Microsoft 2025-12 月例アップデート:3件のゼロデイを含む 57件の脆弱性に対応

Microsoft December 2025 Patch Tuesday fixes 3 zero-days, 57 flaws

2025/12/09 BleepingComputer — 今日は Microsoft の December 2025 Patch Tuesday の日だ。この月例セキュリティ更新プログラムでは、57 件の脆弱性が修正されている。そこには、現在悪用されている脆弱性1件と、公開済みゼロデイ脆弱性2件が含まれる。また、今回の月例セキュリティ更新プログラムでは、深刻度 Critical のリモート・コード実行の脆弱性3件も修正されている。

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CISA KEV 警告 25/12/09:D-Link ルータの脆弱性 CVE-2022-37055 を登録

CISA Warns of D-Link Routers Buffer Overflow Vulnerability Exploited in Attacks

2025/12/09 CyberSecurityNews — D-Link ルーターに影響を与える深刻なバッファ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2022-37055 が、CISA の Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加された。それが示すのは、すでに米連邦政府内の実環境で、この脆弱性の悪用が確認されていることである。この脆弱性は、影響を受ける D-Link ネットワーク・デバイスに依存する組織のネットワークに深刻なリスクをもたらすものだ。

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WordPress Sneeit プラグインの CVE-2025-6389 が FIX:ICTBroadcast の脆弱性 CVE-2025-2611 とボットネット攻撃

Sneeit WordPress RCE Exploited in the Wild While ICTBroadcast Bug Fuels Frost Botnet Attacks

2025/12/08 TheHackerNews — WordPress 用プラグイン Sneeit Framework に存在する、深刻なリモートコード実行の脆弱性 CVE-2025-6389 (CVSS スコア: 9.8) が、脅威アクターたちにより悪用されていることが明らかになった。その影響が及ぶ範囲は、Sneeit Framework のバージョン 8.3 以下となる。この脆弱性は、2025年8月5日にリリースされたバージョン 8.4 で修正されている。Wordfence のデータによると、このプラグインは 1,700 以上のアクティブ・インストールを保有するという。

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React を用いるサービス 215 万件以上が攻撃対象:React2Shell 公開直後から積極的な悪用を確認

2.15M Next.js Web Services Exposed Online, Active Attacks Reported – Update Immediately

2025/12/06 gbhackers — React の深刻な脆弱性 CVE-2025-55182 (通称 “React2Shell”) の公表を受け、世界中のセキュリティ・チームがシステムへのパッチ適用を急いでいる。この欠陥は React Server Components (RSC) に影響を及ぼし、CVSS スコアは最高評価の 10.0 に達しており、深刻な影響と悪用されやすさを示している。

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CISA KEV 警告 25/12/02:Android フレームワークの脆弱性 CVE-2025-48572/48633 を登録

CISA Warns of Android 0-Day Vulnerability Exploited in Attacks

2025/12/03 CyberSecurityNews — 米国の CISA は、Android フレームワークで実際に悪用が確認されている、2件の深刻な脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。これらの脆弱性により Android OS が標的化され、世界中の多数のデバイスに影響を与える恐れがある。CISA は 2025年12月2日に、Android フレームワークの権限昇格の脆弱性 CVE-2025-48572 と、情報漏洩の脆弱性 CVE-2025-48633 を KEV カタログに追加した。連邦政府機関および重要インフラ事業者には、2025年12月23日までにパッチを適用することを義務付けられている。

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200 件以上の CVE を標的とする大規模攻撃キャンペーン:Google Cloud を悪用する非公開 OAST ツール

Mystery OAST Tool Exploits 200 CVEs Using Google Cloud for Large-Scale Attacks

2025/11/29 gbhackers — Google Cloud インフラ上で、非公開の Out-of-band Application Security Testing (OAST) サービスを運用する高度な脅威アクターが、VulnCheck の最新調査により発見された。このキャンペーンでは、200 以上の CVE を標的とする大規模なエクスプロイトが展開されているという。

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FortiWeb WAF 攻撃用のエクスプロイトを Metasploit が導入:CVE‑2025‑64446/58034 攻撃チェーン

Metasploit Adds Exploit Module for Recently Disclosed FortiWeb 0-Day Vulnerabilities

