Pgpool-II の脆弱性 CVE-2025-46801 が FIX:ミスコンフィグによる認証バイパス

Pgpool-II Hit by Critical CVE-2025-46801: CVSS 9.8 Risk Lets Attackers Bypass Authentication

2025/05/16 SecurityOnline — PgPool Global Development Group が発行したのは、PostgreSQL サーバとデータベース・クライアントの間で使用されるミドルウェア Pgpool-II に存在する、深刻度の高い脆弱性に対するセキュリティ・アドバイザリの発行である。この脆弱性 CVE-2025-46801 は、特定のミスコンフィグにより認証バイパスを許すものであり、CVSS スコアは 9.8 となっている。

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I-O DATA HDL-T NAS の深刻な脆弱性 CVE-2025-32002 などが FIX:リモート・コマンド実行の恐れ

Critical NAS Risk: I-O DATA Flaw with 9.8 CVSS Allows Remote Command Execution

2025/05/16 SecurityOnline — 集中管理されたストレージとデータ・アクセスを提供する Network Attached Storage (NAS) は、家庭および企業のネットワークに不可欠なコンポーネントとなっている。先日の JPCERT/CC アドバイザリによると、I-O DATA DEVICE の HDL-T Series NAS デバイスに発見された複数の深刻な脆弱性により、データ・セキュリティとネットワーク整合性に重大なリスクが生じているという。

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a-blog cms の CVE-2025-36560 などが FIX:XSS や SSRF の組み合わせとセッション乗っ取りの可能性

High-Risk Flaws in a-blog cms: CVE-2025-36560 Scores Critical 9.2 on CVSS Scale

2025/05/15 SecurityOnline — appleple が開発する、人気の CMS である a-blog cms に、複数のセキュリティ上の欠陥が存在することを、JPCERT/CC が公表した。これらの脆弱性は、パストラバーサル/クロスサイト・スクリプティング (XSS)/サーバ・サイド・リクエスト・フォージェリ (SSRF)/ログ・インジェクションなどの多岐にわたり、Web サイトとユーザーに深刻なリスクをもたらす。

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Ricoh 複合機における複数の脆弱性が FIX:懸念されるオフィス・ワークフローへの影響

Critical Vulnerabilities in Quick Agent Software Expose Ricoh MFPs to Remote Attacks

2025/04/28 SecurityOnline — Ricoh の MFP (multifunction printers) 向けに、SIOS Technology により開発された Windows アプリケーション Quick Agent に、複数の深刻な脆弱性が発見されたとして、JPCERT/CC が注意喚起を発表した。これらの脆弱性は、Quick Agent のバージョン 3.2.1/2.9.8 以下に影響を及ぼすものであり、その悪用に攻撃者に対して、任意のコード実行/ファイルの窃取/不正ログイン試行などを許す可能性があるという。

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Ivanti Connect Secure の脆弱性 CVE-2025-0282 が標的:DslogdRAT の展開を検証 – JPCERT/CC

Hackers Exploit Ivanti Connect Secure 0-Day to Deploy DslogdRAT and Web Shell

2025/04/24 gbhackers — Ivanti Connect Secure のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-0282 を悪用する脅威アクターが、Web シェルや DslogdRAT などの、高度な悪意のツールを展開している。JPCERT/CC の詳細な分析によると、これらの攻撃が浮き彫りにするのは、サイバー犯罪者たちに頻繁に標的化される、Ivanti 製品における執拗かつ最新のリスクである。

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a-blog cms の脆弱性 CVE-2025-31103:任意のファイル保存とスクリプト実行の恐れ

CVE-2025-31103: Zero-Day VulnerabilityCVE-2025-31103Discovered in a-blog cms, Act Now to Protect Your Web Server

2025/03/28 SecurityOnline — appleple が開発した Web コンテンツ管理システム a-blog cms に、深刻なセキュリティ脆弱性が発見された。日本の JPCERT/CC は、脆弱性 CVE-2025-31103 について、信頼されていないデータに対する不適切なデシリアライゼーションの欠陥だと強調している。この欠陥は、影響を受けるバージョンのソフトウェアを実行している Web サーバに、深刻なリスクをもたらす。

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Ivanti ICS の脆弱性 CVE-2025-0282 を悪用:SPAWNCHIMERA マルウェアの洗練度とは?

