X.Org Server の脆弱性 CVE-2024-9632 が FIX:18 年前からの存在が判明

CVE-2024-9632: 18-Year-Old Bug in X.Org Server Leaves Systems Vulnerable to Attack

2024/10/31 SecurityOnline — Linux などの Unix 系 OS で人気のディスプレイ・サーバ X.Org Server に、深刻度の高い脆弱性 CVE-2024-9632 (CVSS 7.8)が発見された。 この脆弱性は、18 年もの長期間にわたりコードベースに潜んでいたものであり、脆弱性のあるシステムの制御を、攻撃者に許す可能性を持つものだ。

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新たな犯罪グループ EMERALDWHALE:Git コンフィグ・ファイルからクラウド認証情報を窃取

EMERALDWHALE Operation Exposes Over 15,000 Cloud Credentials in Widespread Git Exploit

2024/10/31 SecurityOnline — 世界規模の犯罪組織 EMERALDWHALE が、Git の無防備なコンフィグ・ファイルを悪用し、15,000件以上のクラウド認証情報を盗み出していることが、Sysdig の  Threat Research Team (TRT) により発見された。Sysdig TRT のレポートでは、認証情報を漏洩させる大量のミスコンフィグが存在するという、憂慮すべき Web サーバの状況が指摘されている。それらのミスコンフィグは、何千ものプライベート・リポジトリに影響を与え、1つのアカウントが侵害されるごとに、数多くの被害者に損失を与える可能性があるものだ。

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CrowdStrike の障害から学ぶ、金融業務レジリエンスの教訓 – 英 FCA

CrowdStrike outage: lessons for operational resilience

2024/10/31 FCA — 2024年7月に CrowdStrike が引き起こした、大規模な Windows BSOD 障害への取り組みにおいて、それぞれの企業が対策を実施し、将来のインシデントへ向けて準備している。それについて、FCA の主たる観察/見解/教訓を述べたい。

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Apache Lucene.NET の脆弱性 CVE-2024-43383 がFIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-43383: Critical Flaw in Apache Lucene.NET Exposes Users to Remote Code Execution

2024/10/31 SecurityOnline — Apache Lucene.NET に存在する、リモート・コード実行の脆弱性が発見された。このバージョンを使用している開発者に対して、強く推奨されるのは、直ちにシステムを更新することだ。新たに発見された脆弱性 CVE-2024-43383 は、Lucene.NET のバージョン 4.8.0-beta00005 ~ 4.8.0-beta00016 に影響を及ぼす。この脆弱性は、Replicator ライブラリがデシリアライゼーションを実行している最中に、信頼できないデータを不適切に処理することに起因している。

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OpenText NetIQ iManager の複数の脆弱性 CVE-2024-3487 などが FIX:RCE などの恐れ

Yahoo Discloses NetIQ iManager Flaws Allowing Remote Code Execution

2024/10/31 SecurityWeek — Yahooの脆弱性研究チーム Paranoid が発表したのは、OpenText の NetIQ iManager に存在する 10 数件の脆弱性を特定と、その中に含まれる認証を必要としないリモート・コード実行の脆弱性に関する情報である。NetIQ iManager は、エンタープライズ向けのディレクトリ管理ツールであり、ネットワーク管理ユーティリティやコンテンツへ向けた、安全なリモート・アクセスを提供するものだ。

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Enterprise Identity Threat Report 2024:企業による ID 管理の盲点

Enterprise Identity Threat Report 2024: Unveiling Hidden Threats to Corporate Identities

2024/10/31 TheHackerNews — いまの職場はブラウザ中心であり、企業 ID が組織の最前線の防御として機能している。この、新しい境界とも呼ばれる ID が、安全なデータ管理と潜在的な侵害の間で活躍している。しかし、LayerX の最新レポートによると、各種プラットフォームにおける ID の使用の実態を、正確に認識していない組織の多いとのことだ。このような曖昧な認識により生み出されるのは、データ侵害/アカウント乗っ取り/資格情報の盗難に対して脆弱な組織である。

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Xiū gǒu という新たなフィッシング・キット:米/英/豪/日を積極的に標的化

New Xiū gǒu Phishing Kit Hits UK, US, Japan, Australia Across Key Sectors

2024/10/31 HackRead — 英国/米国/スペイン/オーストラリア/日本のユーザーをターゲットにする “Xiū gǒu” フィッシング・キットが、サイバー・セキュリティ研究者たちにより発見された。このキットが標的とするのは、公共/郵便/銀行などの分野であり、正当なサービスを模倣してデータを収集している。Netcraft のサイバー・セキュリティ研究者たちが発見した、”Xiū gǒu” という新たなフィッシング・キットは実際に機能している。このキットは、2024年9月から、英国/米国/スペイン/オーストラリア/日本の無防備なユーザーを、積極的にターゲットにしている。

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Python Waitress WSGI Server の脆弱性 CVE-2024-49768 が FIX:知っておくべきことは?

Critical Vulnerability in Waitress WSGI Server: CVE-2024-49768 – What You Need to Know

2024/10/31 SecurityOnline — Python プロジェクトが公表したのは、Waitress WSGI (Web Server Gateway Interface) Server の脆弱性 CVE-2024-49768 (CVSS:9.1) に対処する、セキュリティ・アドバイザリのリリースである。この脆弱性は、Waitress を使用するアプリケーションにおいて、特に安全で安定したパフォーマンスが不可欠な実稼働環境において、きわめて深刻な懸念事項となる。

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