FCC 提示:健康保険会社によるロボコールに対して $45 M の反則金

FCC proposes $45 million fine for health insurance robocaller

2022/02/18 BleepingComputer — 今日、米国連邦通信委員会 (Federal Communications Commission:FCC) は、Telephone Consumer Protection Act (法) に違反したロボコール業者に対して、過去最大の罰金額を提示した。FCC は、フロリダ州を拠点とする Lead Generator である Interstate Brokers が、緊急の目的のためではなく、また、消費者の事前の同意を得ることもなく、50万件以上の違法なロボコールを行ったとして、$45 million の TCPA 反則金を科したいとしている。

同社は、COVID-19 パンデミックに関する虚偽の情報により、健康保険商品の購入を促し、遠隔医療サービスを含む健康プランを提供したとされている。

この違法なロボコール・キャンペーンに遭った消費者は、サードパーティ・ベンダーから健康保険の見積もりを、オンラインで目を通している間に、事前に収集された自分の電話番号で、録音された音声メッセージを受け取っていた。この電話に出ると、自動システムによりコールセンターに転送され、Interstate Brokers のサービスを採用している複数の保険会社の、健康保険商品を勧められた。

FCC のプレスリリースには、「Interstate Brokers は電話消費者保護法に明らかに違反する、無線電話による 514,196回の、固定電話による 271回の、勧誘ロボコールを行っていたことが判明した。

また、FCC は1万件の電話のサンプルを確認し、その電話が録音されたメッセージであることをダイヤル・プラットフォームのプロバイダーに確認した。そして、数人の受信者に話を聞いたところ、電話を受けることに同意していないことも確認したという。そのため、欧州委員会が提案した TCPA ロボコールに関する罰金の中でも、最大のものになる」と記されている。

TCPA と Do Not Call 登録への違反

これらの自動テレマーケティング電話の多くは、電話消費者保護法で義務付けられている、書面による事前の同意なしに個々の電話番号にかけられたものである。さらに、これらの電話の一部は、不要なセールス電話を防ぐはずの、Do Not Call Registry に登録されている人々にも届いていた。

今回の提示は、2020年5月に FCC が発表した、米国の消費者に対する嫌がらせや法律違反に対して、ロボコール業者に罰金を科す前に、あえて警告は発しない命令を受けてのものだ。この命令では、FCC が提案した没収罰則額に加えて、意図的に違法なロボコールをかけた場合の罰則金の上限も $10,000 に引き上げられた。

これまでにも、FCC は Truth in Caller ID Act (法) に基づき、成りすましロボコールを対象とした他の強制措置を実施してきた。たとえば、FCC は 2018年5月に、フロリダ州に拠点を置くテレ・マーケティング業者に対し、3カ月間で約1億回の成りすましロボコールを行ったとして、$120 million の罰金を科した。

また、2018年9月にも FCC は、健康保険プランを売り込むために、2100万回以上の成りすましロボコールを行った、ノースカロライナ州を拠点とする健康保険テレ・マーケティング業者に対し、$82 million の罰金を科している。

この種の記事を訳したのは、初めてのことです。基本的に、知らない番号からの電話には出ないので、日本のテレ・マーケティングの状況がわかりませんが、このあたり、どうなっているのでしょうか? それにしても、米国の Do Not Call Registry という制度は良いですね。調べてみたら、「National Do Not Call Registry について」という資料が、なぜか国交省から出ていました。2004年12月31日の時点で、登録者数は約 8,300万人とのことです。

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