SPAWNCHIMERA Malware Exploits Ivanti Buffer Overflow Vulnerability by Applying a Critical Fix

2025/02/21 gbhackers — SPAWNCHIMERA マルウェア・ファミリが、Ivanti Connect Secure のバッファ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2025-0282 を悪用していることが、最近の JPCERT/CC の調査により確認されている。

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Ivanti のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-0282 が標的:SPAWNCHIMERA という高度なマルウェア

SPAWNCHIMERA: New Malware Exploits Ivanti Zero-Day Flaw (CVE-2025-0282)

2025/02/16 SecurityOnline — SPAWN マルウェア・ファミリーが大幅にアップグレードされ、高ステルス性のサイバー脅威 SPAWNCHIMERA として登場したことが、JPCERT/CC のサイバー・セキュリティ研究者たちにより報告された。この新たな亜種は、2025年1月に公開された Ivanti Connect Secure のバッファ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2025-0282 を積極的に悪用している。この脆弱性が公開される以前において、SPAWNCHIMERA マルウェアによる攻撃が特定されたことが、彼らの戦術の大きな変化を表している。

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STEALTHONE の脆弱性 CVE-2025-20016/20055/20620 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2025-20055 (CVSS 9.8): Critical Vulnerability Threatens STEALTHONE Storage

2025/01/15 SecurityOnline — 2025年1月15日に JPCERT/CC が公開したセキュリティ・アドバイザリは、STEALTHONE D220/D340/D440 ネットワーク・ストレージ・サーバに影響を及ぼす、複数の脆弱性に関するものである。ユーザーに推奨されるのは、ファームウェアを速やかに更新することである。それらの脆弱性 CVE-2025-20016/CVE-2025-20055/CVE-2025-20620 の悪用に成功した攻撃者は、任意のコマンド実行/不正アクセス/管理パスワードの窃取などの可能性を手にする。

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I-O DATA Router に対する攻撃を観測:アップデート情報の確認が必要

I-O DATA Routers Under Attack: Urgent Firmware Update Needed!

2024/12/03 SecurityOnline — I-O DATA の ルーター UD-LT1/UD-LT1/EX に複数の脆弱性が発見されたが、すでに積極的な悪用も観測されているという。日本のサイバー・セキュリティ組織である JPCERT/CC が発行した警告は、これらの脆弱性により、認証情報の盗難/コマンド実行/ファイアウォールの完全なバイパスといった、深刻な攻撃に対してデバイスが無防備になる可能性があるというものだ。

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JPCERT/CC:Windows Event Log からランサムウェアの痕跡を探すヒントを提供

JPCERT shares Windows Event Log tips to detect ransomware attacks

2024/09/30 BleepingComputer — Japan Computer Emergency Response Center (JPCERT/CC) が共有したのは、Windows Event Logs のエントリをベースにして、各種のランサムウェア撃を検出するためのヒントであり、それにより、進行中の攻撃がネットワークに拡散する前のタイムリーな検出を目指している。JPCERT/CC によると、この手法はランサムウェア攻撃に対応する際に有益であり、さまざまな可能性の中から攻撃ベクターを特定することで、タイムリーな緩和を支援するという。

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北朝鮮のハッカー Kimsuky が日本の組織を標的にしている – JPCERT/CC

Japan warns of attacks linked to North Korean Kimsuky hackers

2024/07/10 BleepingComputer — 北朝鮮の脅威アクターである Kimsuky が、日本の組織を攻撃の標的にしていると、JPCERT/CC (Japan’s Computer Emergency Response Team Coordination Center) が警告している。この Kimsuky は、北朝鮮の APT (advanced persistent threat) グループだと米国政府は位置づけている。同グループは、北朝鮮政府にとって関心のある情報を収集するために、世界中の標的に対して攻撃を行っている。

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JPCERT/CC 警告:北朝鮮のハッカー Lazarus が悪意のパッケージを PyPI にアップロード