2025/11/22 CyberSecurityNews — Fortinet の FortiWeb に存在する深刻な脆弱性を標的とする新たなエクスプロイト・モジュールが、Metasploit Framework に導入された。このモジュールは、先日に公開された2つの脆弱性 CVE-2025-64446/CVE-2025-58034 を連鎖させ、未認証のユーザーによる root 権限でのリモート・コード実行 (RCE) を可能にするものだ。このリリースは、Fortinet からのサイレント・パッチと、その後に発生したバイパスにより、数多くの WAF アプライアンスが無防備な状態になっている状況や、実環境での悪用の報告などに対応するものである。

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CISA KEV 警告 25/11/21:Oracle Identity Manager の RCE 脆弱性 CVE-2025-61757 を登録

CISA warns Oracle Identity Manager RCE flaw is being actively exploited

2025/11/21 BleepingComputer — 積極的な攻撃で悪用されている Oracle Identity Manager の CVE-2025-61757 は、ゼロデイ攻撃の可能性がある脆弱性だ。この脆弱性 CVE-2025-61757 は、Searchlight Cyber のアナリスト Adam Kues と Shubham Shah が発見/公開した、Oracle Identity Manager の認証前リモートコード実行 (RCE) の脆弱性である。

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CISA KEV 警告 25/11/19:Google Chrome のゼロデイ CVE-2025-13223 を登録

CISA Warns of Google Chrome 0-Day Vulnerability Exploited in Attacks

2025/11/20 CyberSecurityNews — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) が発令したのは、Google Chrome のゼロデイ脆弱性に関する緊急アラートである。この脆弱性 CVE-2025-13223 は Chromium V8 JavaScript エンジンの欠陥であり、脅威アクターにより積極的に悪用され、世界中のユーザーにリモート・コード実行やデータ侵害の恐れが生じている。

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7-Zip の RCE 脆弱性 CVE-2025-11001 が FIX:PoC 公開後に実環境での悪用が加速

Hackers Actively Exploiting 7-Zip RCE Vulnerability in the Wild

2025/11/19 CyberSecurityNews — 7-Zip の深刻なリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2025-11001 を積極的に悪用するハッカーにより、人気のファイル・アーカイバを利用する多数のユーザーが、マルウェア感染やシステム侵害の危険にさらされている。この欠陥は、ZIP アーカイブ内のシンボリック・リンクの不適切な処理に起因するものであり、攻撃者は脆弱なシステム上でディレクトリをトラバースし、任意のコードを実行できる。2025年10月に公表された CVE-2025-11001 は、権限昇格を必要とせずに広範な悪用が可能であることから、CVSS v3 スコア 7.0 と評価されている。

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CISA KEV 警告 25/11/18:FortiWeb の脆弱性 CVE-2025-58034 を登録

CISA Warns of Fortinet FortiWeb OS Command Injection Vulnerability Exploited in the Wild

2025/11/19 CyberSecurityNews — Fortinet FortiWeb アプライアンスに影響を与える深刻な脆弱性について、Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) が緊急警告を発した。この脆弱性は、現在、脅威アクターによる活発な攻撃で悪用されている。2025年11月18日に CISA は、脆弱性 CVE-2025-58034 を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加し、影響を受ける製品を使用している組織に差し迫ったリスクが生じていることを警告した。

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Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-13223/13224 が FIX:積極的な悪用を観測

Chrome Type Confusion Zero-Day Vulnerability Actively Exploited in the Wild

2025/11/18 CyberSecurityNews — Google がリリースした Chrome ブラウザの緊急アップデートは、実際に悪用されているゼロデイ脆弱性 CVE-2025-13223/CVE-2025-13224 に対処するためのものだ。同社はユーザーに対して、直ちにアップデートを行い、高度な攻撃者からのリスクを軽減すべきだと呼びかけている。Windows/Linux 向けの Chrome 安定版 142.0.7444.175 と、Mac 向けの Chrome 安定版 142.0.7444.176 が公開されている。このパッチは、V8 JavaScript エンジンにおける深刻度の高いタイプ・コンフュージョンのバグ2件を修正するものだ。

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CISA KEV 警告 25/11/04:Fortinet FortiWeb の脆弱性 CVE-2025-64446 を登録

U.S. CISA adds Fortinet FortiWeb flaw to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/11/15 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Fortinet FortiWeb の脆弱性 CVE-2025-64446 (CVSS:9.1) を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。この脆弱性は、Fortinet FortiWeb 8.0.0~8.0.1/7.6.0~7.6.4/7.4.0~7.4.9/7.2.0~7.2.11/7.0.0~7.0.11 に存在する相対パス・トラバーサルを原因とするものだ。この脆弱性を悪用する攻撃者は、脆弱なデバイスに細工した HTTP/HTTPS リクエストを送信することで、標的システム上で管理コマンドを実行できる。

