GoSearch は OSS の OSINT ツール:Hudson Rock などのデータを解析/視覚化

GoSearch: Open-source OSINT tool for uncovering digital footprints

2025/04/28 HelpNetSecurity — GoSearch が提供するものは、Hudson Rock のサイバー犯罪データベースのデータを取り入れ、サイバー犯罪との関連性に示す詳細な情報である。また、BreachDirectory.org と ProxyNova のデータベースも活用し、ユーザー名に関連付けられたプレーン・テキストやハッシュ化されたパスワードなどの、侵害されたデータへの広範なアクセスを提供している。不要な複雑さを避け、信頼性の高い結果を求める捜査官にとって、GoSearch は最適なツールとなっている。

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OSINT の商業的な活用:それはセキュリティ・チームの仕事になる

Rethinking Open-Source Intelligence for Security in Commercial Settings

2024/02/16 InfoSecurity — グローバルなセキュリティとインテリジェンスの状況が進化し続ける中で、OSINT (Open-Source Intelligence) は、政府/軍/法執行機関にとって貴重なツールとして支持を得ている。捜査官やアナリストたちは、通常の手作業では数時間/数日/数ヶ月かかるプロセスを、OSINT により僅か数分で自動化できるようになった。

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TOYOTA サプライヤー・ポータルに侵入:機密データへのアクセス方法を研究者が報告

Researcher breaches Toyota supplier portal with info on 14,000 partners

2023/02/07 BleepingComputer — トヨタ自動車の Global Supplier Preparation Information Management System (GSPIMS) が、セキュリティ研究者により侵入され、その結果が同社に報告されたことが明らかになった。 GSPIMS は、従業員やサプライヤーがリモートでログインし、トヨタのグローバル・サプライチェーンを管理する、自動車メーカーのための Web アプリケーションである。この研究者が、EatonWorks というペンネームで発表したのは、トヨタのシステムに存在するバックドアの発見と、電子メールさえ知っていれば、誰もが既存のユーザー・アカウントにアクセスできるという現状である。

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Firebrick Ostrich という BEC グループ:オープンな情報を悪用して大成功

BEC Group Uses Open Source Tactics in Hundreds of Attacks

2023/02/01 InfoSecurity — これまでの2年間において、かなり素朴な手法で数百人の被害者をターゲットにし、大きな成功を収めた BEC グループについて、セキュリティ研究者たちが警告している。Abnormal Security が Firebrick Ostrich と名付けられたグループは、2021年4月以降において、少なくとも 347件のキャンペーンを展開してきた。正確な成功の確率は不明だが、そのヒット率に関しては、大規模という言葉で表現されている。Firebrick Ostrich は、政府の Web サイトを詳細まで調べ、既存の契約/ベンダー情報/ベンダー総数を確認するなど、オープンな情報源を調査してきた。

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OSINT について考える:企業のセキュリティ保護に適用する理由と方法とは?

How and Why to Apply OSINT to Protect the Enterprise

2022/08/15 DarkReading — あなたは、Strava のような、フィットネスに特化した SNS のファンだろうか?あなただけではなく、軍人でさえも、ランニングの記録/共有を楽しんでいる。しかし、Strava が収集/公開する、彼らのすべての活動量と GPS データは、軍事基地の正確な位置を晒してしまう。現在、インターネット上で公開されている情報の種類を見ると、驚くかもしれない。しかし、私たちが過剰な共有の時代に生きていることを考えれば、驚くことではない。Twitter や自動返信のメールで、休暇の計画を公開している私たちは、実質的に強盗を招いているようなものだ。

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再生可能エネルギー産業を標的とする、大規模なサイバー・スパイ・キャンペーン

Cyber espionage campaign targets renewable energy companies

2022/01/17 BleepingComputer — 再生可能エネルギーや産業技術gy連の組織を主たる対象とした、大規模なサイバー・スパイ・キャンペーンが 2019年頃から活動を開始し、世界の 15以上の組織を標的にしていることが判明した。このキャンペーンを発見したのは、Curated Intelligenceトラスト・グループのセキュリティ研究者である William Thomas であり、DNS スキャンやパブリック・サンドボックス・サブミッションといった、OSINT (open-source intelligence) 技術を用いたとのことだ。

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ImmuniWeb の無料の Cloud Security Test:保護されていないストレージを検出

ImmuniWeb Launches Free Cloud Security Test to Detect Unprotected Storage

2021/09/30 TheHackerNews — IDC Cloud Security Survey 2021 では、過去18ヶ月以内に 98% もの企業が、クラウド上でデータ侵害の被害に遭っているとしている。パンデミックに煽られて、世界中の中小企業や大企業のデータやインフラが、パブリック・クラウドに移行しているが、その一方では、クラウドの新規性やセキュリティ/プライバシー問題を過小評価していることが多いようだ。

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