Multer の脆弱性 CVE-2025-47944/47935 が FIX:Node.js アプリに DoS攻撃 攻撃の可能性

High DoS Risk: Multer Flaws Threaten Millions of Node.js Apps

2025/05/20 SecurityOnline — Multer は、Node.js において multipart/form-data を処理する定番ミドルウェアであり、月間ダウンロード数が 2,630万回を超えるものだ。しかし、この人気ライブラリで発見された脆弱性 CVE-2025-47944/CVE-2025-47935 により、それを利用するアプリケーションに深刻なサービス拒否 (DoS) 攻撃のリスクが発生している。Node.js アプリケーションで、Multer を用いてファイルのアップロード処理を行い、バージョン 2.0.0 以降を使用していないケースでは、この脆弱性の影響を受ける可能性が生じる。

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Cisco IOS/XE/XR の脆弱性 CVE-2025-20154 が FIX:リモートのリブートとサービス拒否 (DoS) 状態

Cisco IOS, XE, and XR Vulnerability Allows Remote Device Reboots

2025/05/08 gbhackers — Cisco が発行したのは、広く使用されている IOS/IOS XE/IOS XR ソフトウェアに存在する、深刻な脆弱性に対する緊急セキュリティ・アドバイザリ (cisco-sa-twamp-kV4FHugn) である。この脆弱性 CVE-2025-20154 を悪用する未認証の攻撃者は、リモートからデバイスを強制的に再起動させ、サービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性を手にする。

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Apache ActiveMQ の脆弱性 CVE-2025-27533 が FIX:メモリ割り当ての問題と DoS 攻撃

CVE-2025-27533: Apache ActiveMQ Memory Allocation Bug Could Lead to Denial of Service

2025/05/08 SecurityOnline — 複数のプロトコルとクロス・プラットフォーム統合を強力にサポートする、OSS のメッセージ・ブローカー Apache ActiveMQ に、深刻なメモリ割り当ての脆弱性 CVE-2025-27533 が発見され、サービス拒否 (DoS) 攻撃が引き起こされる可能性が生じている。

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ISC BIND 9 の脆弱性 CVE-2024-11187/12705 が FIX:サービス拒否 (DoS) 攻撃の恐れ

ISC Patches Two Vulnerabilities – CVE-2024-11187 and CVE-2024-12705

2025/01/30 SecurityOnline — 先日に ISC (Internet Systems Consortium) が公開したのは、広く使用されている DNS ソフトウェア BIND に影響を及ぼす、2件の深刻な脆弱性の情報である。それらの脆弱性 CVE-2024-11187/CVE-2024-12705 の悪用に成功した攻撃者は、権威サーバー/リゾルバー対して、サービス拒否 (DoS) 攻撃を仕掛けることが可能になる。

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go-git の脆弱性 CVE-2025-21613/21614 が FIX:不正アクセス/DoS の可能性

Secure Your Repos: go-git Patches Critical Vulnerability – CVE-2025-21613 (CVSS 9.8)

2025/01/07 SecurityOnline — Git インタラクションに用いられる、Go ライブラリ go-git がリリースしたのは、2つの深刻な脆弱性を修正したバージョン 5.13.1 である。これらの脆弱性が悪用されると、不正アクセスや DoS にいたる可能性がある。開発者に対して強く推奨されるのは、依存関係を直ちに更新することだ。

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Redis の脆弱性 CVE-2024-51741/46981 が FIX:DoS と RCE の可能性

CVE-2024-51741 and CVE-2024-46981: Redis Flaws Expose Millions to DoS and RCE Risks

2025/01/06 SecurityOnline — 人気のインメモリ・データベース Redis で発見された、2件の脆弱性により数百万のユーザーが危険にさらされている。脆弱性 CVE-2024-51741 は、サービス拒否 (DoS) 攻撃をトリガーし、脆弱性 CVE-2024-46981 は、リモート コード実行 (RCE) を可能にするものである。

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Next.js の DoS 脆弱性 CVE-2024-56332 が FIX:Server Actions に悪用の恐れ

Next.js Patches Denial-of-Service Vulnerability (CVE-2024-56332) in Server Actions

