2025/05/13 SecurityOnline — アプライアンス・モードで動作中の F5 BIG-IP システムで生じる、高深刻度の脆弱性 CVE-2025-31644 が発見された。この脆弱性の悪用に成功した認証済みの管理ユーザーは、任意の bash コマンドを実行し、ルート権限を取得する可能性を得る。この脆弱性は、iControl REST API/tmsh (Traffic Management Shell) CLI インターフェイスに影響を及ぼすものであり、Deloitte の MatMatei “Mal” Badanoiu により報告されている。
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F5 BIG-IP の脆弱性 CVE-2025-20029 が FIX:コマンド・インジェクションと PoC のリリース
CVE-2025-20029: Command Injection Flaw Discovered in F5 BIG-IP System, PoC Releases
2025/02/26 SecurityOnline —人気のネットワーク・トラフィック管理/セキュリティ・ソリューションである F5 BIG-IP システムに、コマンド・インジェクションの脆弱性が発見された。この脆弱性 CVE-2025-20029 は、iControl REST API と BIG-IP TMOS Shell (tmsh) に影響を及ぼすものであり、Deloitte の Matei “Mal” Badanoiu が報告したものである。
Continue reading “F5 BIG-IP の脆弱性 CVE-2025-20029 が FIX:コマンド・インジェクションと PoC のリリース”F5 BIG-IP の脆弱性 CVE-2024-45844 (CVSS:8.6) が FIX:PoC エクスプロイトも提供
F5 BIG-IP Vulnerability (CVE-2024-45844): Access Control Bypass Risk, PoC Available
2024/10/17 SecurityOnline — ネットワーク・トラフィック管理とセキュリティ・ソリューションを提供する F5 BIG-IP に、深刻な脆弱性の存在が確認された。この脆弱性 CVE-2024-45844 (CVSSv4:8.6) を悪用する認証済みの攻撃者は、アクセス制御制限を回避し、システムに脅威をもたらす可能性を得る。
Continue reading “F5 BIG-IP の脆弱性 CVE-2024-45844 (CVSS:8.6) が FIX:PoC エクスプロイトも提供”F5 のレガシー・デバイスを悪用:3年間にわたり潜み続けた中国系ハッカーの TTP を分析 – Sygnia
China-Linked Hackers Infiltrate East Asian Firm for 3 Years Using F5 Devices
2024/06/17 TheHackerNews — 中国と密接な関係にあると疑われるサイバー・スパイが、約3年間という長期間にわたり、東アジアの無名の組織に対して攻撃を続けていたことが判明した。この脅威アクターは、F5 BIG-IP のレガシー・アプライアンスを悪用して永続性を確立し、内部 C&C (command-and-control) として使用することで、セキュリティを回避していた。2023年の後半に、この活動に対応したサイバー・セキュリティ企業 Sygnia は、Velvet Ant という名前で追跡した結果として、迅速な機動力と対処策に適応する強力な能力を有すると分析している。
Continue reading “F5 のレガシー・デバイスを悪用:3年間にわたり潜み続けた中国系ハッカーの TTP を分析 – Sygnia”Palo Alto Unit 42 の調査:脆弱性が公表された 15分後には悪意のスキャンが始まる
Hackers scan for vulnerabilities within 15 minutes of disclosure
2022/07/26 BleepingComputer — この新しいレポートにより、脅威アクターたちは新しい CVE が公開されてから 15分以内に、脆弱なエンドポイントをスキャンしていることが明らかになった。Palo Alto Unit 42 の 2022 Incident Response Report によると、ハッカーたちは常にソフトウェ・アベンダーの掲示板を監視し、企業ネットワークへのイニシャル・アクセスやリモートコード実行に利用できる、新しい脆弱性の告知を探し求めているようだ。つまり、脅威アクターたちの脆弱性スキャンを開始するスピードが速いため、システム管理者は、脆弱性が悪用される前にバグを修正する必要に迫られることになる。
Continue reading “Palo Alto Unit 42 の調査:脆弱性が公表された 15分後には悪意のスキャンが始まる”EnemyBot の狙う脆弱性がエグイ:即座に VMware/Spring/F5 BIG-IP に対応
EnemyBot malware adds exploits for critical VMware, F5 BIG-IP flaws
2022/05/29 BleepingComputer — 複数のマルウェア・コードをベースにしたボットネット EnemyBot は、Webサーバー/CMS/IoT/Android 端末などで公開されたばかりの、深刻な脆弱性の悪用に迅速に対応し、その範囲を拡大している。このボットネットは、Securonix の研究者により 3月に初めて発見され、Fortinet から新しいサンプルの分析結果が提供された 4月には、すでに 12種類以上のプロセッサ・アーキテクチャの不具合を統合していた。このマルウェアは、分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃を主目的としており、新しいターゲット・デバイスをスキャンして感染させるモジュールも備えている。
Continue reading “EnemyBot の狙う脆弱性がエグイ:即座に VMware/Spring/F5 BIG-IP に対応”CISA と MS-ISAC の共同勧告:進行中の F5 BIG-IP 攻撃をブロックするためのガイダンス
CISA shares guidance to block ongoing F5 BIG-IP attacks
2022/05/18 BleepingComputer — CISA と Multi-State Information Sharing and Analysis Center (MS-ISAC) は、本日に発表した共同アドバイザリにおいて、F5 BIG-IP ネットワーク・セキュリティの深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 を狙う攻撃が活発化しているとして、管理者たちに警告を発した。このアドバイザリには、「CISA と MS-ISAC は、政府機関および民間企業のネットワークにおいて、未パッチの F5 BIG-IPデバイス (主に管理ポートまたは自己 IP が公開されている) が広範囲で悪用されると推測する」と記されている。