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Oracle EBS のゼロデイ CVE-2025-61882 を悪用:Clop ランサムウェアが Entrust 侵害を主張

Clop Ransomware Group Allegedly Claims Breach of Entrust in Oracle 0-Day EBS Hack

2025/11/14 CyberSecurityNews — デジタル・セキュリティ企業 Entrust への侵入を、悪名高い Clop ランサムウェア・グループが主張している。この攻撃で悪用されたのは、Oracle E-Business Suite (EBS) の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-61882 であり、Oracle のエンタープライズ・ソフトウェアを利用する組織を標的にした、Clop の継続的な攻撃の姿勢を示している。

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CISA KEV 警告 25/11/13:Firebox/Triofox/Windows の脆弱性をカタログに登録

U.S. CISA adds WatchGuard Firebox, Microsoft Windows, and Gladinet Triofox flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/11/13 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、WatchGuard Firebox/Microsoft Windows/Gladinet Triofox の脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。カタログに追加された脆弱性は以下のとおりである:

  • CVE-2025-9242 WatchGuard Firebox:境界外書き込みの脆弱性
  • CVE-2025-12480 Gladinet Triofox:不適切なアクセス制御脆弱性
  • CVE-2025-62215 Microsoft Windows:競合状態の脆弱性
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Cisco の CVE-2025-20337 と Citrix の CVE-2025-5777 が標的:実環境での Webshell デプロイを観測

Hackers Actively Exploiting Cisco and Citrix 0-Days in the Wild to Deploy Webshell

2025/11/12 CyberSecurityNews — Cisco Identity Services Engine (ISE) および Citrix のゼロデイ脆弱性を、高度なハッキンググループが積極的に悪用している。実環境で確認されている一連の攻撃において、ハッカーたちはカスタム Web シェルを展開し、企業ネットワークの深層へのアクセスを得ている。調査結果が浮き彫りにするのは、ユーザー・ログインとネットワーク制御の管理を担う主要システムを標的とする攻撃者が、企業を高いリスクにさらしているという実態である。

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Microsoft 2025-11 月例アップデート:1件のゼロデイを含む 63件の脆弱性に対応

Microsoft November 2025 Patch Tuesday fixes 1 zero-day, 63 flaws

2025/11/11 BleepingComputer — 今日は Microsoft の November 2025 Patch Tuesday の日だ。このパッチに含まれるのは、63 件の脆弱性に対するセキュリティ・アップデートであり、その中には現在悪用されているゼロデイ脆弱性1件がある。今回の Patch Tuesday では、深刻度 Critical の脆弱性4件が修正されている。そのうち2件はリモート・コード実行の脆弱性であり、権限昇格と情報漏洩の脆弱性が1件ずつとなる。

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CISA KEV 警告 25/11/04:Control Web Panel の脆弱性 CVE-2025-48703 を登録

CISA Warns of Control Web Panel OS Command Injection Vulnerability Exploited in Attacks

2025/11/05 CyberSecurityNews — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Control Web Panel (CWP:旧称 CentOS Web Panel) に存在する深刻な OS コマンド インジェクション脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。この脆弱性 CVE-2025-48703 を悪用する未認証のリモート攻撃者は、最小限の条件さえクリアすれば脆弱なシステム上で任意のコマンドを実行できる。

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Clop ランサムウェア:判明した Oracle EBS の脆弱性 CVE-2025-61882 の積極的な悪用

Clop Ransomware Group Exploits New 0-Day Vulnerabilities in Active Attacks

2025/11/05 gbhackers — Clop ランサムウェア・グループが、世界中の企業組織に対して深刻な脅威をもたらしている。Ravenfile の最新調査により明らかになったのは、Oracle E-Business Suite の深刻なゼロデイ脆弱性を悪用していることだ。2019 年初頭から活動している Clop は、最も活発かつ高度なランサムウェア集団の一つとして確固たる地位を築いており、活動が開始されてから 1,025件を超える組織を標的とし、$500 million 以上の金銭を脅し取っている。

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CISA KEV 警告 22/11/04:Gladinet と Triofox の脆弱性 CVE-2025-11371 を登録

CISA Issues Alert on Gladinet CentreStack and Triofox Vulnerabilities Under Active Exploitation

