Instagram に €405M の罰金:アイルランド規制当局が不適切なアカウント保護を摘発

Irish Watchdog Fines Instagram 405M Euros in Teen Data Case

2022/09/06 SecurityWeek — 欧州連合の厳格なデータプライバシー規則に違反して、Instagram が 10代の若者の個人情報を誤って扱っていたことが判明した後に、このソーシャルメディア・プラットフォームは、アイルランドの規制当局により多額の罰金を科されることになった。 この月曜日のメールで、アイルランドのデータ保護委員会は、Instagram に €405 million ($402 million) の罰金を科す最終決定を、先週に下したことを明らかにした。

この罰金は、EU の厳しいプライバシー規則の下で出されたものとしては、昨年ルクセンブルクの規制当局が Amazonに課した €746 million に次ぐ規模である。

Instagram の親会社であり、Facebook も所有する Meta は、「今回の調査を通じて、規制当局に対して全面的に協力してきたが、この罰金の計算方法には同意できないため、控訴するつもりだ」と述べている。

アイルランド監視当局の調査は、Instagram の 13歳〜17歳のユーザーの個人情報である、電子メール・アドレスや電話番号などを表示する方法を中心に行われた。なお、Instagram の利用者の最低年齢は 13歳である。

18歳未満を含むユーザーが、ビジネス・アカウントに切り替えたときに、連絡先をプロフィールに表示していることを、データ・サイエンティストが発見したことから、この調査が始まった。Instagram 、精神衛生上の問題から、この機能を一部の国の個人アカウントから削除し始めている。しかし、それらのユーザーたちは、自身の投稿に付けられる「いいね!」の統計値を見るために、この機能を使ったようだ。

Instagram は、この調査は1年以上前に更新された、古い設定に焦点を当てられていると述べていた。そして、その当時から、10代の若者が参加する時には、アカウント非公開を自動的に設定するなど、新しいプライバシー機能をリリースしている。

Instagram は、「この判決について慎重に検討し続けている」と述べている。

EU のデータプライバシー規則では、アイルランドの監視機関が、ダブリンに欧州本部を置く数多くの米ハイテク企業の主管規制機関となっている。

同監視当局は、この Meta 傘下の企業に対して、他にも多数の問い合わせを行っている。昨年は、WhatsApp と他の Meta 企業との間で、人々のデータを共有する際の透明性に関する違反があったとして、€225 million の罰金を科している。

このところの Meta は、踏んだり蹴ったりですね。医療系のデータ流出として、7月30日の「Meta (FB) と米病院が提訴された:ターゲティング広告のために医療データを収集/使用?」と、8月22日の「Facebook の Meta Pixel:ミスコンフィグレーションで 130万人分の医療データが流出」を引き起こし、おまけに利益はボロボロという状況です。もう、昔の輝きを取り戻すことはないのでしょうか。

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