2025/01/03 SecurityOnline — 人気の React フレームワーク Next.js が公表したのは、Server Actions を用いるアプリケーションに対して、サービス拒否 (DoS) 攻撃が仕掛けられる可能性がある、セキュリティ脆弱性への対処である。この脆弱性 CVE-2024-56332 は、PackDraw チームにより検出/公開されたものだ。

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CISA KEV 警告 24/12/30:Palo Alto PAN-OS の脆弱性 CVE-2024-3393 を登録

CISA Warns of Actively Exploited Palo Alto Firewall Flaw (CVE-2024-3393)

2024/12/30 SecurityOnline — 12月30日 に米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Palo Alto Networks の PAN-OS に影響を及ぼす、脆弱性 CVE-2024-3393 を KEV カタログに追加した。この深刻な脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者は、ファイアウォール保護機能の無効化を達成し、さらなるネットワーク侵害を引き起こす可能性を手にする。

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libxml2 の XXE 脆弱性 CVE-2024-40896 (CVSS 9.1) が FIX:システム侵害などの可能性

CVE-2024-40896 (CVSS 9.1): Critical XXE Vulnerability Discovered in libxml2

2023/12/25 SecurityOnline — 人気の XML パース・ライブラリ libxml2 に、新たな脆弱性 CVE-2024-40896 (CVSS 9.1) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、システム侵害/機密データ窃取などの可能性を得るという。libxml2 は、C 言語で書かれた堅牢な XML 解析ライブラリである。さらに、C++/Python/Ruby などのプログラミング言語へのバインディングにより、その汎用性は強化され、多くの開発環境で標準的なツールとなっている。Web サービス/データ処理/システム構成などの各種アプリケーションで、libxml2 が広く利用される背景には、その優れた解析機能と効率性がある。

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Django の脆弱性 CVE-2024-53907/53908 が FIX:DoS/SQLi の可能性

Django Releases Patches for CVE-2024-53907 and CVE-2024-53908 to Mitigate DoS and SQLi Threats

2024/12/05 SecurityOnline — Django に存在するセキュリティ脆弱性 CVE-2024-53907/CVE-2024-53908 が、バージョン 5.1.4/5.0.10/4.2.17 のリリースにより修正された。ユーザーに対して推奨されるのは、最新のセキュリティ・アップデートを、可能な限り早急にインストールすることだ。

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Keycloak のセキュリティ・アップデート:DDoS 脆弱性 CVE-2024-10270 などに対処

Keycloak Patches Multiple Vulnerabilities in Latest Update

2024/11/25 SecurityOnline — Keycloak がリリースしたのは、複数の脆弱性に対処するためのセキュリティ・アップデートである。それらが放置されると、このオープンソースの ID/アクセス管理プラットフォームにおいて、サービス拒否攻撃/情報漏えい/認証バイパスなどが生じる可能性がある。

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Apache Traffic Server の脆弱性 CVE-2024-38479/50305/50306 が FIX:直ちにアップデートを!

Apache Traffic Server Patches Critical Vulnerabilities in Latest Release

2024/11/17 SecurityOnline — Apache Software Foundation は、Apache Traffic Server に存在する3つの重大な脆弱性に対処するための、セキュリティ・アップデートをリリースした。 これらの脆弱性は、Apache Traffic Server 9.0.0〜9.2.5/10.0.0〜10.0.1 に存在するものであり、その影響は、キャッシュ・ポイズニングから特権の昇格まで多岐にわたる。

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quid プロキシ・サーバの DoS 脆弱性 CVE-2024-45802(CVSS 7.5) が FIX:直ちにアップデートを!

Denial-of-Service Vulnerability Found in Squid Proxy Server (CVE-2024-45802)

2024/10/29 SecurityOnline — 先日に Squid プロジェクトが発表したセキュリティ・アドバイザリによると、人気のオープンソースのキャッシュ・プロキシ・サーバである Squid に、サービス拒否 (DoS) の脆弱性 CVE-2024-45802 (CVSS:7.5) が発見されたとのことだ。帯域幅の削減や応答時間の改善といった、効率を向上させるために広く利用される Squid だが、特定のパラメータでコンフィグされた場合おいて、特に Edge Side Includes (ESI) 機能が有効化されている環境では、システムに混乱が生じ、深刻な侵害にいたる可能性があるという。

