Kali Linux にベアメタル・スナップショット機能が追加:ペンテストの範囲が拡大

Kali Linux on bare-metal gets snapshotting functionality

2022/03/11 HelpNetSecurity — Offensive Security チームは、ベアメタル上にインストールされた Kali Linux による自動的なシステム・スナップショットの作成と、アップグレードに失敗した際のロールバックすることを可能にする、新機能 Kali Unkaputtbar をリリースした。

Kali Unkaputtbar

Kali Unkaputtbar

ドイツ語で「破壊されない」という意味の Unkaputtbar は、ベアメタル上への Kali インストールを望むユーザーにとって、より快適な環境を実現するための新しい機能となる。

Kali Unkaputtbar は、VM のようなスナップショットをベアメタルに提供するが、システムが全てを行うため、さらに優れたものになると、このチームは述べている。

この新機能は簡単に利用できる。ユーザーは、ファイルシステムに btrfs を使用する Kali Linux Ver 2022.1 以降をインストールし、この機能を簡単に利用するための追加ツールである snapper/snapper-gui/ grub-btrfs をインストールし、コンフィグレーションする必要がある。

このコンフィグレーションにより、システムは root ディレクトリの自動スナップショットを作成し、ユーザーに対して以下の機能を提供する。

  • 手動によるスナップショット作成。
  • スナップショット内容の、一覧表示/削除/閲覧。
  • スナップショット間の差分の確認 (個別ファイルの復元も可能)。
  • 以前のスナップショットによるシステムのロールバック。
  • 直近のアップグレードでシステムが起動不能になった場合、Last known good スナップショットで起動。
Kali Unkaputtbar

Kali Unkaputtbar の詳細な使い方は、ココで参照できる。

2021年9月15日に、「Kali Linux 2021.3 のペンテスト能力:OpenSSL/VM 対応を強化」という記事をポストしています。Kali Linux は、サイバー・セキュリティの専門家やホワイト・ハッカーが、ペネトレーション・テストやセキュリティ監査を行うために設計された、Linux ディストリビューションとのことです。VMware/VirtualBox/Hyper-V/QEMU+Spice などの仮想化環境での実行に加えて、サポートの範囲がベアメタルにも広がりました。

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