューションと、クラックされた Cobalt Strike のコピーの連携が確立され、脅威アクターによる侵入後の活動を支えるツールとして提供されていると、研究者たちは疑っている。この種のサービスだと言われる Prometheus の存在は、サイバー・セキュリティ企業である Group-IB が、悪意のソフトウェア配布キャンペーンの詳細を開示した 2021年8月に明らかにされた。

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Prometheus TDS という MaaS (Malware-as-a-Service) とトラフィック操作攻撃

A Wide Range of Cyber Attacks Leveraging Prometheus TDS Malware Service

2021/08/05 TheHackerNews — 複数のサイバー犯罪グループが、MaaS (Malware-as-a-Service) ソリューションを活用して、Campo Loader / Hancitor / IcedID / QBot / Buer Loader / SocGholish などのペイロードを展開する悪意のソフトウェア配布キャンペーンを、ベルギーの個人や米国の政府機関/企業/法人に対して実施している。この Prometheus というサービスは、2020年8月からアンダーグラウンドなプラットフォームで月額250ドルで販売されている。マルウェアが混入された Word や Excel のドキュメントを配布することで、ユーザーをフィッシング・サイトや悪意のサイトに誘導することを目的とした、TDS (Traffic Direction System) であることが、The Hacker News に共有された Group-IB の報告書で明らかになった。

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