Continue reading “CISA と MS-ISAC の共同勧告:進行中の F5 BIG-IP 攻撃をブロックするためのガイダンス”CISA 警告 5/10:F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 を KEV リストに追加
CISA tells federal agencies to fix actively exploited F5 BIG-IP bug
2022/05/11 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、積極的に悪用されるバグのリストに、BIG-IP ネットワーク・デバイスに深刻な影響を与える、脆弱性 CVE-2022-1388 を新たに追加した。BIG-IP ソリューションを使用する F5 の顧客の中には、連邦政府機関/Fortune 500 企業/銀行/サービス・プロバイダ/コンシューマ・ブランド (Microsoft/Oracle/Facebook など) が含まれているが、同社は Fortune 50 のうちの 48社が F5ユーザーだとしている。
Continue reading “CISA 警告 5/10:F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 を KEV リストに追加”F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:デバイスの消去も起こり得る
Critical F5 BIG-IP vulnerability exploited to wipe devices
2022/05/10 BleepingComputer — 先日に公開された F5 BIG-IP の脆弱性は、デバイスのファイル・システムを消去し、サーバを使用不能にするという、破壊的な攻撃に悪用されかねないものである。先週に F5 は、脆弱性 CVE-2022-1388 を公開し、リモート攻撃者が認証なしで BIG-IP ネットワーク・デバイス上で、root としてコマンドを実行できる問題を示した。このバグは極めて深刻であるため、F5 は管理者に対して、可能な限り早急にアップデートを適用するよう促している。
Continue reading “F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:デバイスの消去も起こり得る”F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:bash を狙ったバックドア展開が多発
Hackers exploiting critical F5 BIG-IP flaw to drop backdoors
2022/05/09 BleepingComputer — F5 BIG-IP の、すべてのモジュールの複数のバージョンに影響を与える、深刻な脆弱性の悪用に成功した攻撃者たちが、悪意のペイロードをドロップするという脅威が大量に発生し始めている。先週に F5 は、BIG-IP iControl の REST 認証コンポーネントに影響を及ぼす、脆弱性 CVE-2022-1388 (CVSS:9.8) に対するパッチをリリースした。
Continue reading “F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:bash を狙ったバックドア展開が多発”F5 BIG-IP の RCE 脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:16,000台のデバイスに乗っ取りの可能性
F5 warns of critical BIG-IP RCE bug allowing device takeover
2022/05/04 BleepingComputer — F5 はセキュリティ・アドバイザリを発表し、ネットワーク・アクセス権を持つ未認証の攻撃者に対して、BIG-IP 上で任意のシステム・コマンド実行や、ファイル操作、サービスの無効化などを、許してしまう欠陥について注意を促している。この脆弱性 CVE-2022-1388 の深刻度は Critical (CVSS:9.8) に分類され、悪用によりシステムを完全に乗っ取られる可能性がある。
Continue reading “F5 BIG-IP の RCE 脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:16,000台のデバイスに乗っ取りの可能性”OpenSSL の脆弱性 CVE-2022-0778 の追跡調査:各ベンダーたちの現状について
Cybersecurity Vendors Assessing Impact of Recent OpenSSL Vulnerability
2022/03/31 SecurityWeek — 3月の初めに発生した OpenSSL の脆弱性が、自社の製品やサービスに与える影響について、セキュリティ/クラウド/ストレージなどのベンダーたちが評価を進めている。OpenSSL プロジェクトが公開した更新プログラムでは、証明書の解析に関連する深刻度の高いサービス拒否 (DoS) 脆弱性に対してパッチが適用されている。このセキュリティ・ホールは、Google の脆弱性研究者である Tavis Ormandy が報告したものであり、CVE-2022-0778 として追跡され、OpenSSL の Ver 1.0.2/1.1.1/3.0 に影響を及ぼしている。このリリースにより、Ver 1.0.2zd/1.1.1n/3.0.2 で修正されている。
Continue reading “OpenSSL の脆弱性 CVE-2022-0778 の追跡調査:各ベンダーたちの現状について”F5 BIG-IP の Critical バグは特定の条件下で 9.9 の深刻度に変容する
Critical F5 BIG-IP bug impacts customers in sensitive sectors
2021/08/25 BleepingComputer — F5 BIG-IP アプリケーション・サービスだが、同社のネットワーク機器に存在する十数件の深刻度の高い脆弱性を修正し、そのうちの1件は特定の条件下での深刻度が Critical へと昇格した。これらの問題は、今月に配信されたセキュリティ・アップデートの一部であり、複数の F5 デバイスに存在する約30件の脆弱性に対応するものだ。
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US insurance giant AJG reports data breach after ransomware attack
2021/07/01 BleepingComputer — Arthur J. Gallagher (AJG 世界最大級の保険ブローカー) は、2020年9月下旬に受けたランサムウェア攻撃により、影響を受けた可能性のある顧客に対して、情報漏えい通知書を郵送している。AJG は、「サイバー・セキュリティおよびフォレンジックの専門家と協力して、何が起こったのか、どのような情報が影響を受けたのかを確認した。
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