FortiWeb WAF 攻撃用のエクスプロイトを Metasploit が導入:CVE‑2025‑64446/58034 攻撃チェーン

Metasploit Adds Exploit Module for Recently Disclosed FortiWeb 0-Day Vulnerabilities

2025/11/22 CyberSecurityNews — Fortinet の FortiWeb に存在する深刻な脆弱性を標的とする新たなエクスプロイト・モジュールが、Metasploit Framework に導入された。このモジュールは、先日に公開された2つの脆弱性 CVE-2025-64446/CVE-2025-58034 を連鎖させ、未認証のユーザーによる root 権限でのリモート・コード実行 (RCE) を可能にするものだ。このリリースは、Fortinet からのサイレント・パッチと、その後に発生したバイパスにより、数多くの WAF アプライアンスが無防備な状態になっている状況や、実環境での悪用の報告などに対応するものである。

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パラメータ汚染を悪用する新たな XSS 手法:代表的な WAF での回避状況をテストした

Web Application Firewall Bypassed via JS Injection with Parameter Pollution

2025/09/08 gbhackers — 最近の自律型ペンテストにおいて、厳格な Web Application Firewalls (WAF) さえも回避する、新たなクロスサイト・スクリプティング (XSS) 手法が発見された。Ethiack のセキュリティ研究者たちが実施したテストは、厳格にコンフィグされた WAF で保護された ASP.NET アプリケーションを対象とするものであり、従来からの XSS ペイロードは、シングルクォートで囲まれた JavaScript 文字列から抜け出す手法を用いたが、即座にブロックされた。

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WAF の限界が露呈:HTTP パラメータ汚染と JavaScript インジェクションによる突破の手法とは?

WAFs protection Bypassed to Execute XSS Payloads Using JS Injection with Parameter Pollution

2025/08/05 CyberSecurityNews — Web Application Firewall (WAF) 保護を回避するために、HTTP パラメータ汚染と JavaScript インジェクションを組み合わせるという、巧妙な手法が発見された。その仕組は、WAF エンジンと Web アプリケーション・フレームワークの間に存在する解析動作の相違を悪用し、特に ASP.NET におけるパラメータ処理の挙動に着目することで、従来のセキュリティ検出を回避するクロスサイト・スクリプティング (XSS) 攻撃を成立させるものだ。

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FortiWeb の SQLi 脆弱性 CVE-2025-25257 が FIX:未認証の攻撃者にデータベース操作を許容

FortiWeb SQL Injection Vulnerability Allows Attacker to Execute Malicious SQL Code

2025/07/09 CyberSecurityNews — FortiWeb WAF (web application firewalls) に深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-25257 が発見された。この脆弱性を悪用する未認証の攻撃者は、細工された HTTP および HTTPS リクエストを介して、不正な SQL コマンドの実行を可能にするという。この脆弱性は、CWE-89 (SQL コマンドで使用される特殊要素の不適切な無効化) に分類されており、Webアプリケーションのセキュリティ対策として、FortiWeb を使用する組織にとって重大な脅威を生み出すものだ。

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ModSecurity WAF の脆弱性 CVE-2025-52891:DoS の可能性と未パッチの状況

Critical ModSecurity WAF Vulnerability Allows Denial of Service via Empty XML Tags

2025/07/03 CyberSecurityNews — ModSecurity Web Application Firewall (WAF) エンジンに新たに発見されたサービス拒否 (DoS) 脆弱性が、セキュリティ専門家たちの間で大きな懸念となっている。この脆弱性 CVE-2025-52891 は、空のタグを含む XML リクエストを処理することでトリガーされ、サービス中断へといたる可能性がある。影響を受けるのは mod_security2 のバージョン 2.9.8/2.9.9/2.9.10 だが、管理者により SecParseXmlIntoArgs 機能が有効化されている場合に限られる。

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ModSecurity WAF の脆弱性 CVE-2025-48866 が FIX:リソース消費に起因するシステム・クラッシュ

New ModSecurity WAF Vulnerability Let Attackers Crash the Syste

2024/06/03 CyberSecurityNews — ModSecurity に深刻なサービス拒否 (DoS) の脆弱性が発見された。Apache/IIS/Nginx Web サーバの保護に使用される ModSecurity は、最も広く導入されている OSS の WAF エンジンの1つである。この脆弱性 CVE-2025-48866 は、ModSecurity のバージョン 2.9.10 以下に影響し、sanitiseArg/sanitizeArg アクションを悪用する攻撃者に対して、システム・クラッシュを引き起こす機会を与えるものだ。

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ModSecurity の DoS 脆弱性 CVE-2025-47947:No Patch/Yes PoC

ModSecurity DoS Flaw: PoC Available for Apache Vulnerability (No Workaround, Patch Pending)

