HashiCorp Vault の脆弱性 CVE-2024-7594 が FIX:無制限の SSH アクセスが発生

HashiCorp Vault Flaw (CVE-2024-7594): Unrestricted SSH Access Threatens System Security

2024/09/26 SecurityOnline — インフラストラクチャ自動化ソフトウェアの大手プロバイダーである HashiCorp は、同社のシークレット管理ツール Vault の脆弱性に関する、重要なセキュリティ・アドバイザリを発行した。脆弱性 CVE-2024-7594 (CVSS:7.7) は、Vault Community および Enterprise Edition の、バージョン 1.7.7 〜 1.17.5 に影響を及ぼす。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、標的システムに対する無制限の SSH アクセスが許可されるため、重要なインフラにおけるデータ侵害/サービス中断/不正制御の可能性を手にする。

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Progress WhatsUp Gold の6件の脆弱性が FIX:ただちにアップデートを!

Critical WhatsUp Gold Vulnerabilities Demand Immediate Action

2024/09/26 SecurityOnline — Progress Software が発表した最新のセキュリティ・アドバイザリは、同社のネットワーク監視アプリケーション WhatsUp Gold に影響を及ぼす6つの深刻な脆弱性の発見に関するものである。世界中の組織において WhatsUp Gold は利用され、サーバの稼働時間と可用性をモニタリングし、サーバ上で実行されているサービスを追跡している。そして、新たに特定された一連の脆弱性は重大なリスクを伴うものであり、ネットワーク・インフラストラクチャへの不正な接続/制御の可能性が生じるというものだ。

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VLC Media Player の脆弱性 CVE-2024-46461 が FIX:ただちにアップデートを!

VLC Media Player Update Needed: CVE-2024-46461 Discovered

2024/09/26 SecurityOnline — 人気の VLC Media Player ユーザーに求められているのは、新たに発見された任意のコード実行などの脆弱性に対応するために、直ちにソフトウェアを更新することである。それを怠ると、悪意の攻撃により、プログラムがクラッシュする可能性が生じる。VLC の脆弱性 CVE-2024-46461 (CVSS:8.0) は、悪意を持って作成された MMS ストリームを処理する際に引き起こされる、整数オーバーフローに起因している。最も可能性の高い結果はクラッシュであるが、他の脆弱性と組み合わせることで、情報漏洩やリモート・コード実行につながる可能性があると、セキュリティ専門家たちは警告している。

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WordPress の Jupiter X Core プラグインの脆弱性が FIX:90,000 以上のサイトに影響

Critical Flaws Discovered in Jupiter X Core WordPress Plugin Affecting Over 90,000 Sites

2024/09/26 SecurityOnline — WordPress の Jupiter X Core プラグインに存在し、90,000 を超える Web サイトに影響を及ぼすとされる、2つの深刻な脆弱性がセキュリティ研究者たちにより発見された。この脆弱性の悪用に成功した未認証の攻撃者は、Web サイトの完全に制御や、管理者アカウント乗っ取りの可能性を手にする。

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Common UNIX Printing System (CUPS) の複数の脆弱性:現実での影響は限定的だが

CUPS flaws enable Linux remote code execution, but there’s a catch

2024/09/26 BleepingComputer — オープンソース印刷システムである CUPS に存在する、複数のコンポーネントの一連の脆弱性を連鎖させることに成功したリモートの攻撃者が、特定の条件下において脆弱なマシン上で任意のコードを実行できることが、Simone Margaritelli により明らかにされた。ただし、それらの脆弱性 CVE-2024-47076 (libcupsfilters)/CVE-2024-47175 (libppd)/CVE-2024-47176 (cups-browsed)/CVE-2024-47177 (cups-filters) は、デフォルト・コンフィグレーションのシステムには影響しない。

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WordPress と WP Engine の対立:セキュリティの問題へと拡大している

Automattic blocks WP Engine’s access to WordPress resources

2024/09/26 BleepingComputer — WordPress.org は、WP Engine によるリソースへのアクセスを禁止し、このプラットフォームがホストする Web サイトへのプラグイン更新の配信を停止し、その影響を受けるユーザーに対して、他のホスティング・プロバイダーを選択するよう促している。WordPress の主張は、WP Engine が自社の利益のために WordPress のコア機能を変更しているというものだ。さらに、その行動に対する批判がユーザーに届かないようにするために、何千ものサイトでダッシュボードのニュース・ウィジェットをブロックしたことへの対応だと述べている。

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HPE Aruba の脆弱性 CVE-2024-42505 などが FIX:リモートコード実行の恐れ

HPE Aruba Networking fixes critical flaws impacting Access Points

2024/09/26 BleepingComputer — HPE Aruba Networking が発表したのは、Aruba Access Points の Command Line Interface (CLI) に存在する3件の重大な脆弱性の修正である。これらの脆弱性 CVE-2024-42505/CVE-2024-42506/CVE-2024-42507 の悪用に成功した未認証の攻撃者は、脆弱なデバイスに対してリモート・コード実行を達成する可能性を手にする。特別に細工されたパケットの PAPI (Aruba Access Points 管理プロトコル) UDP ポート (8211) への送信により、これらの脆弱性が悪用されると、特権アクセスが不正に取得され、脆弱なデバイスで任意のコード実行にいたる可能性が生じる。

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英仏 議会職員のデータが漏えい:約 3,191 人分の個人情報がダークウェブで販売

Data of 3,191 congressional staffers leaked in the dark web

2024/09/26 SecurityAffairs — インターネット セキュリティ企業 Proton と Constella Intelligence の最新調査によると、約 3,191 人の議会職員の個人情報がダーク・ウェブに漏洩したようだ。それらの漏洩したデータに含まれるものには、パスワード/IP アドレス/ソーシャル・メディア情報などがあるという。この情報を最初に報じた The Washington Times は、研究者たちが発見した 1,800 件以上のパスワードは議会職員が使用しているものとし、それらがダーク・ウェブで入手可能であるとしている。議会職員の5人に1 人の個人情報がダーク・ウェブに漏洩したことになる。そして、10件を超える各種のインシデントで、約 300人の職員のデータが侵害されている。

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EPSS vs CVSS:脆弱性対応の優先順位付けという悩ましい問題を解消するには?

EPSS vs. CVSS: What’s the Best Approach to Vulnerability Prioritization?

2024/09/26 TheHackerNews — 脆弱性の深刻さの評価と修正の優先順位付けが行われる際に、数多くの企業で利用されるのは、Common Vulnerability Scoring System (CVSS) である。この CVSS スコアでは、脆弱性の潜在的な影響について一定の洞察が提供されるが、悪用される可能性といった実際の脅威データは考慮されていない。毎日のように新たな脆弱性が発見されている状況において、現実のリスク軽減につながらない脆弱性の修正に費やす時間や予算は、脆弱性対応チームにとって削減したいものとなる。そこで CVSS と EPSS を比較してみた。脆弱性の優先順位付けプロセスにとって、EPSS の利用が画期的な理由については、以下の詳細な説明を参考にしてほしい。

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