2025/11/05 gbhackers — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Gladinet CentreStack と Triofox に影響を与える深刻な脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。それが示すのは、連邦政府の組織において、この脆弱性が実際に悪用されていることだ。この脆弱性 CVE-2025-11371 は、機密性の高いシステム・ファイルを外部の第三者に公開するため、これらのクラウド・ファイル共有プラットフォームを利用する組織に深刻なリスクをもたらす。

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WordPress プラグイン Post SMTP の脆弱性 CVE-2025-11833:実稼働環境での悪用を確認

Critical WordPress Post SMTP Plugin Vulnerability Puts 400,000 Sites at Risk of Account Takeover

2025/11/04 gbhackers — WordPress プラグインである Post SMTP に深刻な脆弱性が発見され、Web 上で稼働中の 40 万以上のインストールに影響を及ぼしている。この脆弱性 CVE-2025-11833 (CVSS:9.8) を悪用する未認証の攻撃者は、機密メールログへアクセスし、WordPress サイトのアカウント乗っ取りの可能性を得る。2025年11月1日以降に研究者たちが確認した悪用の試行は 4,500 件以上に達し、この脅威キャンペーンの活発化を示している。

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Open VSX レジストリで開発者のトークンが流出:エクステンションに関する悪意の活動を観測

Open VSX Registry Responds to Leaked Tokens and Malicious Extension Incident

2025/11/03 gbhackers — Eclipse Foundation の Open VSX チームは、人気のコード・マーケットプレイスで発生した認証トークンの漏洩と悪意のエクステンションに関する、重大なセキュリティ・インシデントに対応している。今月の初めに Wiz のセキュリティ研究者が特定したのは、複数の開発者トークンが、リポジトリで誤って公開されていたことだ。Open VSX チームは事態の収束に努め、今後の攻撃を防ぐための具体的な対策を取りまとめている。

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Cisco IOS XE の脆弱性 CVE-2023-20198 の悪用:BADCANDY というインプラントの展開

Cisco IOS XE Vulnerability Being Abused in the Wild to Plant BADCANDY

2025/11/01 gbhackers — Cisco IOS XE デバイスの深刻な脆弱性 CVE-2023-20198 を悪用する脅威アクターが、世界中のネットワークに悪意のインプラント BADCANDY を展開し続けていると、サイバー・セキュリティ当局が緊急警告を発している。オーストラリア通信信号局 (ASD: Australian Signals Directorate) によると、この脆弱性は 2023年10月に悪用が確認されたものである。その後の継続的な修復作業にもかかわらず、2025年10月下旬時点においても、オーストラリア国内で 150 台以上のデバイスが侵害を受けているという。

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Windows の脆弱性 CVE-2025-9491:APT による 2017 年からの悪用が判明

Unpatched Windows vulnerability continues to be exploited by APTs (CVE-2025-9491)

2025/10/31 HelpNetSecurity — 国家の支援を受ける脅威アクターやサイバー犯罪グループが、Windows の脆弱性 CVE-2025-9491 (ZDI-CAN-25373) を、2017 年から悪用し続けていることが明らかになった。Arctic Wolf Labs の脅威研究者たちは、「新たに検知した攻撃キャンペーンが、 UNC6384 に起因すると高い確信を持って評価している。過去に記録された UNC6384 の攻撃との間で、マルウェア・ツール/戦術的手順/標的の選択/インフラの重複などの証拠があり、この帰属を特定した」と述べている。

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LANSCOPE の脆弱性 CVE-2025-61932:中国政府が支援する BRONZE BUTLER が悪用

Threat Actors Exploit LANSCOPE Endpoint Manager Zero-Day Vulnerability to Steal Confidential Data

2025/10/31 gbhackers — 2025年の半ばに、Sophos Counter Threat Unit (CTU) の研究者たちが公表したのは、中国政府が支援する BRONZE BUTLER の脅威アクターが、MOTEX LANSCOPE Endpoint Manager の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-61932 を悪用したことである。この攻撃者は、企業ネットワークへの不正アクセスと機密データの窃取を試みる、高度なサイバー攻撃キャンペーンを展開していた。この発見が示すのは、10年以上にわたりサイバー・セキュリティの脅威状況において大きな存在感を示してきた、この高度な脅威グループによる攻撃パターンの新たな兆しである。

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Windows WSUS の脆弱性 CVE-2025-59287:大規模な偵察とデータ窃取の活動を確認

Attackers Exploit Windows Server Update Services Flaw to Steal Sensitive Organizational Data