2025/05/23 SecurityOnline — ModSecurity の Apache モジュールで発見された、新たな脆弱性 CVE-2025-47947 (CVSS:7.5) が特定の条件下で悪用されると、Web サーバに深刻なサービス拒否 (DoS) 攻撃が生じる可能性がある。この脆弱性は、Swiss Post の代理人である、Netnea の Simon Studer (@studersi) が報告したものだ。

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Radware Cloud Web App Firewall の脆弱性 CVE-2024-56523/56524 が FIX:フィルター・バイパスの恐れ

Radware Cloud Web App Firewall Flaw Allows Attackers to Bypass Security Filters

2025/05/08 gbhackers — Radware の Cloud Web Application Firewall (WAF) に存在する2件の深刻な脆弱性が、CERT/CC のセキュリティ研究者たちにより発見された。この脆弱性 CVE-2024-56523/CVE-2024-56524 を悪用する攻撃者は、セキュリティ・フィルターをバイパスし、保護されている Web アプリへ向けた悪意のペイロードの配信を可能にする。これらの脆弱性が浮き彫りにするのは、非標準の HTTP リクエストや特殊文字を含むユーザー入力データを、WAF が処理する方法の根本的な弱点である。これらの脆弱性は 2025年5月7日に公表され、最近のアップデートで修正が示唆されているが、現時点でも Radware は公式に認めていない。

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ModSecurity の脆弱性 CVE-2025-27110 が FIX:難読化された攻撃が可能に?

CVE-2025-27110: ModSecurity Vulnerability Leaves Web Applications Exposed

2025/02/28 SecurityOnline — 人気のオープンソース WAF (Web Application Firewall) である ModSecurity に、新たな脆弱性 CVE-2025-27110 (CVSSv4:7.9) が発見された。この脆弱性が影響を及ぼす範囲は、libmodsecurity3 バージョン 3.0.13 であり、無数の Web アプリケーションが、攻撃に対して脆弱になる可能性が生じる。具体的に言うと、HTML エンティティの先頭にゼロを埋め込んだ、悪意のあるペイロードをエンコードさせることで、攻撃者はセキュリティ・ルールを回避できるという。

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CDN/WAF 統合を悪用する手法:グローバルな Web アプリも DDoS で簡単にダウン

Exploiting CDN Integrations: A WAF Bypass Threatening Global Web Applications

2024/12/10 SecurityOnline — 最近に公開された Zafran 研究チームによる分析で明らかになったのは、Akamai/Cloudflare/Fastly/Imperva などの、大手 WAF ベンダーに影響を及ぼす、広範囲にわたるミスコンフィグの問題である。これらのベンダーは、世界の Web アプリケーションの 90% を総合的に保護しているため、この調査結果は警戒すべきものであり、影響力の大きいものとなる。

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Hillstone WAF の脆弱性 CVE-2024-8073 (CVSS 9.8) が FIX:RCE 攻撃が生じる恐れ

Hillstone Networks Addresses Critical RCE Vulnerability in WAF (CVE-2024-8073, CVSS 9.8)

2024/08/26 SecurityOnline — ネットワーク・セキュリティ・ソリューション大手の Hillstone Networks が発表したのは、同社の Web Application Firewall (WAF) 製品における重大な脆弱性 CVE-2024-8073 (CVSS:9.8) に関するセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者は、影響を受けるシステム上で任意のコードを実行し、システムを完全に侵害する可能性を手にしている。

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Imperva SecureSphere WAF の深刻な脆弱性 CVE-2023-50969:PoC と技術的詳細が公開

CVE-2023-50969: Critical Flaw in Imperva SecureSphere WAF Could Lead to Devastating Breaches

2024/03/28 SecurityOnline —オンプレミスで広く利用されている WAF (Web Application Firewalls) である Imperva SecureSphere に、新たな脆弱性 CVE-2023-50969 (CVSS:9.8) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、Web 攻撃を防ぐためのセキュリティ・ルールを回避し、SQL インジェクションや XSS (Cross-Site Scripting) などを実施できるようになるため、ユーザー組織においては壊滅的なセキュリティ侵害の可能性が生じる。

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ModSecurity の WAF バイパスの脆弱性 CVE-2024-1019 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-1019: Exposing ModSecurity’s Critical WAF Bypass Flaw

2024/01/31 SecurityOnline — Web アプリケーション・セキュリティの世界において、ModSecurity は、サイバー脅威対策に強いツールの1つとして、以前から人気を誇っている。Trustwave の SpiderLabs により開発された、このオープンソースの WAF (Web Application Firewall) エンジンは、Apache/IIS/Nginx をサポートしている。さらに、強力なイベントベースのプログラミング言語を使用しており、無数の攻撃から Web アプリケーションを守ることに長けていることに加えて、HTTP トラフィックの監視/ロギング/リアルタイム分析などにも優れている。

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API の氾濫という深刻な問題:過去のインシデントを学習して将来を見据える

