SonicWall Firewall の脆弱性 CVE-2024-53704:90日間の猶予を経て PoC が公開

SonicWall Firewall Vulnerability Enables Unauthorized Access

2025/04/03 gbhackers — SonicWall ファイアウォールに影響を及ぼす、認証バイパスの脆弱性 CVE-2024-53704 の悪用を、Bishop Fox の研究者たちが実証した。この深刻な脆弱性を悪用するリモート攻撃者は、アクティブな SSL VPN セッションを乗っ取り、ユーザーの認証情報を必要とせずに、不正なネットワーク・アクセスを可能にするという。SonicWall デバイスにネットワーク・セキュリティ依存する組織において、この脆弱性に対するパッチが未適用の場合には、深刻なリスクが生じることになる。

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SonicWall ファイヤウォールの脆弱性 CVE-2024-53704:PoC のリリース後に攻撃を検出

SonicWall firewall bug leveraged in attacks after PoC exploit release

2025/02/14 BleepingComputer — SonicWall ファイアウォールに影響を与える認証バイパスの脆弱性だが、PoC エクスプロイト・コードのリリースの直後から、攻撃者たちに狙われ始めている。SonicWall の SSLVPN 認証メカニズムで発見され、CISA により深刻度 Critical と分類された脆弱性 CVE-2024-53704 は、同社の Gen 6/7 ファイアウォールおよび、SOHO シリーズ・デバイスの複数のモデルで使用される、SonicOS バージョン 7.1.1-7058 以下/7.1.2-7019/8.0.0-8035 に影響を及ぼすものである。

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SonicWall VPN Firewall:インターネット露出する脆弱なデバイスの数は? – Bishop Fox

Over 25,000 SonicWall VPN Firewalls exposed to critical flaws

2024/12/17 BleepingComputer — インターネットに露出する 25,000 台以上の SonicWall SSLVPN デバイスが、深刻な脆弱性を抱えているとされ、そのうちの 20,000 台に関しては、ベンダーがサポートを終了した SonicOS/OSX ファームウェア・バージョンを使用されているという。サイバーセキュリティ企業 Bishop Fox が実施した調査/分析によると、今年なって公開された一連の重要な脆弱性が、SonicWall デバイスに影響を及ぼしているとされる。

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SonicWall NGFW の DoS/RCE 脆弱性:178,000 台以上の脆弱なアプライアンスと PoC エクスプロイト

Over 178K SonicWall firewalls vulnerable to DoS, potential RCE attacks

2024/01/15 BleepingComputer — SonicWall Next-Generation Firewalls (NGFW) の、管理インターフェイスがオンラインで公開されている 178,000 台以上のファイアーウォールにおいて、 DoS (Denial-of-Service) 攻撃および RCE (Remote Code Execution) 攻撃が起こり得ることが、セキュリティ研究者たちにより発見された。これらのアプライアンスには、2つの DoS 脆弱性 CVE-2022-22274/CVE-2023-0656 が存在している。そして、1つ目の脆弱性は、リモート・コード実行につながる可能性もあるという。

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Fortinet FortiGate の脆弱性 CVE-2023-27997:依然として30万台の未パッチが公開

300,000+ Fortinet firewalls vulnerable to critical FortiOS RCE bug

2023/07/03 BleepingComputer — 数十万台の FortiGate ファイアウォールに影響を及ぼすとされる、深刻な脆弱性 CVE-2023-27997 だが、この問題に対処するアップデートを Fortinet がリリースしてから、約 1ヶ月が経過した。この、深刻度スコア 9.8 の脆弱性は、リモートコード実行にいたるものであり、すべてのネットワーキング・コンポーネントを、Fortiner のセキュリティ・ファブリック・プラットフォームに接続する、FortiOS のヒープバッファ・オーバーフローに起因するものだと説明されている。

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Sliver マルウェアによる BYOVD 攻撃:Windows にバックドアを作る手順とは?

Hackers backdoor Windows devices in Sliver and BYOVD attacks

2023/02/06 BleepingComputer — Sunlogin の脆弱性を悪用して Sliver ポスト・エクスプロイト・ツールキットを展開し、Windows Bring Your Own Vulnerable Driver (BYOVD) 攻撃を仕掛けることで、セキュリティ・ソフトウェアを無効化するという、新しいハッキング・キャンペーンが観測されている。Sliver とは、Bishop Fox が作成したポスト・エクスプロイト・ツールキットであり、Cobalt Strike の代替手段として、昨年の夏から脅威アクターたちが利用し始めているものだ。その機能としては、ネットワーク監視/コマンド実行、反射型 DLL ロード/セッション生成/プロセス操作などが提供されている。

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Atlassian Jira Align の脆弱性:クラウド・インフラの一部を制御される可能性

Atlassian Vulnerabilities Highlight Criticality of Cloud Services

2022/10/25 DarkReading — アジャイル・プランニングの SaaS (Software-as-a-Service) ツール Atlassian Jira Align に存在する2つの脆弱性 (CVE-2022-36802/CVE-2022-36803) により、サービスにアクセスできる脅威アクターがアプリケーション管理者になり、Atlassian サービスを攻撃する可能性があることが判明した。サイバーセキュリティ・サービス企業である Bishop Fox は、「この脆弱性は、クラウド・サービスで生じるリスクの典型であり、比較的よく知られているが、発見するのが難しいことが多い」と、今日のアドバイザリで述べている。

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OWASP Top-10 2021 Draft:Web アプリへの脅威をカテゴライズ

OWASP shakes up web app threat categories with release of draft Top 10

2021/09/09 DailySwig — Open Web Application Security Project (OWASP) は、2021年の Top-10 リストのドラフトを発表し、現代の脅威の分類方法を一新した。9月8日の発表で OWASPは、ピア・レビュー/コメント/翻訳・改善の提案を目的とする、Top 10 Web Application Security Threats for 2021 のドラフトを公開したと述べている。

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攻撃者たちが Go / Rust / Nim / DLang を使うのは何故なのか?

Attackers’ Use of Uncommon Programming Languages Continues to Grow

2021/07/27 DarkReading — BlackBerry の研究者によると、Go / Rust / Nim / DLang などの一般的ではないプログラミング言語が、セキュリティ防御を回避することや、開発プロセスの弱点を突くことを目的とする、マルウェア作者たちの間で人気を集めているとのことだ。この研究チームが、これら4つの言語を選んだ理由は、悪意の目的で使用されるケースが増加していることや、これらの言語を使用するマルウェア・ファミリーの数が増加していることに注目したからだ。

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