2025/10/31 gbhackers — Windows Server Update Services (WSUS) に発見された脆弱性 CVE-2025-59287 が、実際に悪用されていることを Sophos の研究者たちが確認した。この脆弱性を悪用する脅威アクターが、世界中の組織から機密データを収集しているという。このリモート・コード実行の脆弱性の悪用においては認証が不要であるため、企業ネットワークへの侵入と、重要な情報の窃取を試行する攻撃者にとって、価値の高い標的となっている。

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CISA KEV 警告 25/10/30:XWiki/VMware Aria/VMware Tools の脆弱性を登録

U.S. CISA adds XWiki Platform, and Broadcom VMware Aria Operations and VMware Tools flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/30 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、XWiki Platform/VMware Aria Operations/VMware Tools に存在する脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。カタログに登録された脆弱性は以下のとおりである:

  • CVE-2025-24893 (CVSS スコア:9.8):XWiki Platform における式評価インジェクションの脆弱性
  • CVE-2025-41244 (CVSS スコア:7.8):VMware Aria Operations/VMware Tools における不適切に定義された権限の脆弱性
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Windows Server WSUS の脆弱性 CVE-2025-59287 の悪用を確認:CISA が警告

CISA Alerts on Active Exploitation of WSUS Vulnerability

2025/10/30 gbhackers — 2025年10月29日に米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は 、Windows Server Update Services (WSUS) の深刻な脆弱性 CVE-2025-59287 の積極的な悪用を警告した。この警告は同日中に更新され、脆弱なシステムの特定や潜在的な脅威の検知に関する重要な情報が追加された。

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XWiki の RCE 脆弱性 CVE-2025-24893:積極的な悪用とコインマイナーの配布を検知

XWiki RCE Vulnerability Actively Exploted In Wild To Deliver Coinminer

2025/10/28 CyberSecurityNews — 人気のオープンソース Wiki プラットフォーム XWiki に存在する、深刻なリモート・コード実行 (RCE) の脆弱性が悪用され、侵害を受けたサーバ上で暗号通貨マイニング・マルウェアが展開されている。脆弱性 CVE-2025-24893 を悪用する未認証の攻撃者は、悪意のテンプレートを挿入することで、認証の完全な回避と任意のコード実行を可能にするという。

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政府機関を標的とする Gamaredon のフィッシング活動:WinRARの脆弱性 CVE-2025-8088 を悪用

Gamaredon Phishing Campaign Exploits WinRAR Vulnerability to Target Government Agencies

2025/10/28 gbhackers — WinRAR の深刻なパス・トラバーサル脆弱性 CVE-2025-8088 を悪用する悪名高い脅威グループ Gamaredon が、政府機関を標的とする巧妙なフィッシング攻撃キャンペーンを展開していると、Gen Threat Labs のサイバー・セキュリティ研究者たちが明らかにした。この攻撃者が用いる手口は、無害に見える PDF 文書を開かせるだけで、悪意のペイロードを密かに展開するという、武器化された RAR アーカイブの配布である。

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Microsoft WSUS の脆弱性 CVE-2025-59287:広範な悪用試行が観察されている

Hackers Exploiting Microsoft WSUS Vulnerability In The Wild – 2800 Instances Exposed Online

2025/10/27 CyberSecurityNews — Microsoft の Windows Server Update Services (WSUS) に存在する深刻な脆弱性を、ハッカーたちが悪用している。セキュリティ研究者たちが報告しているのは、この脆弱性を標的とする広範な攻撃の試みである。脆弱性 CVE-2025-59287 (CVSS 3.1:9.8) を悪用する攻撃者は、パッチ未適用の WSUS サーバ上でリモート・コード実行を可能にする。この攻撃が成功すると、企業ネットワーク全体が脅威アクターの制御下に置かれることになる。

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Google Chrome のゼロデイ CVE-2025-2783 を悪用:Dante ツールセットを用いた高度な攻撃とは?

