Oracle EBS のゼロデイ CVE-2025-61882 などを悪用:Cl0p ランサムウェアがユーザーに脅迫メールを送信

Cl0p Ransomware Actively Exploiting Oracle E-Business Suite 0-Day

2025/10/07 gbhackers — Cl0p ランサムウェア集団が、Oracle E-Business Suite (EBS) の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-61882 を積極的に悪用し、企業顧客を標的にしているという。この攻撃に関連する脅威アクターからの脅迫メールを、複数の組織が受け取ったとの報告があり、Oracle は緊急セキュリティ・アドバイザリを発行した。

Continue reading “Oracle EBS のゼロデイ CVE-2025-61882 などを悪用:Cl0p ランサムウェアがユーザーに脅迫メールを送信”

CISA KEV 警告 25/10/06:Oracle/Mozilla/Windows/Linux/IE の脆弱性を KEV カタログに登録

U.S. CISA adds Oracle, Mozilla, Microsoft Windows, Linux Kernel, and Microsoft IE flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/07 SecurityAffairs — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Oracle/Linux Kernel/Mozilla/Microsoft Windows/Microsoft Internet Explorer の脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。以下に、今回追加された脆弱性の概要を示す。

  • CVE-2010-3765:Mozilla におけるリモート・コード実行の脆弱性
  • CVE-2010-3962:Internet Explorer におけるメモリ破損の脆弱性
  • CVE-2011-3402:Windows におけるリモートコード実行の脆弱性
  • CVE-2013-3918:Windows における境界外書き込みの脆弱性
  • CVE-2021-22555:Linux カーネルにおける境界外書き込みの脆弱性
  • CVE-2021-43226:Windows における権限昇格の脆弱性
  • CVE-2025-61882:Oracle E-Business Suite における RCE の脆弱性
Continue reading “CISA KEV 警告 25/10/06:Oracle/Mozilla/Windows/Linux/IE の脆弱性を KEV カタログに登録”

Palo Alto Networks と Grafana を標的とする大規模な偵察活動:懸念される Zero-Day/N-Day 脆弱性の悪用

Massive surge in scans targeting Palo Alto Networks login portals

2025/10/04 BleepingComputer — Palo Alto Networks のログイン・ポータルを狙う、不審なスキャンの急増が示すのは、疑わしい IP アドレスからの明確な偵察活動であると研究者たちは警告している。サイバー・セキュリティ情報会社 GreyNoise は、Palo Alto Networks の GlobalProtect/PAN-OS プロファイルを狙う IP アドレスが、500% も増加したと報告している。この活動がピークに達した 10月3日には、1,285 以上の固有 IP アドレスが活動に参加していた。通常において、1日のスキャン・アドレスが 200 IP を超えることはないと、GreyNoise は述べている。

Continue reading “Palo Alto Networks と Grafana を標的とする大規模な偵察活動:懸念される Zero-Day/N-Day 脆弱性の悪用”

CISA KEV 警告 25/10/02:GNU Bash/Juniper ScreenOS/Jenkins/Meteobridge/Samsung の脆弱性を登録

U.S. CISA adds Smartbedded Meteobridge, Samsung, Juniper ScreenOS, Jenkins, and GNU Bash flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/10/04 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) が、Smartbedded Meteobridge/Samsung/Juniper ScreenOS/Jenkins/GNU Bash の脆弱性を KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに登録した。これらの脆弱性は以下の通りである。

  • CVE-2014-6278:GNU Bash OS コマンド・インジェクション
  • CVE-2015-7755:Juniper ScreenOS 不適切な認証
  • CVE-2017-1000353:Jenkins リモート・コード実行
  • CVE-2025-4008:Meteobridge のコマンド・インジェクション
  • CVE-2025-21043:Samsung モバイル・デバイスの境界外書き込み
Continue reading “CISA KEV 警告 25/10/02:GNU Bash/Juniper ScreenOS/Jenkins/Meteobridge/Samsung の脆弱性を登録”

Cisco IOS/IOS XE の SNMP 脆弱性 CVE-2025-20352:攻撃での悪用を CISA が警告

CISA Warns of Cisco IOS and IOS XE SNMP Vulnerabilities Exploited in Attacks

2025/10/01 CyberSecurityNews — Cisco IOS/IOS XE の SNMP (Simple Network Management Protocol) 実装が、実際の攻撃で悪用されているとの報告を受け、CISA が警告を発している。2025年8月に公開された脆弱性 CVE-2025-20352 は、SNMP エンジンにおける深刻なバッファ・オーバーフローに起因し、未認証のリモート攻撃者に対して任意のコード実行を許す可能性がある。

Continue reading “Cisco IOS/IOS XE の SNMP 脆弱性 CVE-2025-20352:攻撃での悪用を CISA が警告”

VMware のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-41244:中国由来の脅威アクターによる悪用を観測

