Docker Desktop の RCE 脆弱性 CVE-2024-8695/8696 が FIX:CVSS 値は 9.8

CVE-2024-8695 & CVE-2024-8696: Two Critical RCE Flaws Discovered in Docker Desktop

2024/09/12 SecurityOnline — コンテナ化されたアプリケーション開発に最適な Docker Desktop に、リモート・コード実行 (RCE) 攻撃を可能にする2つの重大なセキュリティ脆弱性 CVE-2024-8695CVE-2024-8696 が発見された。

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Apache OFBiz の RCE 脆弱性 CVE-2024-45195:PoC リリース後の積極的な攻撃を観測

Hackers target Apache OFBiz RCE flaw CVE-2024-45195 after PoC exploit released

2024/09/12 SecurityOnline — Apache OFBiz の脆弱性 CVE-2024-45195 が明らかになった以降において、4,000 の固有サイトを標的とする、25,000 件を超える悪意のあるリクエストが検出されたと、Imperva のレポートが指摘している。これらの攻撃は、主に金融サービス業界 (FSI) とビジネス部門を標的としており、悪意のボットと Go で書かれたカスタムのエクスプロイト・ツールで脆弱なシステムを探った後に、脆弱性を悪用しているとのことだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、マルウェアの展開や機密データの窃取などを達成し、業務を妨害している。

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HTTP Response Header を悪用するフィッシング・キャンペーン:危険性が高まる理由は何処に?

Beyond HTML: The Hidden Danger of Phishing in HTTP Response Headers

2024/09/12 SecurityOnline — Palo Alto Networks – Unit 42 の研究者たちは、あまり知られていない手法である、HTTP リフレッシュ・レスポンス・ヘッダーを通じて配信される、フィッシング・ページによる大規模なフィッシング・キャンペーンを発見しました。従来からの、悪意のHTML コンテンツに依存するフィッシング戦術とは異なり、この手法は、サーバから送信されたレスポンス・ヘッダーを使用して、HTML コンテンツが処理される前に、ユーザーを不正なサイトへとリダイレクトするものだ。2024年5月〜7月に、研究者たちが検出した悪意の URL は、1日あたり 2,000 件に達しており、この手法が広く使用されていることを示している。

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Remcos RAT のファイルレス攻撃:脆弱性 CVE-2017-0199 の悪用を日本でも観測

Fileless Remcos RAT Campaign Leverages CVE-2017-0199 Flaw

2024/09/12 SecurityOnline — 新たに発見された高度なマルウェア攻撃では、複雑なファイルレスのアプローチが用いられ、無害に見える Excel ドキュメントが攻撃ベクターとなり、Remcos RAT が配信されている。Trellix の研究者たちが分析した攻撃では、従来から痕跡とされてきた悪意のファイルを残すことなく、サイバー犯罪者が検出を回避してシステムへと侵入する戦術を、改良し続けていることが判明した。

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Chrome の Safety Check がアップグレード:より安全な Web サイト閲覧のために

New Chrome Features Protect Users Against Threats, Provide More Control Over Personal Data

2024/09/12 SecurityWeek — Google が発表したは Chrome の新しい機能セットは、インターネット閲覧中のユーザーの保護を強化し、データに対する制御の強化を目的とするものだ。今日の Google によると、この新たな機能セットにより、バックグラウンドで自動的に実行される、プロアクティブな保護機能である Safety Check がアップグレードされている。さらに、ユーザーがアクセスしなくなった Web サイトの権限の取り消しや、不要と思われる通知にフラグ付けする通知などもサポートされるという。

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75% の確率でアプリは壊れる:依存関係のある OSS のアップデートが及ぼす影響 – Endor Labs

Open Source Updates Have 75% Chance of Breaking Apps

2024/09/12 InfoSecurity — Endor Labs の調査によると、オープンソース・ソフトウェアのバージョン・アップグレードにおいては、ほぼ全て (95%) の確率で他のコンポーネントの動作を妨げる、少なくとも1つの変更が含まれているという。そのため、パッチを適用すると、75%の確率で動作に支障をきたす可能性が生じる。この調査結果は、Endor Labs の第3回目の年次報告書 “2024 Dependency Management Report” で発表されたものであり、同社における脆弱性および顧客のデータと、Open Source Vulnerabilities(OSV) データベースの情報に加えて、Java ARchives (JARs) に関連するオープンソース依存関係 Top-15 を基に作成されている。

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Progress WhatsUp Gold を狙う RCE 攻撃:脆弱性 CVE-2024-6670/6671 を悪用して展開

WhatsUp Gold Under Attack: New RCE Vulnerabilities Exploited

2024/09/12 SecurityOnline — Progress WhatsUp Gold を標的とする、リモート・コード実行 (RCE:remote code execution) 攻撃が、Trend Micro により発見された。同社の WhatsUp Gold に存在する、脆弱性 CVE-2024-6670/CVE-2024-6671 を悪用することで、一連の攻撃が展開されている。攻撃が観測された 2024年8月30日より前の 8月16日に、これらの脆弱性に対してパッチが適用されているが、PoC エクスプロイト・コードの公開により、急速な攻撃の波が引き起こされている。それが浮き彫りにするのは、ユーザー組織におけるパッチ管理により、常に最新の状態に保つことの重要性である。

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Fortinet のデータ侵害:Fortibitch が 440GB のファイルを盗んだと主張

Fortinet confirms data breach after hacker claims to steal 440GB of files

20224/09/12 BleepingComputer — Fortinet の Microsoft Sharepoint サーバから、 脅威アクターが 440GB のファイルを盗んだと主張したことを受けて、同社はデータ侵害の発生を認めた。Fortinet は、ファイアウォール/ルーター/VPN デバイスなどのセキュアなネットワーク製品を販売しており、SIEM/ネットワーク管理/EDR および XDRソリューション/コンサルティング・サービスなども提供している。

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