Critical Chrome 0-Day Under Attack: Mem3nt0 Mori Hackers Actively Exploiting Vulnerability

2025/10/27 gbhackers — 2025年3月に Kaspersky のセキュリティ研究者が検知した攻撃は、それまで知られていなかった Google Chrome の脆弱性 CVE-2025-2783 を悪用して、著名な標的に高度なスパイウェアを配布するものだった。Operation ForumTroll と呼称される、この洗練された攻撃キャンペーンは、パーソナライズされたフィッシング・リンクを用いて、ロシア国内のメディア/大学/研究機関/政府機関/金融機関など多様な組織を侵害してきた。

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CISA KEV 警告 25/10/24:Microsoft WSUS/Adobe Commerce/Magento の脆弱性を登録

U.S. CISA adds Microsoft WSUS, and Adobe Commerce and Magento Open Source flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/24 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Microsoft WSUS/Adobe Commerce/Magento Open Source の脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。カタログに追加された脆弱性のリストは以下の通りである:

  • CVE-2025-54236:Adobe Commerce/Magento の不適切な入力検証
  • CVE-2025-59287:Microsoft WSUS の信頼されていないデータのデシリアライズ
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WinRAR のゼロデイを悪用:Bitter APT が展開する狡猾な情報窃取キャンペーンとは?

Bitter APT Exploits WinRAR Zero-Day Through Malicious Word Files to Steal Sensitive Data

2025/10/22 gbhackers — Bitter (APT-Q-37) として追跡される脅威グループが、Office マクロの悪用と、未知の WinRAR パス・トラバーサル脆弱性を悪用し、C# バックドアを仕掛けて機密情報を盗み出している。Qi’anxin Threat Intelligence Center の研究者は、この二面的な攻撃が示すのは、同グループの戦術の進化と、中国やパキスタンなどの戦略的な地域における、政府/電力/軍事の重要標的への注力であると警告している。

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SharePoint の脆弱性 ToolShell CVE-2025-53770:中国由来の APT による悪用が止まらない

Chinese Hackers Using ToolShell Vulnerability To Compromise Networks Of Government Agencies

2025/10/22 CyberSecurityNews — Microsoft SharePoint サーバの深刻な脆弱性を悪用する中国拠点の脅威アクターが、世界中のネットワークに侵入している。このスパイ活動とみられる攻撃キャンペーンは、政府機関や重要インフラを標的としている。ToolShell として識別される脆弱性 CVE-2025-53770 は、未認証のリモート・コード実行を可能にするものであり、2025年7月に情報が公開されて以来、Microsoft による迅速な修正プログラムの適用に反して活発に悪用されている。

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Xubuntu 公式サイトで侵害が発生:Windows を標的とする悪意の実行ファイルが拡散

Threat Actors Compromise Xubuntu Website To Deliver Malicious Windows Executable

2025/10/22 CyberSecurityNews — Xubuntu の公式サイトに侵入した脅威アクターにより、ISO の Torrent ダウンロードが悪意の ZIP ファイルへとリダイレクトされた。このインシデントは 2025年10月18日に発覚しており、サポート終了 OS の代替への関心が高まる中で、コミュニティが管理する Linux ディストリビューション・サイトに依存せざるを得ないという問題を浮き彫りにしている。Xubuntu ISO ファイルの入手を試みたユーザーにはトロイの木馬が提供され、クリップボード・データの乗っ取りによる暗号通貨の窃取にさらされた。

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AdaptixC2 の悪用を検出:npm 汚染を狙う脅威アクターのポスト・エクスプロイト手法とは?

AdaptixC2 Emerges in npm Supply-Chain Exploit Against Developers

2025/10/21 gbhackers — Kaspersky のサイバー・セキュリティ研究者が、npm エコシステムを標的とした高度なサプライチェーン攻撃を発見した。この攻撃を仕掛ける脅威アクターは、正規のプロキシ・ユーティリティを装う悪意の npm パッケージを通じて、AdaptixC2 ポスト・エクスプロイト・フレームワークを配布していた。この発見が示すのは、高度なマルウェアを配信するための攻撃ベクターとして、オープンソース・ソフトウェア・リポジトリが悪用されるリスクが高まっている状況である。

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中国由来の Salt Typhoon:Citrix の脆弱性を悪用する APT の高度な手法とは?

Salt Typhoon Uses Citrix Flaw in Global Cyber-Attack

2025/10/20 InfoSecurity — Salt Typhoon に関連するサイバー侵入が、サイバー・セキュリティ研究者たちにより確認された。この中国拠点のグループによる攻撃は、Citrix NetScaler Gateway の脆弱性を悪用するものだ。Darktrace が観測した攻撃活動では、このグループの常用手法である DLL サイドローディングやゼロデイ・エクスプロイトといった高度な手法が用いられていた。それにより、標準的な検知手段の回避とシステムへの侵入が達成される。

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CISA KEV 警告 25/10/20:Oracle EBS/Windows SMB/Kentico/Apple の脆弱性を登録

Five New Exploited Bugs Land in CISA’s Catalog — Oracle and Microsoft Among Targets

