ClamAV 1.5.0 がリリース:MS Office と PDF における検出/検証メカニズムが大幅に改善

ClamAV 1.5.0 Released with New MS Office and PDF Verification Feature

2025/10/08 CyberSecurityNews — Cisco が発表したのは、オープンソースのウイルス対策エンジンの、重要なアップデートとなる ClamAV 1.5.0 のリリースだ。このアップデートで導入されたのは、セキュリティの大幅な強化と、新しいドキュメント・スキャン機能、API の大幅な改善である。このバージョンでは、プラットフォームにおける検出/検証のメカニズムに重点が置かれ、特に Microsoft Office ドキュメント/PDFファイル/暗号化の整合性が強化されている。それにより、最新のマルウェア脅威に対抗するための強力なツールがユーザーに提供される。

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ClamAV の脆弱性 CVE-2025-20260/20234 が FIX:DoS と RCE への対応

ClamAV 1.4.3 and 1.0.9 Released with Fixes for Critical Remote Code Execution Vulnerability

2025/06/19 gbhackers — ClamAV 開発チームが公表したのは、システムの整合性を損なう可能性のある深刻な脆弱性を解決するための、2つの重要なセキュリティ・パッチリリース (Ver 1.4.3/1.0.9) のリリースである。さらに、1.4 LTS リリース向けに、Linux aarch64 (ARM64) RPM/ インストーラー・パッケージを導入し、ARM ベースのアーキテクチャにおける互換性が高められている。

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Cisco ClamAV の DoS 脆弱性 CVE-2025-20128 が FIX:すでに PoC が提供

Cisco warns of denial of service flaw with PoC exploit code

2025/01/22 BleepingComputer — Cisco がリリースしたセキュリティ・アップデートは、すでに PoC エクスプロイト・コードが公開されている、ClamAV の脆弱性 CVE-2025-20128 を修正するものだ。脆弱性 CVE-2025-20128 の原因は、Object Linking and Embedding 2 (OLE2) 復号ルーチンにおけるヒープベース・バッファ・オーバーフローの欠陥にある。この脆弱性の悪用に成功した未認証のリモートの攻撃者は、脆弱性のあるデバイス上でサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こせるという。

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ClamAV の脆弱性 CVE-2024-20380 が FIX:クラッシュとサービス拒否状態を回避

ClamAV Issues Urgent Patch for High-Risk DoS Vulnerability CVE-2024-20380

2024/04/18 SecurityOnline — ClamAV 開発チームがリリースしたのは、人気のオープンソース・アンチウイルス・ソフトウェアに対する、緊急のセキュリティ・パッチである。このパッチは、脆弱性 CVE-2024-20380 (CVSS:7.5) に対処するものであり、認証されていないリモートの攻撃者に悪用されると、ClamAV サービスがクラッシュし、サービス拒否 (DoS) 状態に陥る可能性が生じる。

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ClamAV の脆弱性 CVE-2024-20328/CVE-2024-20290 が FIX:ただちにパッチを!

ClamAV Bugs Expose Users to Command Injection (CVE-2024-20328) and DoS Attacks (CVE-2024-20290)

2024/02/07 SecurityOnline — OSS のアンチウイルス・エンジン ClamAV に存在する、深刻な脆弱性について、先日に Cisco が明らかにした。それらの脆弱性には、エンドポイント/クラウドサービス/Web セキュリティ・インフラなどに大混乱をもたらす可能性があるため、早急な対策が必要である。

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Cisco Unified CM の深刻な脆弱性 CVE-2023-20211 などが FIX:直ちにパッチ適用を!

Cisco Patches High-Severity Vulnerabilities in Enterprise Applications

2023/08/17 SecurityWeek — 8月16日〜17日に Cisco は、特権の昇格/SQL インジェクション/パストラバーサル/サービス拒否 (DoS) などにつながる深刻度の高い脆弱性を修正した。このうち最も深刻なものは、Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) と、Unified Communications Manager Session Management Edition (Unified CM SME) などの、Web 管理インターフェースに影響するものだ。

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Cisco ClamAV の深刻な脆弱性 CVE-2023-20032/CVE-2023-20052 が FIX

Cisco fixed critical RCE bug in ClamAV Open-Source Antivirus engine

2023/02/17 SecurityAffairs — Cisco が公表したのは、オープンソース・アンチウイルス・エンジン ClamAV に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2023-20032 (CVSS:9.8) の修正である。HFS+ file parser コンポーネントに存在する、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なデバイス上でのリモート・コード実行や、DoS 状態の生成などが可能になる。この脆弱性は、ClamAV のバージョン 1.0.0 以下/0.105.1 以下/0.103.7 以下に影響を及ぼす。Cisco は、報告者である Google の Simon Scannell に謝意を表している。