CISA KEV 警告 23/05/01:Oracle WebLogic の脆弱性 CVE-2023-21839 などが追加

CISA Warns of Attacks Exploiting Oracle WebLogic Vulnerability Patched in January

2023/05/02 SecurityWeek — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに3件の脆弱性を追加したが、その中には 2023年1月にパッチが適用された Oracle WebLogic の脆弱性も含まれる。ただし、WebLogic の脆弱性の悪用について記述された、公的な報告は存在しないようだ。この脆弱性 CVE-2023-21839 は、リモート・コードの実行において悪用される可能性があり、攻撃者による対象サーバの完全な制御に至る恐れがある。この脆弱性は、Oracle の January 2023 Critical Patch Update (CPU) で修正されたものだ。

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CISA の Log4j ブリーフィング:現時点で深刻な被害を受けた連邦政府機関は無い

CISA Unaware of Any Significant Log4j Breaches in U.S.

2022/01/11 SecurityWeek — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) だが、先日に公開された Log4j の脆弱性に関連した深刻な侵害について、現在のところ検知していないと述べている。月曜日に行われたメディアへのブリーフィングで、CISA の Director である Jen Easterly と、Executive Assistant Director for Cybersecurity である Eric Goldstein は、深刻なインシデントは検知していないと述べている。これは、数多くの組織が迅速に対応した結果だと思われる。

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Log4j の脆弱性は極めて深刻:多くの問題をインターネット上に残した

Extremely Critical Log4J Vulnerability Leaves Much of the Internet at Risk

2022/01/10 TheHackerNews — Apache Software Foundation は、広く利用されている Java ベース・ロギング・ライブラリ Log4j に存在する、悪意のコード実行と脆弱なシステムの乗っ取りを許す、ゼロデイ脆弱性の修正プログラムを公開した。この問題は、CVE-2021-44228 として追跡され、Log4Shell または LogJam というニックネームで呼ばれている。具体的に言うと、このオープンソース・ユーティリティを使用する全てのアプリケーションにおいて、認証を必要とせずにリモートコードが実行されるというものであり、Log4j Ver 2.0-beta9〜2.14.1 に影響する。このバグの深刻度は、CVSS 値 10.0 となっているで。

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Microsoft 警告:Log4j 脆弱性を悪用する攻撃ベクターは広がっていく

Microsoft Warns of Continued Attacks Exploiting Apache Log4j Vulnerabilities

2022/01/04 TheHackerNews — Microsoft は、オープンソースのロギング・フレームワーク Log4j に存在する脆弱性の悪用により、システムにマルウェアを展開しようとする試みが、国家支援ハッカーやコモディティ攻撃者により継続されていると警告している。Microsoft Threat Intelligence Center (MSTIC) は、今週の初めに発表したガイダンスの改訂版で、「12月の最後の数週間、攻撃の試みとテストが高水準で推移している。既存の攻撃者の多くが、コインマイナーからハンズオン・キーボード攻撃にいたるまで、一連の Log4j 脆弱性の悪用を、既存のマルウェア・キットや戦術に追加していることが確認されている」と述べている。

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FTC 警告:Log4J 攻撃から顧客データを保護しない企業に法的措置?

FTC warns companies to secure consumer data from Log4J attacks

2022/01/04 BleepingComputer — 今日、米国連邦取引委員会 (FTC : Federal Trade Commission) は、継続して止まない Log4J 攻撃から、顧客データの保護を怠る米国企業を追及すると警告した。FTC は、「Log4j および、今後の類似する脆弱性の結果として生じる、消費者データの流出を止めるための合理的な措置を講じない企業を、法的権限をフルに活用して追及する意向だ」と述べている

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Log4j が明らかにしたもの:ソフトウェアの依存関係と SBoM のすすめ

Log4j Highlights Need for Better Handle on Software Dependencies

2022/01/04 DarkReading — 新しい年を迎えたが、サイバー・セキュリティ業界は、またしてもソフトウェア・サプライチェーン・セキュリティの悪夢がもたらす、長期化が予測される問題に直面している。アプリケーション・セキュリティのゼロデイ問題が多発した1年の最後に生じた、Log4j の脆弱性 (Log4Shell) の問題は、2021年のテーマに沿ったブックエンドのようなもので、SolaWinds がスタートさせた年を、同じようなかたちで締め括る。

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Log4j 問題の 5W1H:現状の正確な認識と将来へ向けたステップ

AppSec and Software Community Respond to Log4j

2021/12/30 SecurityBoulevard — アプリケーション・セキュリティとオープンソース・ソフトウェアのコミュニティは、Java Log4j の脆弱性の問題に立ち向かい、ソフトウェアへのパッチ適用/情報の共有/緩和策やツールの提供などを行っている。まだ危機を脱したわけではないが、彼らのこれまでの行動には感銘を受けた。

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Apache から Log4j 2.17.1 がリリース:新たなリモートコード実行 CVE-2021-44832 に対応

Log4j 2.17.1 out now, fixes new remote code execution bug

2021/12/28 BleepingComputer — Apache は、Log4j 2.17.0 における、新たなリモートコード実行 (RCE) 脆弱性 CVE-2021-44832 をに対して、新バージョン 2.17.1 をリリースし、この問題を修正した。今日までは、2.17.0 が Log4j の最新バージョンであり、アップグレードする対象として、最も安全であると考えられていたが、アドバイザリは進化している。