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Xlight FTP Server の脆弱性 CVE-2024-46483 (CVSS 9.8) が FIX:PoC も公開

CVE-2024-46483 (CVSS 9.8): Xlight FTP Server Flaw Leaves Users Exposed to Remote Attacks, PoC Published

2024/10/28 SecurityOnline — 安全で高性能なファイル転送用に設計された、Windows ベースの FTP/SFTP ソリューションである Xlight SFTP サーバで、深刻なセキュリティ脆弱性が発見された。この認証前ヒープ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2024-46483 は、その重大な影響の可能性を反映して、CVSS スコア 9.8 と評価されている。この脆弱性は、32/64 Bit アーキテクチャの Xlight バージョン 3.9.4.2 以下に影響を及ぼし、認証されていない攻撃者に対して、リモート・コード実行やサービス運用妨害を許すものとされる。

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Cisco ASA/FTD の脆弱性 CVE-2024-20481 が FIX:活発な悪用を確認

Active Exploits Target Cisco ASA and FTD VPNs: Urgent Update Needed (CVE-2024-20481)

2024/10/23 SecurityOnline — Cisco が公表したのは、Adaptive Security Appliance (ASA)/Firepower Threat Defense (FTD) に存在し、アクティブに悪用されている脆弱性 CVE-2024-20481 (CVSS:5.8) の修正に関する情報である。この脆弱性は、ASA/FTD ソフトウェアの脆弱なリリースを実行し、RAVPN (Remote Access VPN) が有効化されているデバイスに影響を与えるものである。その悪用に成功した攻撃者は、RAVPN サービスに対してサービス拒否 (DoS) 攻撃を仕掛ける可能性を手にする。

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HPE HP-UX の脆弱性 CVE-2024-42500 (CVSS 9.3) が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-42500 (CVSS 9.3): Critical HPE HP-UX Vulnerability Demands Immediate Action

2024/09/10 SecurityOnline — HPE HP-UX の Network File System (NFSv4) に脆弱性 CVE-2024-42500 (CVSS:9.3) が発見され、影響を受けるシステムへのサービス拒否 (DoS) 攻撃の可能性が生じている。この脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者に、NFS サービスを妨害され、重大な運用障害にいたる恐れがある。

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Webmin/Virtualmin の脆弱性 CVE-2024-2169 がFIX:直ちにアップデートを!

Webmin/Virtualmin Vulnerability Opens Door to Loop DoS Attacks (CVE-2024-2169)

2024/09/04 SecurityOnline — Webmin/Virtualmin に、サービス拒否 (DoS:Denial-of-Service) 攻撃を引き起こす深刻な脆弱性 CVE-2024-2169 が発見され、早急な対応を求められている。この脆弱性は、Webmin 2.202 未満/ Virtualmin 7.20.2 未満に影響を及ぼす。脆弱性 CVE-2024-2169 は、Webmin/Virtualmin の UDP サービスにおける不適切な検出メカニズムに起因する。このサービスは、コントロール・パネルにアクセスが可能な、IP アドレスとポートを明らかにすることで、UDP リクエストに応答するものだ。この動作は、一見無害に見えるが、攻撃者により悪用されると、Loop DoS 攻撃が引き起こされる可能性が生じる。

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TP-Link ルーターの深刻な脆弱性 CVE-2024-42815 (CVSS 9.8) が FIX:リモート RCE

CVE-2024-42815 (CVSS 9.8): Buffer Overflow Flaw in TP-Link Routers Opens Door to RCE

2024/08/29 SecurityOnline — TP-Link RE365 V1_180213 シリーズで発見された深刻な脆弱性により、リモートからの悪用や乗っ取りの危険性が高まっている。この脆弱性 CVE-2024-42815 (CVSS:9.8) は、一連の人気ネットワーク・デバイスのユーザーに深刻なリスクをもたらしている。

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IPFire が SYN Flood Protection 機能を導入:トラフィックを識別して DoS を防ぐ