Urgent: China-Linked Hackers Exploit New VMware Zero-Day Since October 2024

2025/09/30 TheHackerNews — 2024年10月中旬以降において、VMware Tools/VMware Aria Operations に影響を及ぼす新たな脆弱性を、UNC5174 と呼ばれる脅威アクターがゼロデイ攻撃として悪用していると、NVISO Labs がレポートしている。この脆弱性 CVE-2025-41244 (CVSS:7.8) は、ローカル権限昇格のバグである。

Continue reading “VMware のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-41244:中国由来の脅威アクターによる悪用を観測”

Veeam Backup & Replication 標的の RCE エクスプロイト:ダークウェブでの販売の疑い

Veeam RCE Exploit Allegedly Listed for Sale on Dark Web

2025/09/30 gbhackers — ダークウェブ・マーケットプレイスに新たに掲載されたリストが、サイバー・セキュリティ・コミュニティに懸念を引き起こしている。ハンドルネーム “SebastianPereiro” を用いる販売者が宣伝するのは、Veeam Backup & Replication プラットフォームを標的とするリモート・コード実行 (RCE) のエクスプロイトであるという。”2025年6月のバグ” として宣伝されている、このエクスプロイトは Veeam 12.x 系の特定バージョン (12.1/12.2/12.3/12.3.1) に影響を与えるものだ。広告によると、このエクスプロイトは Active Directory と統合されたシステムに特化し、悪用の前提として正規の Active Directory 認証情報が必要になるという。

Continue reading “Veeam Backup & Replication 標的の RCE エクスプロイト:ダークウェブでの販売の疑い”

CISA KEV 警告 25/09/29:Cisco IOS/Fortra/Libraesva/Linux Sudo/Adminer の脆弱性を登録

U.S. CISA adds Adminer, Cisco IOS, Fortra GoAnywhere MFT, Libraesva ESG, and Sudo flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/09/30 SecurityAffairs — 米国 の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Cisco IOS/Fortra GoAnywhere MFT/Libraesva ESG/Linux Sudo/Adminer の脆弱性を KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに登録した。

  • CVE-2025-20352:Cisco IOS/IOS XE:スタック・オーバーフロー
  • CVE-2025-10035:Fortra GoAnywhere:信頼できないデータのデシリアライズ
  • CVE-2025-59689:Libraesva ESG:コマンド・インジェクション
  • CVE-2025-32463:Linux Sudo:信頼できない制御範囲からの機能の組み込み
  • CVE-2021-21311:Adminer: サーバサイド・リクエスト・フォージェリ
Continue reading “CISA KEV 警告 25/09/29:Cisco IOS/Fortra/Libraesva/Linux Sudo/Adminer の脆弱性を登録”

SonicWall ファイアウォールを標的とする攻撃:Akira ランサムウェアによるログイン試行を分析

Cybercriminals Target SonicWall Firewalls to Deploy Akira Ransomware via Malicious Login Attempts

2025/09/29 gbhackers — 侵害済の SonicWall SSL VPN 認証情報を悪用して、4時間以内に Akira を拡散させるという迅速な攻撃に、セキュリティ・チームは直面している。それは、同種の脅威として最短の滞留時間の記録である。この攻撃では、認証が成功 (多くはホスティング関連 ASN からの発信) した後の数分でポートスキャンが始まり、Impacket SMB ツールを悪用する探索が行われ、多様な環境に Akira が展開される。

Continue reading “SonicWall ファイアウォールを標的とする攻撃:Akira ランサムウェアによるログイン試行を分析”

Fortra GoAnywhere MFT の脆弱性 CVE-2025-10035:パッチ公開前のゼロデイ攻撃を確認

Fortra GoAnywhere Vulnerability Exploited as 0-Day Before Patch

2025/09/26 CyberSecurityNews — Fortra の GoAnywhere Managed File Transfer (MFT) ソリューションに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2025-10035 (CVSS:10.0) は、同社によるパッチが公開された1週間も前から、ゼロデイ攻撃として積極的に悪用されていた。この脆弱性はコマンド・インジェクションの欠陥であり、認証を必要としないリモート・コード実行を可能にするという。セキュリティ企業 watchTowr が確認したのは、2025年9月10日 (Fortra の公式アドバイザリ発表の8日前) から、実環境での悪用が始まっていた証拠である。

Continue reading “Fortra GoAnywhere MFT の脆弱性 CVE-2025-10035:パッチ公開前のゼロデイ攻撃を確認”

Cisco ASA/FTD のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20333/20362 が FIX:積極的な悪用を観測

Cisco ASA 0-Day RCE Vulnerability Actively Exploited in the Wild

2025/09/26 CyberSecurityNews — Cisco が発行したのは、ASA (Adaptive Security Appliance)/FTD (Firewall Threat Defense) ソフトウェア・プラットフォームに存在し、現在も悪用されている深刻なゼロデイ脆弱性を警告する、緊急のセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性 CVE-2025-20333 (CVSS:9.9) を悪用する認証済みのリモート攻撃者は、影響を受けるデバイス上で root 権限による任意のコード実行の可能性を手にする。

Continue reading “Cisco ASA/FTD のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20333/20362 が FIX:積極的な悪用を観測”

