ロシア政府による Facebook と Twitter のブロック:これもハイブリッド戦?

Russia blocks access to Facebook, Twitter, foreign news outlets

2022/03/04 BleepingComputer — Facebook の親会社である Meta が、RIA Novosti/Sputnik/Russia Today などのクレムリン系のメディア/通信社のアカウントを無効化/アクセス制限したことで、ロシア政府は Facebook へのアクセスをブロックした。この記事の掲載後に、ロシアのインターネット監視機関である Roskomnadzor が Interfax に伝えたところによると、ロシアは 2月24日に検察庁の要求を受けて、Twitter へのアクセスもブロックしたとのことだ。2月26日に Twitter は、「ロシアの一部の人々に対して、制限されている。サービスの安全性とアクセスを維持するために努力している」と述べている。

ロシアが Facebook を禁止

木曜日に Roskomnadzor は、Meta に対して RT Media Group に所属するロシアのメディアへの、すべての制限を直ちに解除するよう要請した。金曜日に Roskomnadzor は、「この決定の動機は、Facebook が 2020年10月ころから、ロシアのメディアや情報資源を差別していることにある」と述べている。

Roskomnadzor は、「2022年3月4日にロシア連邦は、Facebook ネットワークへのアクセスをブロックする決定を下した。ここ数日の間に Facebook は、Zvezda TV チャンネル/RIA Novosti 通信社/Sputnik/Russia Today/Lenta.ru/Gazeta.ru などの、情報リソースのアカウントへのアクセスを制限している」と述べた。Roskomnadzor は、「この決定は、外国の SNS を介したロシアのメディアへの自由な流れをブロックし、ロシアのユーザーからのアクセスの妨害を防ぐために行われた」と付け加えた。

その一方で Meta は、「まもなく何百万人もの、普通のロシア人が、信頼できる情報から切り離され、家族や友人とつながる日常の方法を奪われ、その発言を黙殺されることになるだろう。我々は、人々が安全かつ確実に自己表現し、行動のために組織化できるよう、サービスの復旧に全力を尽くし続ける」と述べている。

ロシアでブロックされた外国の報道機関

今日、Roskomnadzor は、Voice of America/BBC/DW/Radio Free Europe/Radio Liberty などの、外国の複数の報道機関へのアクセスもブロックしている。

ロシア政府は、現在進行中のウクライナ侵攻や、ウクライナの民間人やインフラに対する自軍の対応、ロシア軍が被った犠牲者の数に関するフェイクニュースを、これらのメディアが広めているとし、報道機関へのアクセス禁止を正当化した。

Roskomnadzor は、「ロシア検察庁の命令により、エージェントとして指定されているメディアを含む、外国メディアにより運営される多くの情報資源へのアクセスを制限した」と述べている。

木曜日には Google も、Roskomnadzor が「誤報」と呼ぶ、ロシアのウクライナ侵攻に関する YouTube 動画を広める、広告キャンペーンを停止するよう要請された。
Roskomnadzor が主張するように、年齢制限のない不正確な内容のオンライン広告は抗議ムードを植え付け、ウクライナにおけるロシアの特別作戦に関する誤った情報を、広めるために利用されている。

UPDATE: ロシアが Twitter をブロックしているという情報を追加し、タイトルを更新した。

3月2日に「ウクライナ戦でのオンラン・バトル:最前線に押し出された SNS の役割とは?」という記事をポストしました。また、3日には「ロシア当局から Google への要請:ウクライナ侵攻に関するフェイクの停止」をポストしましたた。だんだんと、ロシア当局と SNS の間の乖離が大きくなり、ついに遮断されるという事態に至りました。→ Ukraine まとめページ

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