Sophos の名を語る SophosEncrypt という RaaS:ID Ransomware に被害者からの投稿

Cybersecurity firm Sophos impersonated by new SophosEncrypt ransomware

2023/07/18 BleepingComputer — サイバー・セキュリティ・ベンダー の Sophos が、新しい RaaS (ransomware-as-a-service) になりすまされているが、この脅威アクターは同社の名前を取り込んだ、SophosEncrypt という名前で活動している。この、昨日に MalwareHunterTeam により発見されたランサムウェアは、当初は Sophos 自身のレッドチームによる演習の一環と考えられていた。しかし、Sophos X-Ops チームは、この暗号化ツールを作成したのは自分たちではなく、その立ち上げについて調査中であるとツイートした。

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JumpCloud で APT データ侵害:顧客データの漏洩により深刻化している

JumpCloud Confirms Data Breach By Nation-State Actor

2023/07/18 InfoSecurity — ID およびアクセス管理のソリューション・プロバイダーである JumpCloud は、国家を標的とする脅威アクターによる、セキュリティ侵害の標的になったことを、2023年7月12日に明らかにした。この侵害は 6月27日に、社内のオーケストレーション・システムで異常なアクティビティが検出されたことで明らかになった。このインシデントは、6月22日に脅威アクターが開始したスピア・フィッシング・キャンペーンにより、JumpCloud インフラの特定のセクションに不正アクセスは発生したというものだ。

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VirusTotal からリークした個人情報:米国とドイツの諜報機関などの職員 5,600 人が被害

VirusTotal leaked data of 5,600 registered users

2023/07/18 HelpNetSecurity — VirusTotal がデータ流出に見舞われ、登録ユーザー 5,600人の氏名と電子メール・アドレスが流出した。この流出したデータには、米国とドイツの諜報機関などの職員に関する情報も含まれていると報じられている。Google 傘下の VirusTotal は、疑わしいファイルや URL を分析する人気のオンライン・サービスであり、ウイルス対策エンジンや Web サイト・スキャナーを通じて、マルウェアや悪意のあるコンテンツを検出している。

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Adobe ColdFusion の脆弱性:7月の月例アップデートの混乱が明らかになった

New Vulnerabilities Found in Adobe ColdFusion

2023/07/18 InfoSecurity — Web 開発コンピューティング・プラットフォームである Adobe ColdFusion に、複数の脆弱性が存在することを、Rapid7 のセキュリティ研究者たちが発見した。2023年7月11日に Adobe は、Rapid7 が発見したアクセス制御バイパスの脆弱性 CVE-2023-29298 および、任意のコード実行を可能にする安全でないデシリアライズの脆弱性 CVE-2023-29300 を含む、ColdFusion に影響を及ぼす複数の脆弱性にパッチをリリースしている。しかし、最近になって Rapid7 は、これらの脆弱性の一部が数日後も悪用されており、また、一部のパッチが不完全であることを確認した。彼らは、7月17日にアドバイザリで調査結果を公表した。

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Google Cloud Build の深刻な脆弱性:MOVEit 悪用のような問題を生じる恐れ

Google Cloud Build bug lets hackers launch supply chain attacks

2023/07/18 BleepingComputer — クラウド・セキュリティ企業 Orca Security が発見した、Google Cloud Build サービスの重大な設計上の欠陥は、攻撃者を特権へとエスカレートさせ、Google Artifact Registry コード・リポジトリへの、ほぼ完全なアクセスを提供する可能性があるというものだ。この Bad.Build と名付けられた欠陥を悪用する脅威アクターたちは、Google Cloud Build の CI/CD (continuous integration and delivery) サービスのアカウントになりすまし、アーティファクト・レジストリに対して API コールを実行し、アプリケーション・イメージを制御することが可能になる。たとえば、悪意のコードの注入や、脆弱なアプリの作成などを行った後に、顧客の環境内に悪意のあるアプリをデプロイした攻撃者が、サプライチェーン攻撃を仕掛ける可能性が生じてくる。

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WooCommerce の深刻な脆弱性 CVE-2023-28121:侵害の試みが 100万回以上も記録される

WooCommerce Bug Exploited in Targeted WordPress Attacks

2023/07/18 InfoSecurity — 人気の WordPress プラグインを侵害しようとする試みが、この数日間で 100万回以上を記録したと、セキュリティ研究者たちが警告している。Wordfence によると、この攻撃は 7月14日に始まり、週末にかけて続き、7月16日には 157,000 件のサイトに対する 130万件の攻撃というピークに達したという。この攻撃は WooCommerce Payments プラグインの、深刻な脆弱性 CVE-2023-28121 (CVSS:9.8) を悪用するものだ。

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