IPFire Fortifies Against SYN Flood Attacks with New Protection Feature

2024/07/22 SecurityOnline — 深刻化するサービス拒否 (DoS:Denial-of-Service) 攻撃の脅威への対抗策として、オープンソース・ファイアウォール・ディストリビューションである IPFire が、企業ユーザー向けに SYN Flood Protection 機能を導入した。この革新的な機能により、不正な接続要求のフラッドでシステムを圧倒しようとする悪意の試みから、企業のデジタル・インフラを守ることが可能となる。

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Juniper SRX の脆弱性 CVE-2024-21586 が FIX:DoS 攻撃の恐れ

CVE-2024-21586: Juniper SRX Vulnerability Leaves Networks Open to Attack

2024/07/03 SecurityOnline — Juniper Networks が公表したのは、同社の SRX Series ファイアウォールに存在する、深刻な脆弱性のセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性 CVE-2024-21586 (CVSSv4 8.7) の悪用に成功した未認証の攻撃者は、リモートでパケット転送エンジン (PFE) をクラッシュさせ、サービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性を手にする。

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Linux Kernel TLS の CVE-2024-26582 が FIX:RCE/DoS が生じる恐れ

CVE-2024-26582 (CVSS 8.4): Linux Kernel Code Execution Vulnerability

2024/02/23 SecurityOnline — Linux Kernel の Transport Layer Security (TLS) サブシステムに、深刻度の高い脆弱性 CVE-2024-26582 (CVSS:8.4) が発見された。この脆弱性は、kTLS (カーネルの TLS 実装) のメモリ処理方法における、解放済みメモリの使用のエラーに起因するものであり、悪用に成功した攻撃者は、脆弱なシステム上で任意のコードを実行する可能性を得る。

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BGP に存在する3つの脆弱性:DoS 状態が無期限に延長される可能性 – Forescout

Researchers found DoS flaws in popular BGP implementation

2023/05/03 SecurityAffairs — Forescout Vedere Labs の研究者が、Border Gateway Protocol (BGP) のソフトウェア実装に存在する、複数の脆弱性を発見した。これらの問題は、プロトコルの主要なオープンソース実装である、FRRouting 実装のバージョン 8.4 における BGP メッセージの解析に起因するものだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、BGP ピアでのサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性が生じる。技術的に見ると、この欠陥を悪用することで、すべての BGP セッションとルーティング・テーブルを削除し、ピアを無応答にすることができるという。

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npm への DoS 攻撃:レジストリが断続的にダウンするという最悪の事態に

Malicious Spam Campaign Downs npm RegiSEO poisoningstry

2023/04/05 InfoSecurity — この1ヶ月の間に、npm レジストリが断続的なサービス拒否 (DoS) 停止に陥っていたことを、セキュリティ専門家たちが明らかにした。そして、ボット対策技術を導入するよう促している。 npm は、世界最大のソフトウェア・レジストリとして知られており、200万以上の JavaScript パッケージがダウンロードできるようになっている。Checkmarx の Head of Software Supply Chain Security である Jossef Harush Kadouri は、「過去にもスパム・キャンペーンによる被害があったが、この1ヶ月間における被害は、それらとは比較にならないほどの酷いものであった」と述べている。

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Palo Alto Networks 警告:PAN-OS に DDoS 攻撃参加を許す脆弱性 CVE-2022-0028

Palo Alto Networks: New PAN-OS DDoS flaw exploited in attacks

2022/08/12 BleepingComputer — Palo Alto Networks は、同社のネットワーク・ハードウェア製品で使用されている PAN-OS に存在する、深刻度の高い脆弱性を警告するセキュリティ・アドバイザリを発表した。この脆弱性 CVE-2022-0028 (CVSS v3 : 8.6) は、URL フィルタリング・ポリシーの設定ミスにより、未認証のリモート攻撃者による増幅された TCP サービス拒否 (DoS) 攻撃を許すものとなる。

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QNAP NAP に影響をおよぼす Apache HTTP Server のバグ:緩和策の実施が要請される

QNAP asks users to mitigate critical Apache HTTP Server bugs

2022/04/21 BleepingComputer — QNAP NAS デバイスに影響をおよぼす、Apache HTTP Server の脆弱性を悪用しようとする試みを阻止するために、同社は緩和策を適用するよう顧客に要請している。これらの脆弱性 CVE-2022-22721CVE-2022-23943 は深刻度が 9.8 であり、Apache HTTP Server 2.4.52 以下を実行しているシステムに影響を与える。

