Firebase インスタンスのミスコンフィグ:平文パスワード 1900 万件が流出

Misconfigured Firebase instances leaked 19 million plaintext passwords

2024/03/19 BleepingComputer — データベース/クラウド/アプリ開発などをホスティングする、Google のプラットフォーム Firebase のミスコンフィグにより、1,900 万件あまりの平文のパスワードがインターネット上に流出していたことが、3人のサイバー・セキュリティ研究者たちの調査により明らかになった。研究者たちが 500 万件以上のドメインをスキャンしたところ、セキュリティ・ルールが有効化されていない組織の、あるいは、間違って設定されている組織の Web サイトが、916 件も発見されたとのことだ。さらに、電子メール/名前/パスワード/電話番号/銀行明細を含む請求情報などの個人情報が、1億2500万件以上も公開されていることも判明した。

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パスワードに関する調査:再利用は? 難読化は? 多要素認証は?

Password Reuse Problems Persist Despite Known Risks

2021/09/23 DarkReading — パスワード・セキュリティの危険性が認識されるようになった一方で、約3分の2の人々は、自身の複数のアカウントに同じパスワードを、または、そのバリエーションを使い続けている。最近の調査によると、平均的な人において、少なくとも 50のオンライン・アカウントが利用されていることを考えると、これは困ったことである。

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多要素認証バイパスを引き起こすテクノロジー Top-5

Top 5 Techniques Attackers Use to Bypass MFA

2021/08/06 DarkReading — 企業では、サーバー攻撃を防ぐために、多要素認証 (MFA: Multi Factor Authentication) が利用されている。しかし、MFA により 100% が保護されるという考えは、まさに誤りだ。MFA とパスワードを比較すると、個人情報漏えいのリスクを 99% 削減されると強調した統計があるが、それを回避する方法を攻撃者は知っている。では、どこに目を向ければ良いのだろうか。幸いなことに、すべてが悲観的な状況ではない。MFA がバイパスされたとしても、侵害になる前に攻撃を察知して阻止することは可能だ。

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API セキュリティのためのベスト・プラクティスを策定する

Developing Best Practices for API Security

2021/08/03 SecurityBoulevard — デジタル・トランスフォーメーションの全体的な成功において、API は欠かせないものだ。API を利用することで、デジタル資産や複数のシステムの開発が容易になる。Google のレポートによると、より多くの組織が API イニシアチブを採用し、API ファーストの姿勢でデジタル・トランスフォーメーションに取り組んでいる。このレポートによると、「58%は、上位の API イニシアチブにより、新規のアプリケーション開発のスピードを向上させる。

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