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Log4j インシデントに暴露されたサイバー・セキュリティの駄目なところ

Log4j Reveals Cybersecurity’s Dirty Little Secret

2021/12/23 DarkReading — 技術系メディアが、インターネットが炎上していると報じ始めたら、重大な事態に陥っていることを意味する。Log4Shell と呼ばれる Log4j の脆弱性は、時間の経過と伴に、その深刻さが判明し、範囲と影響が拡大する一方である。米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) や英国の機関などが、直ちに対策を講じることを推奨しており、また、現代のハイテク業界の有名企業たちは、この数年で最も深刻なゼロデイ脅威に対して、深刻な脆弱性を抱えていることが判明している。

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Arctic Wolf の Log4Shell Deep Scan スクリプト:入れ子になっている Log4j を探査

Arctic Wolf Script Can Discover Log4Shell Vulnerabilities

2021/12/23 SecurityBoulevard — 今週のこと、マネージド・セキュリティ・サービスを提供している Arctic Wolf は、スキャン・ツールによる Log4Shell 脆弱性の発見を支援するスクリプトを公開した。Arctic Wolf の Field CTO である Ian McShane によると、同社は Log4Shell Deep Scan スクリプトを使用して、ネストされた JAR/WAR/EAR ファイル内の CVE-2021-45046/CVE-2021-44228 の脆弱性を検出している。

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Log4j 脆弱性とバグ報奨金:大衆のパワーが事態を明確にしてきた

Bug bounty platforms handling thousands of Log4j vulnerability reports

2021/12/22 DailySwig — 世界のソフトウェア・エコシステムに衝撃を与え続けている、Apache Log4j のバグに関連する脆弱性報告が、バグバウンティ・ハンターにより何千件も提出されている。このバグは、オープンソースの Java ロギング・ライブラリ Log4j に存在する、CVSS 値 10 という深刻な欠陥であり、これまでにない数の潜在的な標的に対して、サイバー犯罪者によるリモートコード実行 (RCE) 攻撃を許してしまうものとなる。

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Log4Shell を最初に中国政府に報告しなかった Alibaba:これでペナルティは可哀想

China disciplines Alibaba Cloud for handling of Log4j bug

2021/12/22 SCMP — 中国のインターネット・セキュリティ当局が、Alibaba Group Holding のクラウド・コンピューティング・サービス部門を懲戒処分にした。水曜日に中国メディアが報じたところによると、サイバー・セキュリティ業界を震撼させた Apache Log4j ソフトウェアの深刻な脆弱性を、最初に政府に報告しなかったことが原因のようだ。

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CISA の Apache Log4j スキャナー:CVE-2021-44228 と CVE-2021-45046 に対応

CISA releases Apache Log4j scanner to find vulnerable apps

2021/12/22 BleepingComputer — Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Apache Log4j のリモートコード実行に関する2つの脆弱性 (CVE-2021-44228/CVE-2021-45046) の影響を受ける、Web サービスを特定するためのスキャナのリリースを発表した。

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米国の国土安全保障省:Hack DHS バグバウンティ・プログラムを Log4j に拡大

‘Hack DHS’ bug bounty program expands to Log4j security flaws

2021/12/22 BleepingComputer — 米国の国土安全保障省 (Department of Homeland Security : DHS) は、Log4j の脆弱性の影響を受けた DHSシステムを追跡してくれるバグバウンティ・ハンターにも、Hack DHS プログラムを開放することを発表した。

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Apache Log4j の3度目のパッチ:Lookup による制御不能な再帰に対応

Apache releases the third patch to address a new Log4j flaw

2021/12/18 SecurityAffairs — 専門家たちが、Log4j ライブラリ上の公開された2つ目の脆弱性 CVE-2021-45046 の悪用を警告する一方で、3つ目のセキュリティ脆弱性も話題になっている。ここでは、Log4j の脆弱性の時系列を整理する。1つ目の脆弱性 CVE-2021-44228 (Log4Shell) は、先週に中国のセキュリティ研究者 p0rz9 が PoC エクスプロイトを公開したことで話題になったものだ。

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ロシアのスパイグループが Log4Shell の悪用を開始:APT28/Turla/Ursnif などによる探索を検知

Russian Cyberspy Groups Start Exploiting Log4Shell Vulnerability

2021/12/17 SecurityWeek — 先日に公開された、Log4Shell の脆弱性を狙う国家のリストにロシアが追加されたが、すでに複数のロシアン・サイバースパイ・グループが悪用を試みている。この、CVE-2021-44228/Log4Shell/LogJam として追跡されている、Log4j の脆弱性の悪用は 12月初旬に始まっている。最初の攻撃報告では、暗号通貨マイナー/DDoS マルウェア/ランサムウェア/悪意のプログラムの配信などの、利益を追求するサイバー犯罪者に関連する活動が報告されていた。

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Log4j の2つ目の脆弱性 CVE-2021-45046 が悪用されている:3つ目の脆弱性も浮上

Hackers Begin Exploiting Second Log4j Vulnerability as a Third Flaw Emerges

2021/12/15 TheHackerNews — 水曜日に、Web インフラ企業である Cloudflare は、幅広く利用されている Log4j ロギング・ユーティリティーの2つ目のバグを悪用しする脅威が存在することを明らかにした。パッチを適用していないシステムに対して、多様なマルウェアによる攻撃が続いているため、顧客は最新バージョンのインストールを迅速に行う必要がある。

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