CISA 警告:Cisco ASA/Firepower の3つの脆弱性に対する緊急指令

CISA orders agencies to patch Cisco flaws exploited in zero-day attacks

2025/09/25 BleepingComputer — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) が連邦政府機関に対して発令したのは、ゼロデイ攻撃で悪用された Cisco 製ファイアウォール・デバイスの保護を命じる緊急指令である。9月25日の緊急指令 25-03 は、Adaptive Security Appliance (ASA)/Firepower Threat Defense (FTD) ソフトウェアにおける、脆弱性 CVE-2025-20333/CVE-2025-20362 へのパッチ適用を求めるものだ。

Continue reading “CISA 警告:Cisco ASA/Firepower の3つの脆弱性に対する緊急指令”

Cisco IOS/IOS XE の SNMP ゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20352:RCE/DoS と実環境での悪用

Cisco IOS 0-Day RCE Vulnerability Actively Exploited in the Wild

2025/09/24 CyberSecurityNews — Cisco が公表したのは、広く使用されている IOS/IOS XE ソフトウェアに存在するゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20352 の情報であり、実環境で悪用されていることを確認しているという。この脆弱性は SNMP (Simple Network Management Protocol) サブシステムに存在し、リモート・コード実行 (RCE)/サービス拒否 (DoS) を引き起こす可能性がある。

Continue reading “Cisco IOS/IOS XE の SNMP ゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20352:RCE/DoS と実環境での悪用”

​​Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-10585 などが FIX:悪用を観測

Google Chrome 0-Day Vulnerability Actively Exploited in the Wild – Patch Now

2025/09/18 CyberSecurityNews — Google が Chrome の緊急セキュリティ・アップデートを公開した。対象となるのは、現時点で悪用されている、深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-10585 である。この脆弱性は、2025年に Chrome で発見/修正された一連のゼロデイ脆弱性の中で、最新の事例である。ユーザーに対して強く推奨されるのは、速やかにブラウザを更新し、潜在的な攻撃から身を守ることである。

Continue reading “​​Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-10585 などが FIX:悪用を観測”

SonicWall の不適切なアクセス制御の脆弱性 CVE-2024-40766:積極的な悪用を検知

ACSC Warns of Actively Exploited SonicWall Access Control Vulnerability

2025/09/11 gbhackers — オーストラリア の ACSC (Australian Cyber Security Centre) が発した緊急警告は、SonicWall ファイアウォール・デバイスに存在する深刻な脆弱性に関するものであり、脅威アクターにより積極的に悪用されているという。脆弱性 CVE-2024-40766 (CVSS v3.0:9.3:Critical) が影響を及ぼす範囲は、複数世代の SonicWall デバイスにおける、SonicOS 管理アクセスおよび SSLVPN 機能である。

Continue reading “SonicWall の不適切なアクセス制御の脆弱性 CVE-2024-40766:積極的な悪用を検知”

CISA KEV 警告 25/09/02:TP-Link/WhatsApp の脆弱性を登録

CISA Adds TP-Link and WhatsApp Flaws to KEV Catalog Amid Active Exploitation

2025/09/03 TheHackerNews — 9月2日 (火) に米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、TP-Link TL-WA855RE Wi-Fi Ranger Extender 製品に影響を及ぼすセキュリティ脆弱性 CVE-2020-24363 を、現在も悪用されている証拠を引用し、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。また、先週に WhatsApp が公表した、脆弱性 CVE-2025-55177 も同時に追加した。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/09/02:TP-Link/WhatsApp の脆弱性を登録”

macOS ビルトイン・セキュリティの悪用:ハッカーたちの戦術と防御ための知識を整理する

Hackers Leverage Built-in MacOS Protection Features to Deploy Malware

2025/09/01 CyberSecurityNews — 長年にわたり macOS は、堅牢かつ統合されたセキュリティ・スタックとして高く評価されてきたが、サイバー犯罪者たちが見つけ出したのは、これらの防御機能を巧みに悪用する方法である。最近のインシデントにおける攻撃者は、Keychain/SIP/TCC/Gatekeeper/File Quarantine/XProtect/XProtect Remediator を介して、悪意のペイロードを密かに配信しているという。

Continue reading “macOS ビルトイン・セキュリティの悪用:ハッカーたちの戦術と防御ための知識を整理する”

Sitecore CMS の脆弱性 CVE-2025-53693/53691:連鎖による侵害シナリオとは?

Vulnerabilities in Sitecore CMS Platform Allow Excute Arbitrary Code Remotely

2025/08/31 gbhackers — Sitecore Experience Platform に存在する脆弱性 CVE-2025-53693/53691 の連鎖が、watchTowr Labs のセキュリティ研究者たちにより発見された。これらの脆弱性を悪用する攻撃者は、認証を必要とすることなく、企業の Web サイトを完全に侵害し、壊滅的な被害を及ぼすという。この調査で明らかにされたのは、標的 Web サイトのキャッシュ・システムを改竄するサイバー犯罪者が、権限を昇格させた後に、システム上でリモート・コードを実行する手法である。

Continue reading “Sitecore CMS の脆弱性 CVE-2025-53693/53691:連鎖による侵害シナリオとは?”