2025/10/20 TheHackerNews — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は5件のキュリティ脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。その中には、先日に公表された Oracle E-Business Suite (EBS) に影響を及ぼす脆弱性が含まれており、連邦政府機関への攻撃でも悪用されたことになる。この脆弱性 CVE-2025-61884 (CVSS:7.5) は、Oracle Configurator のランタイム・コンポーネントに存在するサーバサイド・リクエスト・フォージェリ (SSRF) の欠陥であり、攻撃者に対して重要なデータへの不正アクセスを許すものだ。CISA は、「この脆弱性は、認証を必要としないリモートからの悪用が可能だ」と述べている。

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Cisco IOS/IOS XE の脆弱性 CVE-2025-20352:SNMP の悪用事例を観測

Cisco IOS and IOS XE Software Vulnerabilities Let Attackers Execute Remote Code

2025/10/17 CyberSecurityNews — Cisco が明らかにしたのは、広く使用される IOS/IOS XE ソフトウェアに存在する深刻な脆弱性の情報である。この脆弱性 CVE-2025-20352 を悪用する攻撃者は、リモート・コード実行を引き起こし、デバイスのクラッシュや完全な制御権の奪取などを達成するという。この欠陥は、Simple Network Management Protocol (SNMP) サブシステムに存在する場合ものであり、特別に細工した SNMP パケットを IPv4/IPv6 ネットワーク経由で使用する攻撃者に、スタック・オーバーフロー状態の可能性を与える。

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F5 侵害と大規模な情報漏洩:オンラインに露出する約 27万台の F5 デバイス – 日本は2位

Over 269,000 F5 Devices Exposed Online After Major Breach: U.S. Faces Largest Risk

2025/10/17 CyberSecurityNews — F5 による情報公開は、同社が明らかにした高度な国家レベルの攻撃の直後に行われたものだ。この攻撃では、F5 の開発環境が侵害され、ソースコード/BIG-IP 製品の未公表脆弱性の詳細情報が盗み出された。その影響が及ぶ範囲として挙げられるのは、公開されたデバイスの約半数にあたる 134,000 台が集中する米国であり、F5 のアプリケーション・デリバリー・コントローラーに依存する世界中の組織に警鐘を鳴らしている。2024年8月に検知された今回の侵害の特質は、長期にわたる不正アクセスにあり、F5 のインフラに存在する脆弱性を露呈するものだ。この問題により、公開されたデバイスへのリスクが増大する可能性がある。

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CISA KEV 警告 25/10/15:Adobe Experience Manager の脆弱性 CVE-2025-54253 を登録

CISA Warns Of Adobe Experience Manager Forms 0-Day Vulnerability Exploited In Attacks

2025/10/16 CyberSecurityNews — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Adobe Experience Manager Forms に存在する深刻なコード実行の脆弱性に対する緊急アラートを発令し、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) に登録した。この脆弱性 CVE-2025-54253 (CVSS:9.8) が影響を及ぼす範囲は、Java Enterprise Edition (JEE) ソフトウェアであり、それを悪用する攻撃者は、脆弱なシステム上で任意のコード実行の可能性を手にする。

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CISA KEV 警告 25/10/14:SKYSEA/Rapid7/Windows/IGEL OS の脆弱性を KEV に登録

U.S. CISA adds SKYSEA Client View, Rapid7 Velociraptor, Microsoft Windows, and IGEL OS flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/16 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、OracSKYSEA Client View/Rapid7 Velociraptor/Microsoft Windows/IGEL OS の脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。それらの脆弱性は、以下のとおりである。

  • CVE-2016-7836:SKYSEA Client View における不適切な認証
  • CVE-2025-6264:Rapid7 Velociraptor の不適切なデフォルト権限
  • CVE-2025-24990:Microsoft Windows の不適切なポインタ参照
  • CVE-2025-47827:IGEL OS における有効期限切れのキーの使用
  • CVE-2025-59230:Microsoft Windows の不適切なアクセス制御
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Windows Remote Access Connection Manager の脆弱性 CVE-2025-59230:悪用を確認

Hackers Exploit Windows Remote Access Connection Manager 0-Day in Ongoing Attacks

2025/10/15 gbhackers — 2025年10月14日の Patch Tuesday で公開された、Windows Remote Access Connection Manager の脆弱性 CVE-2025-59230 (CVSS:7.8) の悪用が、Microsoft により確認された。システムへのアクセス権限が制限されている攻撃者であっても、このセキュリティ上の欠陥を悪用することで、自身の権限を最高レベルに昇格させ、侵害したシステムを完全に制御する可能性を得るという。

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ScreenConnect を悪用する脅威アクターたち:RMM の機能を逆手に取る侵害の手法とは?

