Salt Typhoon による侵害:テレコムを含む数百の組織に広がる被害とは?

Hundreds of organizations were notified of potential Salt Typhoon compromise

2024/12/23 NextGov — 米国のサイバーセキュリティ当局は、中国が支援する大規模なサイバー侵入の発見と緩和に取り組み、同国内の通信インフラに押し寄せる困難な時期に備えている。ハッキング集である Salt Typhoon は、大手テレコムである Verizon/AT&T/Lumen/T-Mobile などを罠にかけ、数十人の重要政治家を標的にしているが、その中には、ドナルド・トランプ次期大統領とつながる人物も含まれているという。

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Windows の特権昇格の脆弱性 CVE-2024-30085:PoC エクスプロイトが公開

PoC Exploit Released for CVE-2024-30085: Windows Elevation of Privilege Vulnerability

2024/12/23 SecurityOnline — Microsoft Windows/Windows Server の権限昇格の脆弱性 CVE-2024-30085 (CVSS 7.8) に対する、PoC エクスプロイトと技術的詳細が、SSD Secure Disclosure 上でセキュリティ研究者の Alex Birnberg により公開されている。この脆弱の悪用に成功したローカルの攻撃者は、権限を SYSTEM レベルに昇格させる可能性を得るため、重大なセキュリティ・リスクとなる。

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Evilginx は OSS の MITM 攻撃フレームワーク:既存の技術の組み合わせで MFA 侵害を実証

Evilginx: Open-source man-in-the-middle attack framework

2024/12/23 HelpNetSecurity — Evilginx は、オープンソースの MITM (Man-in-the-Middle) 攻撃フレームワークである。ログイン認証情報やセッション・クッキーをフィッシングするように設計されており、2FA が提供する安全対策の回避を可能にする。

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Webmin の脆弱性 CVE-2024-12828 (CVSS 9.9) が FIX:ただちにアップデートを!

CVE-2024-12828 (CVSS 9.9): Webmin Vulnerability Leaves a Million Servers Exposed to RCE

2024/12/23 SecurityOnline — 人気の Web ベースのシステム管理ツールである Webmin に、サーバ制御の乗っ取りにいたる、脆弱性 CVE-2024-12828 (CVSS 9.9) が存在することが判明した。世界中で推定 100 万のインストールがあるため、この脆弱性の影響が広範囲に及ぶ可能性が生じている。

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Adobe ColdFusion の深刻な脆弱性 CVE-2024-53961 が FIX:PoC も登場

Adobe warns of critical ColdFusion bug with PoC exploit code

2024/12/23 BleepingComputer — Adobe が発表したのは、深刻な ColdFusion の脆弱性 CVE-2024-53961 と、PoC (Proof-of-Concept) エクスプロイト・コードの提供に対処する、予定外のセキュリティ・アップデートである。2024年12月23日 (月) に公開された同社のアドバイザリには、「Adobe ColdFusion バージョン 2023/2021 に影響をおよぼす、この脆弱性 CVE-2024-53961 はパス・トラバーサルの欠陥に起因する。それにより、悪用に成功した攻撃者は、脆弱性のあるサーバ上で任意のファイル Read/Write 可能性を手にする」と記されている。

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Node.js の脆弱性 CVE-2024-56334 が FIX:ただちにアップデートを!

CVE-2024-56334: Command Injection Flaw Exposes Millions of Node.js Systems to Attack

2024/12/23 SecurityOnline — 広く使用されている Node.js 用パッケージ systeminformation に存在する、深刻なコマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2024-56334 が確認された。このパッケージは、月間に 800万以上もダウンロードされ、総ダウンロード数は 3億3000万に上る。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、任意の OS コマンドを実行することが可能となるが、パッケージの使用方法に応じて、リモート・コード実行 (RCE) や権限の昇格につながる可能性もある。

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CrushFTP の脆弱性 CVE-2024-53552 (CVSS 9.8) が FIX:アカウント乗っ取りに至る?

CVE-2024-53552 (CVSS 9.8): CrushFTP Flaw Exposes Users to Account Takeover

2024/12/23 SecurityOnline — 堅牢な機能と使いやすさで人気を誇る、ファイル転送サーバ CrushFTP が発行したのは、アカウントの乗っ取りにつながる可能性のある、深刻な脆弱性に対する緊急のセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性 CVE-2024-53552 (CVSS:9.8) は、CrushFTP バージョン 10.8.3 未満/11.2.3 未満に影響を及ぼす。

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WordPress WPLMS Theme/VibeBP Plugin に複数の脆弱性:最大の CVSS 値は 10.0

Premium WPLMS WordPress plugins address seven critical flaws

2024/12/23 BleepingComputer — WordPress の WPLMS プレミアム・テーマと VibeBP プラグインに、10件以上の脆弱性が存在することが、Patchstack の研究者たちにより判明した。これらの脆弱性が悪用されると、リモート・コード実行/権限昇格/SQL インジェクションなどが生じる恐れがある。

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