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OpenSSL の脆弱性 CVE-2022-0778 の追跡調査:各ベンダーたちの現状について

Cybersecurity Vendors Assessing Impact of Recent OpenSSL Vulnerability

2022/03/31 SecurityWeek — 3月の初めに発生した OpenSSL の脆弱性が、自社の製品やサービスに与える影響について、セキュリティ/クラウド/ストレージなどのベンダーたちが評価を進めている。OpenSSL プロジェクトが公開した更新プログラムでは、証明書の解析に関連する深刻度の高いサービス拒否 (DoS) 脆弱性に対してパッチが適用されている。このセキュリティ・ホールは、Google の脆弱性研究者である Tavis Ormandy が報告したものであり、CVE-2022-0778 として追跡され、OpenSSL の Ver 1.0.2/1.1.1/3.0 に影響を及ぼしている。このリリースにより、Ver 1.0.2zd/1.1.1n/3.0.2 で修正されている。

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SonicWall ファイアウォールにおける深刻な DoS 脆弱性 CVE-2022-22274 が FIX

Critical SonicWall firewall patch not released for all devices

2022/03/28 BleepingComputer — セキュリティ・ハードウェア・メーカーである SonicWall は、オペレーティングシステム SonicOS に存在する、サービス拒否 (DoS) 攻撃やリモートコード実行 (RCE) を生じる可能性のある、深刻な脆弱性を修正したことを発表した。このセキュリティ上の欠陥は、スタックベースのバッファ・オーバーフローの脆弱性であり、CVSS 値は 9.4 で、複数の SonicWall ファイアウォールに影響を及ぼす。

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OpenSSL 証明書解析の脆弱性 CVE-2022-0778 が FIX:サービス拒否が発生

OpenSSL cert parsing bug causes infinite denial of service loop

2022/03/16 BleepingComputer — OpenSSL が公開したセキュリティ・アップデートは、そのライブラリの脆弱性を悪用により無限ループ関数が作動し、サービス拒否状態に陥るという脆弱性に対処するためのものである。サービス拒否攻撃は、最も悲惨なセキュリティ問題ではないかもしれないが、重要な事業の中断/長期的な財務的影響、ブランド評価の低下などを引き起こす可能性が生じる。

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Google TensorFlow から YAML が脱落:深刻な RCE 脆弱性が原因

Google’s TensorFlow drops YAML support due to code execution flaw

2021/09/05 BleepingComputer — Google が開発した Python ベースの機械学習/人工知能プロジェクトである TensorFlow は、深刻ななコード実行の脆弱性に対処するため、YAML のサポートを終了した。YAML (Yet Another Markup Language) は、コンフィグレーション・ファイルや転送中のデータを扱い、人間が読める形にシリアライズする言語であり、開発者にとって便利な選択肢である。

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Rockwell MicroLogix PLC にはリモート DoS の脆弱性が存在する

Vulnerability Exposes MicroLogix PLCs to Remote DoS Attacks

2021/07/20 SecurityWeek — Rockwell Automation の MicroLogix 1100 PLC (programmable logic controllers) に存在する深刻度の高い脆弱性を悪用すると、対象となるデバイスが永続的な障害状態に陥る可能性がある。今月に Rockwell と CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) が発表した勧告によると、リモートの認証されていない攻撃者が CVE-2021-33012 を悪用し、特別に細工したコマンドを送信することで、標的とするコントローラでサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こすことが可能なる。

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TsuNAME 脆弱性は権威 DNS サーバーをダウンさせ DoS 攻撃を生み出す

New TsuNAME Flaw Could Let Attackers Take Down Authoritative DNS Servers

2021/05/07 TheHackerNews — この新顔でクリティカルな脆弱性を悪用すると、Domain Name System (DNS) リゾルバに対して reflection-based DoS 攻撃を行うことが可能となる。この TsuNAME と呼ばれる新たな脆弱性は、オランダとニュージーランドの国別ドメイン .nl と .nz を管理している、SIDN Labs と InternetNZ の研究者たちにより発見されている。

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