米通信事業者の要求:Huawei と ZTE のリプレイスには $5.6B が必要だ

US Telecom providers requested $5.6B to replace Chinese equipment

2022/02/07 SecurityAffairs — 米国政府は通信事業者に対し、セキュリティ上の問題からネットワーク内の中国製機器を交換するよう要請し、$1.9 billion の予算を計上することで企業を支援している。しかし、米連邦通信委員会 (Federal Communications Commission:FCC) は、この金額では不十分だとし、小規模な通信事業者が中国製機器を交換するには、$5.6 billion が必要だと要求しているという。もうひとつの、通信事業者が直面する問題は、電子機器サプライチェーンに影響を与えている、世界規模でのチップ供給不足だ。

2019年11月に FCC は、セキュリティ上の懸念から、中国企業である Huawei と ZTE の機器に対する政府資金援助を打ち切った。また、FCC は、すでに導入している中国製機器を交換する米国企業に、補助金を割り当てるよう政府に要請した。

AP 通信は、「FCC は金曜日に全会一致で、政府の補助金を使う米国の通信事業者が、Huawei や ZTE の機器を購入することを禁止すると決定した。この FCC の命令は、中国企業の機器を使用していない大規模な通信事業者ではなく、地方の小規模な企業に影響を与える」と伝えている。

2021年10月末に FCC は、Huawei と ZTE の機器への資金を、遮断することを提案した。FCC は、中国製の機器を他のベンダーのものに。置き換えた場合の影響を評価すると発表した。

ドナルド・トランプ大統領は、小規模な通信事業者が Huawei と ZTE の機器を交換する際に、$1 billion を提供する法案に署名している。今回、FCC は、プロバイダーが当初割り当てられた予算を、$3.7 billion ほど上回る予算を要求したと発表している。FCC 議長の Jessica Rosenworcel は、中国製機器の交換計画を策定した通信事業者から、FCC は 181件以上の申請を受けたと述べている。

2021年6月に「米 FCC 主導による通信ネットワークからの Huawei と ZTE の排除」という記事がありましたが、実際のリプレイスとなると、かなりの資金が必要になるということなのでしょう。また、2021年10月の「米 FCC による China Telecom 免許取り消しの経緯」や、2020年1月の「米 FCC が China Unicom Americas に業務停止命令:安全保障上の重大な懸念が理由」を読むと、米政府による一連のオペレーションが完了しつつあることが見えてきます。

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