ScreenConnect Abused by Threat Actors to Gain Unauthorized Remote Access to Your Computer

2025/10/14 CyberSecurityNews — 長年にわたり Remote Monitoring and Management (RMM) ツールは、IT 管理者にとって不可欠な資産として機能し、企業のエンドポイントを網羅し、シームレスなリモート制御/無人アクセス/スクリプトによる自動化を提供してきた。その一方で、ここ数ヶ月でセキュリティ研究者が確認しているのは、ConnectWise の RMM ソリューションである ScreenConnect を、初期侵入と継続的な制御のためのバックドアとして悪用する攻撃者の急増である。

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Oracle E-Business Suite の脆弱性 CVE-2025-61884:機密データへの不正アクセスの可能性

Another remotely exploitable Oracle EBS vulnerability requires your attention (CVE-2025-61884)

2025/10/12 HelpNetSecurity — Oracle E-Business Suite (EBS) の Oracle Configurator 製品には、ランタイム・ユーザー・インターフェイスに脆弱性 CVE-2025-61884 が存在する。この脆弱性は以前の CVE-2025-61882 と同様に、EBS バージョン 12.2.3~12.2.14 までが影響を受けると、公式には説明されている。

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SonicWall SSL VPN の脆弱性 CVE-2024-40766:Akira ランサムウェアが攻撃

SonicWall SSL VPN Devices Targeted by Threat Actors to Distribute Akira Ransomware

2025/10/10 gbhackers — SonicWall SSL VPN のパッチ未適用のデバイスを悪用する Akira ランサムウェア攻撃の急増が、2025年7月から8月にかけて確認されている。すでにパッチがリリースされているが、数多くの組織が依然として脆弱な状態にあり、脅威アクターによる初期アクセスの取得と、Akira の二重脅迫スキームの実行が懸念されている。2025年8月20日に Darktrace が検出したのは、米国の顧客ネットワークにおける異常なネットワーク・スキャンと偵察活動である。

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Oracle EBS のゼロデイを悪用する大規模な恐喝キャンペーン:CL0P の犯行を Google が特定

Google Warns of CL0P Ransomware Group Actively Exploiting Oracle E-Business Suite Zero-Day

2025/10/10 CyberSecurityNews — CL0P ランサムウェア・グループが Oracle E-Business Suite (EBS) 環境を標的とした大規模な恐喝キャンペーンを開始したことで、サイバー・セキュリティ環境は深刻な脅威に直面している。セキュリティ研究者が指摘するのは、CL0P 恐喝ブランドとの連携を主張する脅威アクターたちが、多数の組織の経営幹部を標的とする高度かつ大量のメール・キャンペーンを、2025年9月29日以降において開始していることだ。

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FreePBX の 脆弱性 CVE-2025-57819 が FIX:SQLi によるデータベース改竄を検出

FreePBX SQL Injection Vulnerability Leads to Database Tampering

2025/10/08 gbhackers — FreePBX に存在する深刻な SQL インジェクションの脆弱性 CVE-2025-57819 が攻撃者により悪用され、データベースの改竄や脆弱なシステム上での任意のコード実行が引き起こされている。この脆弱性が影響を及ぼす範囲は、FreePBX のサポート対象バージョン 15/16/17 となる。FreePBX は人気のオープンソース PBX プラットフォームであり、Asterisk VoIP システムを管理する Web インターフェイスを提供している。

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CISA KEV 警告 25/10/07:Zimbra ZCS の脆弱性 CVE-2025-27915 を登録

U.S. CISA adds Synacor Zimbra Collaboration Suite (ZCS) flaw to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/07 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Synacor Zimbra Collaboration Suite (ZCS) の脆弱性 CVE-2025-27915 を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。この脆弱性 CVE-2025-27915 は、Zimbra Collaboration Suite のバージョン 9.0~10.1 に存在する、蓄積型 XSS の欠陥であり、ICS ファイル (iCalendar 形式) における HTML サニタイズの不備に起因する。悪意の ICS エントリを取り込んだメールを被害者が開くと、<ontoggle> イベントを介して JavaScript が実行され、攻撃者によるセッションの乗っ取り/メール転送設定の変更/データ窃取が引き起こされる。

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