Japan warns of malicious PyPi packages created by North Korean hackers

2024/02/28 BleepingComputer — JPCERT/CC (Japan’s Computer Security Incident Response Team) の警告は、悪名高い北朝鮮のハッキング・グループ Lazarus が、開発者をマルウェアに感染させる4つの悪意の PyPI パッケージをアップロードしたというものだ。PyPI (Python Package Index) は、オープンソースのソフトウェア・パッケージのリポジトリだ。ソフトウェア開発者たちは、多種多様なパッケージを Python プロジェクトで利用することで、最小限の労力でプログラムに機能を追加していく。

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TP-Link Router の脆弱性 CVE-2024-21833:PoC 開発の兆候も見られる

Millions of Routers at Risk: CVE-2024-21833 Threatens TP-Link Devices

2024/02/01 SecurityOnline — 最近の TP-Link ルーターに重大なリスクをもたらしている、セキュリティ脆弱性 CVE-2024-21833 の徹底的な分析を、CYFIRMA の調査チームが実施した。この脆弱性は、 2024年1月10日に JPCERT/CC により発見されたものであり、深刻度を示す CVSS 値は 8.8 と評価されている。

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北朝鮮の APT グループ Labyrinth Chollima:偽の VMConnect PyPI キャンペーンを実施

North Korean hackers behind malicious VMConnect PyPI campaign

2023/08/31 BleepingComputer — PyPI (Python Package Index) リポジトリに対して、悪意のパッケージをアップロードする VMConnect キャンペーンの背後には、北朝鮮の国家に支援を受けたハッカーたちが存在し、その中には VMware vSphere の正規のコネクタ・モジュール vConnector を模倣するものがある。この、VMConnect という名前の悪意のパッケージは8月初旬にアップロードされ、仮想化ツールを求める IT スペシャリストを標的としている。すでに、PyPI プラットフォームからは削除されているが、その時点で VMConnect は 237回もダウンロードされている。

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日本の JPCERT/CC が新たな攻撃手法について警告:Maldoc In PDF とは?

Japan’s JPCERT Warns of New ‘Maldoc In Pdf’ Attack Technique

2023/08/29 SecurityAffairs — 先日に、日本の JPCERT/CC (computer emergency response team) が、悪意の Word ファイルを PDF ファイルに埋め込むことで検知を回避する、MalDoc in PDF と呼ばれる新たな攻撃手法を観測した。研究者たちは、MalDoc in PDF で作成されたファイルは、PDF の magic numbers and file 構造を持っているが、Wordで開くことができると説明している。このファイルに悪意のマクロが含まれていれば、ファイルを開くことで悪意のコードが実行される。JPCERT/CC が観測した攻撃では、脅威アクターはファイル拡張子 “.doc” を使用していたという。

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GobRAT という Golang ベースの RAT:日本国内の Linux ルーターを侵害 – JPCERT/CC

New GobRAT Remote Access Trojan Targeting Linux Routers in Japan

2023/05/29 TheHackerNews — 日本国内において、Linux ルーターが、新たな Golang RAT である GobRAT の標的になっている。今日の JPCERT Coordination Center (JPCERT/CC) の報告によると、「この攻撃者は、最初に WebUI が公開されているルーターを狙い、脆弱性を悪用するスクリプトを実行し、最終的に GobRAT に感染させている」と述べている。

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Log4j ライブラリの脆弱性悪用:専門家たちが仕掛けたハニーポットからの情報

Experts monitor ongoing attacks using exploits for Log4j library flaws

2021/12/27 SecurityAffairs — DrWeb の研究者たちは、Apache Log4j ライブラリの脆弱性 (CVE-2021-44228/CVE-2021-45046/CVE-2021-4104/CVE-2021-42550) を悪用した攻撃を監視し、また、防御策を講じる必要性を警告している。これらの脆弱性を悪用することで、脅威アクターによるターゲット・システム上での、任意のコード実行/サービス妨害 (Denial of Service)/機密情報の開示などを許してしまう。

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WellMess マルウェアと関連する C2 サーバークラスタが発見された

Experts Uncover Several C&C Servers Linked to WellMess Malware

2021/07/30 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者たちが、APT29 として追跡されているロシアの脅威アクター Cozy Bear が所有する、新たな C2 (command-and-control) インフラストラクチャの正体を明らかにした。Microsoft のサイバーセキュリティ子会社である RiskIQ は、The Hacker News に寄せられたレポートの中で、ロシアの SVR (対外情報機関) が運営する、30台以上の C2 サーバーの発見を発表した。

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