Citrix NetScaler のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-6543:2025年5月からの悪用を示唆 – 蘭 NCSC

Critical Citrix 0-Day Vulnerability Exploited Since May, Leaving Global Entities Exposed

2025/08/30 CyberSecurityNews — Citrix NetScaler 製品に存在する深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-6543 は、パッチが公開される以前の 2025年5月ころから、脅威アクターにより積極的に悪用されていたという。当初、Citrix は、この脆弱性を “意図しない制御フローとサービス拒否につながるメモリ・オーバーフローの脆弱性” と過小評価していたが、その後に判明したのは、未認証のリモート・コード実行 (RCE) の脆弱性だった。それにより、世界中の政府機関や法務サービスに対して、広範なセキュリティ侵害が生じている。

Continue reading “Citrix NetScaler のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-6543:2025年5月からの悪用を示唆 – 蘭 NCSC”

Citrix NetScaler のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-7775 が FIX:悪用の検出と CISA KEV への登録

28,000+ Citrix Servers Exposed to Active 0-Day RCE Vulnerability Exploited in the Wild

2025/08/27 CyberSecurityNews — Citrix NetScaler のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-7775 は、深刻なリモート・コード実行 (RCE) を引き起こすものであり、世界中の 28,000 台を超える Citrix インスタンスに影響を及ぼすものだ。すでに、この脆弱性は悪用されており、米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録している。

Continue reading “Citrix NetScaler のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-7775 が FIX:悪用の検出と CISA KEV への登録”

Salesloft Drift の OAuth Token 悪用:大規模な SOQL クエリにより機密情報が流出

Hackers Abuse Compromised OAuth Tokens to Access and Steal Salesforce Corporate Data

2025/08/27 gbhackers — Google Threat Intelligence Group (GTIG) が発表したのは、Drift 統合を介した Salesforce インスタンスを標的とする、広範なデータ窃取作戦に関するアドバイザリである。2025年8月8日以降において脅威アクター UNC6395 は、Salesloft Drift アプリに関連付けられた有効なアクセス/リフレッシュ・トークンを悪用し、認証済みの接続アプリユーザーとして不正な接続を行っていた。さらに、大規模な SOQL クエリを実行し、Accounts/Opportunities/Users/Cases など主要な Salesforce オブジェクトから、レコードをエクスポートしていた。

Continue reading “Salesloft Drift の OAuth Token 悪用:大規模な SOQL クエリにより機密情報が流出”

Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-5419:PoC 公開と実環境での悪用

PoC Exploit Published for Chrome 0-Day Already Under Active Attack

2025/08/26 gbhackers — Google Chrome の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-5419 (CVSS:7.5) に対する PoC エクスプロイトが、情報の提供から3ヶ月も経たずに公開されたが、それと同時に、実際の悪用事例も多数報告されている。この脆弱性は、Chrome の V8 JavaScript エンジンにおける境界外での読取/書込に起因し、137.0.7151.68 未満のバージョンに影響を及ぼす。その結果として、細工された HTML ページを介した、ヒープ破損が引き起こされる可能性がある。

Continue reading “Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-5419:PoC 公開と実環境での悪用”

CISA KEV 警告 25/08/25:Citrix と Git の脆弱性3件を KEV カタログに登録

CISA Adds Three Exploited Vulnerabilities to KEV Catalog Affecting Citrix and Git

2025/08/26 TheHackerNews — 8月25日 (月) に、米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、現在も悪用されている証拠に基づき、3件の脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) に登録した。それらは、Citrix Session Recording の脆弱性 CVE-2024-8068/CVE-2024-8069と、Git の脆弱性 CVE-2025-48384 である。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/08/25:Citrix と Git の脆弱性3件を KEV カタログに登録”

Apple 0-Day 脆弱性 CVE-2025-43300 が FIX:ゼロクリック RCE の PoC も公開

PoC Exploit & Vulnerability Analysis Released for Apple 0-Day RCE Vulnerability

2025/08/25 CyberSecurityNews — Apple の画像処理インフラに影響を与える、深刻なゼロクリック・リモート・コード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2025-43300 に対して、詳細な PoC エクスプロイトと包括的な脆弱性分析が公開された。RawCamera.bundle 内の JPEG ロスレス解凍の Apple 実装に存在する、この脆弱性を悪用する攻撃者は、悪意を持って細工された DNG (Digital Negative) ファイルを通じて、ユーザー操作を必要とすることなく、コード実行を可能にする。

Continue reading “Apple 0-Day 脆弱性 CVE-2025-43300 が FIX:ゼロクリック RCE の PoC も公開”

SharePoint への大規模攻撃と Microsoft の事後対応:中国への MAPP の提供が終了?

After SharePoint attacks, Microsoft stops sharing PoC exploit code with China

2025/08/22 SecurityAffairs — 2025年7月に発生した大規模な攻撃で、SharePoint の脆弱性が悪用されたことを受け、Microsoft Active Protections Program (MAPP) プログラムを通じて中国企業に提供されていた、PoC エクスプロイト・コードの開示が停止されたようだ。それに代わって、政府への脆弱性報告を義務付けられている中国などの企業は、一般的な書面による説明のみを受け取ることになる。この措置は、情報漏洩を抑制しながら、防御側にとっての MAPP の有用性の維持を目的としている。

Continue reading “SharePoint への大規模攻撃と Microsoft の事後対応:中国への MAPP の提供が終了?”

