Fortinet Firewall の脆弱性 CVE-2024-55591/CVE-2025-24472 を悪用:SuperBlack の手口とは?

SuperBlack Ransomware operators exploit Fortinet Firewall flaws in recent attacks

2025/03/14 SecurityAffairs — Fortinet の2つの脆弱性を悪用し、SuperBlack ランサムウェアを展開する脅威アクターの活動を、2025年1月〜3月に Forescout Research – Vedere Labs の研究者たちが観察した。この攻撃では、ロシア語のアーティファクトが用いられ、独自の運用シグネチャである Mora_001 を示すとおり、この脅威アクターによるものだと、専門家たちは考えている。Mora_001 が LockBit エコシステムに関連している可能性があると、専門家たちは推測している。つまり、ランサムウェア・オペレーションの、複雑さが増していることを反映している。

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CISA の予算が $10M もカット:ISAC の活動が行き詰まり従業員が解雇される

CISA Cuts $10M in ISAC Funding & 100s of Employees

2025/03/14 DarkReading — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)は、数百人のレイオフと数百万ドルの予算削減により、これまでの短い歴史の中で最大の変革期を迎えている。同庁は、この2月に数百人の職員を解雇した。このレイオフの正確な規模は不明だが、推定では 300~400人程度であり、1月時点での 3,300人という職員数を考えると、かなりの大人数である。

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GSMA と Rich Communications Services:クロスプラットフォームのための E2EE を公表

GSMA Confirms End-to-End Encryption for RCS, Enabling Secure Cross-Platform Messaging

2025/03/14 TheHackerNews — GSM Association (GSMA) が発表したのは、Rich Communications Services (RCS) プロトコル経由で送信されるメッセージを保護するための、E2EE (End-to-End Encryption) の正式サポートである。それにより、Android/iOS プラットフォーム間で共有されるクロスプラットフォーム・メッセージに、待望のセキュリティ保護がもたらされる。

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OpenAI の Operator に悪意を植え付ける:Symantec が Phishing PoC で実証したものは?

Symantec Demonstrates OpenAI’s Operator Agent in PoC Phishing Attack

2025/03/14 hackread — 最近になって OpenAI がリリースした “Operator” などの AI エージェントが、サイバー攻撃に悪用される可能性があることを、Symantec の脅威ハンターたちが実証した。それらの AI エージェントは、定型的なタスクを自動化して生産性を高めるように設計されているが、Symantec の調査によると、人間の入力を最小限に抑えることで、複雑な攻撃シーケンスの実行も可能にすることが示されている。

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Black Basta が開発した BRUTED Framework:ブルートフォース攻撃の最適化と自動化

Ransomware gang creates tool to automate VPN brute-force attacks

2025/03/14 BleepingComputer — Black Basta ランサムウェアは、ブルートフォース攻撃を自動化するフレームワーク “BRUTED” を使用し、ファイアウォールや VPN などのエッジ・ネットワーク・デバイスを標的にしている。このグループは、独自に開発した BRUTED により、効果的にネットワークへのイニシャル・アクセスを獲得し、インターネット上に公開された脆弱なエンドポイントへのランサムウェア攻撃を拡大させている。流出した Black Basta の内部チャット・ログを、EclecticIQ の研究者である Arda Buyukkaya が詳細に分析した結果により、この BRUTED の存在が明らかになったという。

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Percona PMM OVA の脆弱性 CVE-2025-26701 (CVSS 10) が FIX:ルート認証情報の漏洩

CVE-2025-26701 (CVSS 10): Percona PMM OVA Users at Risk of Unauthorized Access

2025/03/14 SecurityOnline — Percona Monitoring and Management (PMM) の、Open Virtual Appliance (OVA) に深刻なセキュリティ脆弱性が発見され、そのデータベース環境に深刻なリスクが生じている。この脆弱性 CVE-2025-26701 (CVSS:10.o) の悪用に成功した攻撃者は、不正なルート・アクセスを達成し、機密性の高いシステム認証情報を漏洩させる可能性を得るという。

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CISA KEV 警告 25/03/13:Juniper の CVE-2025-21590 と Apple の CVE-2025-24201 を登録

U.S. CISA adds Apple products and Juniper Junos OS flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/03/14 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに、以下の脆弱性を追加した:

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DeepSeek R1 とジェイルブレイク:マルウェア生成の能力を試してみた – Tenable 調査

AI Chatbot DeepSeek R1 Can Be Manipulated to Create Malware

2025/03/14 HackRead — オープンソースの AI チャットボットである DeepSeek R1 は、キーロガーやランサムウェアなどの悪意のソフトウェアを、その操作に応じて生成し得ることが、サイバーセキュリティ企業 Tenable Research の新たな分析により明らかになった。Tenable Research の調査は、DeepSeek における有害なコードの生成能力の評価を目的として行われたものであり、2種類の主要なマルウェア・タイプに焦点を当てるものとなっている。具体的には、秘密裏にキー・ストロークを記録するキーロガーと、ファイルを暗号化して身代金を要求するランサムウェアである。

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