Docker コンテナ・イメージに取り込まれる脆弱性:4つの混入シナリオとは?

Researchers find hidden vulnerabilities in hundreds of Docker containers

2023/02/23 HelpNetSecurity — Rezilion が明らかにした、数百の Docker コンテナ・イメージに存在する脆弱性は、ほとんどの標準的な脆弱性スキャナや SCA (Software Composition Analysis) ツールでは検出されないものだという。数十億回もダウンロードされた数百の一般的なコンテナ・イメージ内に、深刻度が Critical/High の脆弱性が数多く隠されていることが、この調査により判明した。それらの脆弱性の中には、悪用方法が公表されている有名なものも含まれている。

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研究者たちの助言:Google API Tool の脆弱性から見えてくる可視化の重要性とは?

Researchers Debut Fresh RCE Vector for Common Google API Tool

2022/08/10 DarkReading — Google SLO Generator の脆弱なバージョンを悪用し、リモートコードの実行 (RCE) を容易にするという、新たな攻撃ベクターが発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、システムにアクセスし、あたかもネットワーク内の信頼できるソースから来たかのように、悪意のコードを展開できるという。

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Log4j 問題は収束していない:セキュリティというよりインベントリの問題?

Log4j Attack Surface Remains Massive

2022/04/27 DarkReading — Apache Log4j logging toolの、リモートコード実行の脆弱性が公開されて4ヶ月以上が経ったが、そを悪用しようとする攻撃者は、依然として膨大な数のターゲットを手にしている。検索エンジン Shodan を用いて行った、Rezilion による最新のスキャンでは、このソフトウェアの脆弱なバージョンをインターネット上に公開している、9万台以上ものサーバーが発見されている。ただし、この数字は、オープンソース・ソフトウェアを実行して、一般に公開されているサーバーのみを対象としているため、攻撃者のターゲットの一部に過ぎないと、Rezilion は考えている。

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