AI によるエクスプロイト開発:1件あたり $1 のコストで所要時間は僅か 10〜15 分

AI Systems Capable of Generating Working Exploits for CVEs in Just 10–15 Minutes

2025/08/22 gbhackers — 公開されている脆弱性 (CVE) に対する有効なエクスプロイトを、わずか 10~15 分で自動生成できる人工知能システムが、サイバー・セキュリティ研究者たちにより開発された。このシステムは、1つのエクスプロイトを約 $1 というコストで生成できるという。したがって、防御側が依拠してきた、従来からのセキュリティ対応スケジュールに対して、根本的な挑戦を突き付けるものとなる。

Continue reading “AI によるエクスプロイト開発:1件あたり $1 のコストで所要時間は僅か 10〜15 分”

Apple iOS/iPadOS のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-43300 が FIX:標的型攻撃での悪用を確認

Critical Apple 0-Day Vulnerability Actively Exploited in the Wild – Update Now

2025/08/21 CyberSecurityNews — Apple が公開した、iOS/iPadOS 向けの緊急セキュリティ・アップデートは、基盤となる Image I/O フレームワークに存在する、深刻なゼロデイ脆弱性を修正するものだ。この脆弱性 CVE-2025-43300 は、高度な標的型攻撃における、実際の悪用が確認されている。

Continue reading “Apple iOS/iPadOS のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-43300 が FIX:標的型攻撃での悪用を確認”

CISA KEV 警告 25/08/19:Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948 を登録

CISA Alerts on Active Exploitation of Trend Micro Apex One Vulnerability

2025/08/19 gbhackers — Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Trend Micro Apex One の深刻な脆弱性 CVE-2025-54948 を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。この脆弱性は、管理コンソールのオンプレミス環境に影響を及ぼし、世界中の組織に深刻なリスクをもたらすものであり、このエンタープライズ・セキュリティ・プラットフォームを標的とする悪用の活発化が警告されている。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/08/19:Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948 を登録”

SAP の 0-Day 脆弱性を悪用:公開されたエクスプロイトにより攻撃試行が増加?

SAP 0-Day Exploit Reportedly Leaked by ShinyHunters Hackers

2025/08/19 gbhackers — SAP の深刻な脆弱性に対する、悪名高いハッカー集団 ShinyHunters による攻侵の状況が明らかにされた。それにより、企業の SAP 環境における脅威状況は著しく悪化している。この複数のゼロデイ脆弱性を連鎖的に利用するエクスプロイトが、Telegram の Scattered LAPSUS$ Hunters – ShinyHunters チャネルを介して漏洩したことが、その後の 2025年8月15日に VX Underground により明らかにされた。

Continue reading “SAP の 0-Day 脆弱性を悪用:公開されたエクスプロイトにより攻撃試行が増加?”

PipeMagic マルウェアが ChatGPT アプリを偽装:Windows の脆弱性 CVE-2025-29824 を悪用

PipeMagic Malware Imitates ChatGPT App to Exploit Windows Vulnerability and Deploy Ransomware

2025/08/19 gbhackers — PipeMagic マルウェアを背後で操るのは、金銭目的の脅威アクター Storm-2460 だとされており、常に変化し続けるサイバー脅威の顕著な例を示している。このマルウェアは、GitHub 上の正規のオープンソース ChatGPT デスクトップ・アプリケーションを装っている。この高度なモジュール式のバックドアは、Windows の Common Log File System (CLFS) における、権限昇格の脆弱性 CVE-2025-29824 を悪用し、標的型攻撃を容易にするものだ。

Continue reading “PipeMagic マルウェアが ChatGPT アプリを偽装:Windows の脆弱性 CVE-2025-29824 を悪用”

SAP NetWeaver のゼロデイ CVE-2025–31324 を悪用:高度な RCE スクリプトの詳細が公開

Technical Details of SAP 0-Day Exploitation Script Used to Achieve RCE Disclosed

2025/08/19 CyberSecurityNews — SAP システムを標的とする、高度なゼロデイ攻撃スクリプトが公開された。このスクリプトは、世界中の企業環境に深刻なリスクをもたらす、リモート・コード実行機能を備えるものだ。この悪意のペイロードは、特に SAP NetWeaver Application Server の脆弱性 CVE-2025–31324 を標的とし、ICM (Internet Communication Manager) コンポーネントの欠陥を突き、不正なシステム・アクセスを確立する。

Continue reading “SAP NetWeaver のゼロデイ CVE-2025–31324 を悪用:高度な RCE スクリプトの詳細が公開”

CISA KEV 警告 25/08/13:N-able N-Central の脆弱性 CVE-2025-8875/8876 を登録

CISA Warns of N-able N-Central Deserialization and Injection Vulnerability Exploited in Attacks

