API セキュリティ調査:全インシデントに占める割合は 4.1〜7.5%

One in every 13 incidents blamed on API insecurity – report

2022/06/22 DailySwig — サイバー・セキュリティ・インシデントの原因のうち、API の不安定さが 4.1〜7.5%を占めていることが、最新の研究により明らかになった。Marsh McLennan Cyber Risk Analytics Center が実施した調査は、約11万7000件のユニークなサイバー・セキュリティ・インシデントの分析をベースにしたものであり、大企業ほど API 関連のインシデントが増加する傾向にあることが、統計的に判明している。大企業は、中小企業と比べて3〜4倍も、API セキュリティ問題を経験する可能性が高かったのである。

Continue reading “API セキュリティ調査:全インシデントに占める割合は 4.1〜7.5%”

Microsoft のサイバー戦争分析:ロシアがウクライナ同盟国 42カ国を攻撃

Microsoft: Russian Cyber Spying Targets 42 Ukraine Allies

2022/06/22 SecurityWeek — 水曜日に Microsoft が発表したレポート “Defending Ukraine: Early Lessons from the Cyber War” によると、国家に支援されたロシアのハッカーたちが、ウクライナに対する容赦ないサイバー攻撃を行うと同時に、キエフを支援する 42カ国の政府/シンクタンク/企業/支援団体に対して戦略的スパイ行為を行っているとのことだ。

Continue reading “Microsoft のサイバー戦争分析:ロシアがウクライナ同盟国 42カ国を攻撃”

PHP の深刻な脆弱性 CVE-2019-11043 :QNAP NAS デバイスにリモートコード実行の危険性

QNAP warns of a critical PHP flaw that could lead to remote code execution

2022/06/22 SecurityAffairs — 台湾のベンダーである QNAP は、QNAP NAS デバイスに影響をおよぼす、PHP の深刻なリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2019-11043 (CVSS:9.8) に対処している。この脆弱性の存在により、PHP FastCGI Process Manager (FPM) の特定のコンフィグレーションにおいて、FCGI プロトコルのデータ用に確保されたメモリ領域に関連するバッファ・オーバーフローが発生し、リモートからコードが実行される可能性が生じる。

Continue reading “PHP の深刻な脆弱性 CVE-2019-11043 :QNAP NAS デバイスにリモートコード実行の危険性”

オープンソース・ソフトウェアと脆弱性の関係:実際に攻撃可能なものは3%に過ぎない

Only 3% of Open Source Software Bugs Are Actually Attackable, Researchers Say

2022/06/25 DarkReading — ソフトウェア・サプライチェーンにおけるセキュリティ・リスクが高まる中、脆弱性管理の作業負荷が増大しているが、今日の Shiftleft レポートでは、現存の脆弱性のうち、実際に攻撃者が到達可能なものは約3%に過ぎないことが示されている。このデータは、アプリケーション・セキュリティ (appsec) の専門家と開発者たちが、攻撃可能な脆弱性の修正と軽減に注力すれば、チームの負担を劇的に軽減できることを示唆している。

Continue reading “オープンソース・ソフトウェアと脆弱性の関係:実際に攻撃可能なものは3%に過ぎない”

NSA が Windows PowerShell 活用を提言:適正な利用により防御側の武器になる!

NSA shares tips on securing Windows devices with PowerShell

2022/06/22 BleepingComputer — 今日、National Security Agency (NSA) とサイバーセキュリティ・パートナー機関はシステム管理者たちに対して、Windows マシン上における悪意のアクティビティ防止/検出に PowerShell の使用を推奨するアドバイザリーを発表した。PowerShell は、サイバー攻撃で頻繁に使用され、主に侵入後の段階で悪用されているが、Microsoft の自動化およびコンフィグレーション・ツールに組み込まれたセキュリティ機能は、防御側のフォレンジック作業やインシデント対応の改善や、反復タスクの自動化にも有効とされる。

Continue reading “NSA が Windows PowerShell 活用を提言:適正な利用により防御側の武器になる!”