Earth Krahang は中国由来の APT:ありきたりの OSS ツールで 48の政府機関を侵害

Chinese APT ‘Earth Krahang’ Compromises 48 Gov’t Orgs on 5 Continents

2024/03/19 DarkReading — これまで正体不明だった、中国のスパイ・グループが特定された。このフループは、標準的な TTP (Tactics/Techniques/Procedures) を用いながらも、23カ国の少なくとも 70組織への侵入に成功したが、そこには政府機関の 48組織も含まれていたという。Earth Krahang は、高レベルの軍事 APT ではないようだ。Trend Micro の研究者たちは新たなレポートの中で、中国共産党 (CCP) が契約した、民間のハッカー雇用オペレーションである、iSoon の一部である可能性を示唆している。

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Openfire の脆弱性 CVE-2023-32315:野放し状態での悪用が観測されている

Hackers actively exploiting Openfire flaw to encrypt servers

2023/09/26 BleepingComputer — Openfireメッセージング・サーバの深刻な脆弱性を積極的に悪用するハッカーたちが、ランサムウェアによる暗号化と、クリプトマイナー侵害を展開している。Openfire は、Java ベースのオープンソース・チャット (XMPP) サーバであり、すでに 900 万回もダウンロードされ、安全なマルチプラットフォーム・チャット通信のために広く使用されているものだ。脆弱性 CVE-2023-32315 の悪用により、Openfire の管理コンソールで、認証バイパスが引き起こされる。その結果として、未認証の攻撃者による、脆弱なサーバー上での新たな管理者アカウント作成にいたる可能性が生じる。

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Openfire Server への攻撃:約 3,000 台の未パッチ・サーバが標的になっている

3,000 Openfire Servers Exposed to Attacks Targeting Recent Vulnerability

2023/08/23 SecurityWeek — Openfire の脆弱性 CVE-2023-32315 に対するパッチが適用されていない、3,000台以上のサーバに対する新たな悪用方法により、その多くが攻撃にさらされていることが、VulnCheck の報告で明らかになった。Ignite Realtime が管理する Openfire は、XMPP プロトコルを使用し、Javaで書かれた、クロスプラットフォームのリアルタイム・コラボレーション・サーバであり、Web インターフェイスによる管理をサポートしている。

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