2025/08/14 CyberSecurityNews — CISA は 2025年8月13日付けで、N-able N-Central RMM ソフトウェアに存在する2つの深刻なセキュリティ脆弱性について緊急警告を発し、KEV カタログに追加した。これらの脆弱性は、脅威アクターたちにより積極的に悪用されているという。脆弱性 CVE-2025-8875CVE-2025-8876 は、この広く導入されている IT 管理プラットフォームを利用する組織に対して、深刻なリスクをもたらしている。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/08/13:N-able N-Central の脆弱性 CVE-2025-8875/8876 を登録”

Fortinet FortiSIEM の脆弱性 CVE-2025-25256 が FIX:実環境での PoC の悪用試行を確認

Critical FortiSIEM Vulnerability Allows Attackers to Execute Malicious Commands, PoC Found in the Wild

2025/08/13 gbhackers — Fortinet の FortiSIEM プラットフォームに存在する、深刻な脆弱性がセキュリティ研究者たちにより発見された。この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者は、認証を必要とすることなく任意のコマンド実行を達成するという。この脆弱性 CVE-2025-25256 (CVSS:9.8) については、すでに実用レベルの PoC エクスプロイト・コードが確認されており、世界中の組織にとって差し迫った脅威となっている。

Continue reading “Fortinet FortiSIEM の脆弱性 CVE-2025-25256 が FIX:実環境での PoC の悪用試行を確認”

WinRAR のゼロデイ CVE-2025-8088 が FIX:フィッシングを介した RomCom マルウェア配信で悪用

WinRAR 0-Day in Phishing Attacks to Deploy RomCom Malware

2025/08/11 CyberSecurityNews — WinRAR に発見された深刻なゼロデイ脆弱性を悪用する攻撃者は、高度なフィッシング攻撃を通じて RomCom マルウェアを拡散させている。悪意のアーカイブ・ファイルを配信する攻撃者は、この脆弱性 CVE-2025-8088 (CVSS v3.1:8.4) を悪用することで、被害者のシステム上で任意のコード実行を可能にする。

Continue reading “WinRAR のゼロデイ CVE-2025-8088 が FIX:フィッシングを介した RomCom マルウェア配信で悪用”

CISA が SharePoint “ToolShell” について警告:IOC と検出用のシグニチャを公開

CISA Warns of ‘ToolShell’ Exploits Chain Attacks SharePoint Servers – Discloses IOCs and detection signatures

2025/08/07 CyberSecurityNews — オンプレミスの Microsoft SharePoint サーバを標的とする、高度なエクスプロイト・チェーンに関する緊急分析を、米国の CISA が発表した。この、ToolShell と呼ばれる攻撃は、ネットワーク・スプーフィングの脆弱性 CVE-2025-49706 とリモートコード実行の脆弱性 CVE-2025-49704 を悪用し、不正アクセスを達成した後に、ステルス性の高い Web シェルを設置するというものだ。

Continue reading “CISA が SharePoint “ToolShell” について警告:IOC と検出用のシグニチャを公開”

Exchange Server の脆弱性 CVE-2025-53786:深刻な権限昇格について CISA が緊急勧告

New Microsoft Exchange Server Vulnerability Allows Unauthorized Admin Privilege Escalation

2025/08/07 gbhackers — Microsoft が公表したのは、Exchange Server のハイブリッド展開に影響を及ぼす、深刻なセキュリティ脆弱性の存在である。この脆弱性を悪用する、管理者アクセス権を持つ攻撃者は、権限の昇格を達成し、組織のクラウド/オンプレミス・インフラ全体を侵害する可能性を手にする。この脆弱性 CVE-2025-53786 は、2025年8月6日に公表されたものであるが、その直後から、世界各国のサイバー・セキュリティ機関が対応を開始している。

Continue reading “Exchange Server の脆弱性 CVE-2025-53786:深刻な権限昇格について CISA が緊急勧告”

Ghost Call という新たな C2 トンネリング手法:Zoom/Teams の TURN ネットワーク・プロトコルを悪用

New Ghost Calls tactic abuses Zoom and Microsoft Teams for C2 operations

2025/08/06 BleepingComputer — Ghost Call と呼ばれる新たなポスト・エクスプロイトの C2 手法は、Zoom や Microsoft Teams などの会議アプリケーションが用いる TURN サーバを悪用することで、信頼性の高いインフラを経由したトラフィックのトンネリングを達成するものだ。Ghost Call で用いられるのは、正規の認証情報/WebRTC/カスタム・ツールなどであり、他のエクスプロイトに依存することなく、既存の防御策や検出対策の多くを回避していく。

Continue reading “Ghost Call という新たな C2 トンネリング手法:Zoom/Teams の TURN ネットワーク・プロトコルを悪用”

Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948/54987 が FIX:すでに悪用を観測

Trend Micro Apex One Hit by Actively Exploited RCE Vulnerability

2025/08/06 gbhackers — Trend Micro が顧客に対して発表したのは、オンプレミス管理コンソール Apex One に存在する、深刻なリモートコード実行の脆弱性に関する、緊急のセキュリティ情報である。これらの脆弱性を、積極的に悪用する攻撃者も確認されている。2025年8月5日に同社は、2件のコマンド・インジェクションの脆弱性を公表した。いずれも CVSS スコアは 9.4 に達しており、世界中のエンタープライズ・ネットワークに対する深刻な脅威となっている。

Continue reading “Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948/54987 が FIX:すでに悪用を観測”

SharePoint の脆弱性 CVE-2025-53770/53771 の悪用:ToolShell で IIS マシンキーを窃取

Hackers Target SharePoint Flaw to Access IIS Machine Keys

2025/08/06 gbhackers — Microsoft SharePoint に存在するゼロデイ脆弱性を悪用する攻撃者は、IIS マシンキーの抽出を達成し、パッチ適用や再起動の後にも有効な、永続的バックドアの構築を可能にする。2025年7月の中旬に、脅威アクターたちが開始した “ToolShell” と呼ばれる攻撃キャンペーンでは、SharePoint の2つの深刻な脆弱性 CVE-2025-53770 (CVSS:9.8) と CVE-2025-53771 (CVSS:6.3) が悪用されている。このキャンペーンの最終的な目的は IIS マシンキーの侵害であり、それにより、MAC 検証とオプションの暗号化により保護される、ViewState/Cookie/Session Data を収集することにある。

Continue reading “SharePoint の脆弱性 CVE-2025-53770/53771 の悪用:ToolShell で IIS マシンキーを窃取”

CISA KEV 警告 25/08/05:D-Link 製 Webcam などの3件の脆弱性を登録

CISA Adds 3 D-Link Vulnerabilities to KEV Catalog Amid Active Exploitation Evidence

2025/08/06 TheHackerNews — 2025年8月5日 (火) に、米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、D-Link 製の Wi-Fi カメラおよびビデオ・レコーダーに存在する3件の脆弱性について、実際の悪用が確認されたとして、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/08/05:D-Link 製 Webcam などの3件の脆弱性を登録”

Microsoft SharePoint の脆弱性悪用が拡大:4L4MD4R ランサムウェアによる侵害を確認

Ransomware gangs join attacks targeting Microsoft SharePoint servers

2025/08/04 BleepingComputer — Microsoft SharePoint の脆弱性を狙う継続的な攻撃に、ランサムウェア・グループが加わった。この攻撃は、広範なエクスプロイト・キャンペーンの一環とされるものであり、世界中で少なくとも 148 の組織が被害を受けている。SharePoint に対するエクスプロイト・チェーン ToolShell に関連する複数のインシデントを分析する中で、Palo Alto Networks の Unit 42 に所属するセキュリティ研究者たちが確認したのは、オープンソースの Mauri870 コードに基づく 4L4MD4R ランサムウェアの亜種である。

Continue reading “Microsoft SharePoint の脆弱性悪用が拡大:4L4MD4R ランサムウェアによる侵害を確認”

SharePoint Server への脅威を分析:脆弱性 CVE-2025-53770 の影響を受ける 840 台のサーバ

17K+ SharePoint Servers Exposed to Internet – 840 Servers Vulnerable to 0-Day Attacks

2025/07/31 CyberSecurityNews — 膨大な数の Microsoft SharePoint サーバが、インターネット・ベースの攻撃に対して深刻な状況にあることが、Shadowserver Foundation の新たな調査結果により判明した。具体的には、17,000 台以上のサーバが攻撃にさらされており、そのうちの 840 台が深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-53770 (CVSS:9.8) の影響を受けている

Continue reading “SharePoint Server への脅威を分析:脆弱性 CVE-2025-53770 の影響を受ける 840 台のサーバ”

Cisco ISE のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20281/20337:認証不要の RCE と PoC の公開

PoC Exploit Published for Actively Exploited Cisco Identity Services Engine Flaw

2025/07/29 gbhackers — Cisco Identity Services Engine (ISE) の深刻な脆弱性 CVE-2025-20281 を標的とする、PoC エクスプロイトと詳細な情報を、セキュリティ研究者たちが公開した。この脆弱性を悪用する未認証のリモート攻撃者は、コード実行を可能にするため、Cisco ISE をネットワークアクセス制御プラットフォームとして導入するエンタープライズに影響を及ぼし、すでに実際の攻撃での悪用も確認されている。

Continue reading “Cisco ISE のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-20281/20337:認証不要の RCE と PoC の公開”

CISA KEV 警告 25/07/29:PaperCut の脆弱性 CVE-2023-2533 を登録

CISA Issues Alert on PaperCut RCE Vulnerability Under Active Exploitation

2025/07/29 gbhackers — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、印刷管理ソフトウェア PaperCut に存在する重大な脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。それぞれの連邦政府組織に対して、CISA が警告を発する背景にあるのは、この広く使用されているソフトウェアを標的とする、サイバー攻撃の活発化がある。この PaperCut の脆弱性 CVE-2023-2533 を悪用する攻撃者は、影響を受けるシステム上で任意のコード実行の可能性を得るという。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/07/29:PaperCut の脆弱性 CVE-2023-2533 を登録”

CISA KEV 警告 25/07/28:Cisco ISE/ISE-PIC および PaperCut の脆弱性を登録

U.S. CISA adds Cisco ISE and PaperCut NG/MF flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/07/28 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Cisco Identity Services Engine (ISE) および PaperCut NG/MF に存在する複数の脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録した。それらの脆弱性は、以下のとおりである:

  • CVE-2025-20281:Cisco ISE におけるインジェクションの脆弱性
  • CVE-2025-20337:Cisco ISE におけるインジェクションの脆弱性
  • CVE-2023-2533:PaperCut NG/MF における CSRF の脆弱性
Continue reading “CISA KEV 警告 25/07/28:Cisco ISE/ISE-PIC および PaperCut の脆弱性を登録”

SharePoint Servers を完全に侵害:ToolShell エクスプロイト・チェーンについて整理する

New “ToolShell” Exploit Chain Attacking SharePoint Servers to Gain Complete Control

2025/07/28 CyberSecurityNews — Microsoft SharePoint Server を標的とする新たな脅威として、ToolShell と呼ばれる高度なエクスプロイト・チェーンが注目を集めている。すでに修正されている脆弱性と、新たなゼロデイ・エクスプロイトを組み合わせる、この多段階の攻撃により、システム全体が侵害されている。その攻撃対象は、SharePoint Enterprise Server 2016/2019 および、SharePoint Server Subscription Edition である。

Continue reading “SharePoint Servers を完全に侵害:ToolShell エクスプロイト・チェーンについて整理する”

CISA KEV 警告 25/07/24:Google Chromium の脆弱性 CVE-2025-6558 を登録

CISA Alerts on Google Chromium Input Validation Flaw Actively Exploited

2025/07/24 gbhackers — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Google Chromium の不適切な入力検証の脆弱性 CVE-2025-6558 が、脅威アクターにより積極的に悪用されているとして、緊急警報を発した。この脆弱性が悪用されると、複数の Chromium ベースの Web ブラウザに影響が生じ、数百万のユーザーが重大なリスクに直面するという。

Continue reading “CISA KEV 警告 25/07/24:Google Chromium の脆弱性 CVE-2025-6558 を登録”

Cisco ISE/ISE-PIC の脆弱性 CVE-2025-20337/20281/20282:実環境で悪用を確認

Cisco Confirms Active Exploits Targeting ISE Flaws Enabling Unauthenticated Root Access

2025/07/22 TheHackerNews — 2025年7月21日に Cisco は、Identity Services Engine (ISE)/ISE Passive Identity Connector (ISE-PIC) に存在する、一連のセキュリティ脆弱性 CVE-2025-20337/20281/20282 に関するアドバイザリを更新し、それらの積極的な悪用が生じていると説明した。同社は、「2025年7月、Cisco の PSIRT (Product Security Incident Response Team) は、これらの脆弱性の一部が、実環境で悪用されたことを確認した」と警告している。なお、Cisco は、実際に悪用された脆弱性の詳細/攻撃者の身元/攻撃の規模などについて情報を開示していない。

Continue reading “Cisco ISE/ISE-PIC の脆弱性 CVE-2025-20337/20281/20282:実環境で悪用を確認”

SharePoint ゼロデイ脆弱性 ToolShell:脅威ハンティング・クエリや緩和策などが公開される

Microsoft Releases Mitigations and Threat Hunting Queries for SharePoint Zero-Day

2025/07/22 CyberSecurityNews — 世界中の数千の組織が、Microsoft SharePoint サーバーの2つの深刻な脆弱性を悪用するサイバー攻撃を受けており、緊急警告と緊急パッチの適用が政府から促されている。先週末に Microsoft が発表したのは、オンプレミス環境の SharePoint サーバに存在する2つのゼロデイ脆弱性 CVE-2025-53770/CVE-2025-53771 が、攻撃者により悪用されている状況である。

Continue reading “SharePoint ゼロデイ脆弱性 ToolShell:脅威ハンティング・クエリや緩和策などが公開される”

SharePoint ゼロデイ脆弱性 ToolShell – CVE-2025-53770:認証不要の侵害が世界中で拡大

SharePoint 0-Day RCE Vulnerability Actively Exploited in the Wild to Gain Full Server Access

2025/07/20 CyberSecurityNews — Microsoft SharePoint サーバーを標的とする、高度なサイバー攻撃キャンペーンが発見された。このキャンペーンでは、認証を必要としない攻撃者による、脆弱なシステムの完全なリモート制御を許す、新たな侵害チェーン ”ToolShell” の存在が明らかになっている。オランダのサイバー・セキュリティ企業 Eye Security が、2025年7月18日の時点で、この脆弱性 CVE-2025-53770 の積極的な悪用を特定した。セキュリティ研究者たちは、「近年においては、PoC の公開から大規模な悪用までの移行が、きわめて迅速に進んでいる」と警告している。

Continue reading “SharePoint ゼロデイ脆弱性 ToolShell – CVE-2025-53770:認証不要の侵害が世界中で拡大”