Unattended API challenge: How we’re losing track and can we get full visibility

2023/05/09 HelpNetSecurity — かつてないスピードで、API が開発/導入される現代の企業において、API スプロール (氾濫) の問題が広まり始めている。Postman の 2022 State of the API Report では、「回答者の 89%が、組織の API への時間とリソースの投資は、今後 12ヶ月間で増加するか、変わらないだろうと答えている」と指摘されている。つまり、API の開発/展開が進むだろうと、それぞれの組織は自信を持っているのだ。

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Microsoft Azure の API Management の脆弱性が FIX:SSRF などに対応 – Ermetic

Researchers Discover 3 Vulnerabilities in Microsoft Azure API Management Service

2023/05/04 TheHackerNews — Microsoft Azure API Management サービスにおいて、機密情報やバックエンド・サービスへのアクセスを試みる脅威アクターに、悪用される可能性のある3つの新たな脆弱性が公開された。イスラエルのクラウド・セキュリティ企業 Ermetic によると、そこに含まれるのは、2つの SSRF (Server-Side Request Forgery) の欠陥と、API Management 開発者ポータルにおける無制限ファイル・アップロード機能の欠陥である。

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Shadow API の調査:監視/監査されない最も脆弱な存在について考える

Why Shadow APIs are More Dangerous than You Think

2023/04/13 TheHackerNews — シャドー API は、悪意の動作を隠蔽し、データ損失を引き起こす可能性があるため、あらゆる規模の組織にとって、リスクを高めるものになっている。シャドー API とは、公式に文書化/サポートされていない API のことだが、この言葉を知らない人も多いだろう。残念なことだが、運用チームやセキュリティ・チームの誰もが知らない API が、プロダクション環境に存在することが一般的である。企業は何千もの API を管理しているが、その多くは API ゲートウェイや Web アプリケーション・ファイアウォールなどのプロキシを経由していない。つまり、大半の API は監視/監査されない、最も脆弱な存在なのだ。

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Fortinet FortiNAC/FortiWeb の深刻な脆弱性が FIX:緩和策や回避策は存在しない

Fortinet fixes critical RCE flaws in FortiNAC and FortiWeb

2023/02/17 BleepingComputer — Fortinet の FortiNAC/FortiWeb に対するセキュリティ・アップデートが公開された。そこで対処された2つの深刻な脆弱性は、認証されていない攻撃者による任意のコード/コマンド実行にいたる可能性のあるものだ。1つ目は、FortiNAC に影響を及ぼす脆弱性 CVE-2022-39952 であり、CVSS 値は 9.8 (Critical) である。FortiNAC は、ネットワーク・アクセス制御ソリューションであり、リアルタイムでのネットワークの可視化/セキュリティ・ポリシーの適用/脅威の検知と緩和を支援するものだ。

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サイバー攻撃の 85% が暗号化されたチャネルを経由する:日本は前年比で 613% 増

Over 85% of Attacks Hide in Encrypted Channels

2022/12/15 InfoSecurity — Zscaler の最新レポートによると、これまでの1年間におけるサイバー攻撃の大部分は、セキュリティ・チームによる検出を回避するために TLS/SSL 暗号化を使用しているという。セキュリティ・ベンダーである Zscaler は、2021年10月〜2022年9月においてブロックされた 240億件の脅威を分析し、その結果を 2022 State of Encrypted Attacks Report として提供している。

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WAF に JSON を投げ込む攻撃手法:バイパスが可能になるという Claroty の調査

Researchers Detail New Attack Method to Bypass Popular Web Application Firewalls

2022/12/10 TheHackerNews — さまざまなベンダーの Web Application Firewalls (WAF) を回避したシステムへの侵入により、企業や顧客の機密情報へのアクセスを、脅威アクターに許す可能性のある、新たな攻撃方法が発見された。WAF は重要な防衛線であり、Web アプリケーションとの間で HTTP (S) トラフィックをフィルタリング/監視/ブロックし、CSRF/XSS/SQL インジェクション/ファイル・インクルードなどの攻撃からシステムを保護するものだ。

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BLACK HAT ASIA 2022 での発表:SQL クエリーの変換により WAF バイパスが可能になる

Transforming SQL Queries Bypasses WAF Security

2022/05/13 DarkReading — BLACK HAT ASIA 2022 – ある大学研究者のチームが基本的な機械学習を用いて、一般的な WAF には悪意のものとして検出されずに、攻撃者のペイロードを配信するパターンを特定したと、シンガポールで開催中の Black Hat Asia で発表した。中国浙江大学の研究者は、一般的な SQL を用いて、Web アプリケーションのデータベースを標的とした、インジェクション攻撃を変換する一般的な方法に着手した。

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API セキュリティ調査 2021:攻撃トラフィック量は 600% 増という驚異的な伸び

Attacks abusing programming APIs grew over 600% in 2021

2022/03/02 BleepingComputer — セキュリティ・アナリストは、この1年間において API 攻撃が急増しているが、ほとんどの企業は、この問題に取り組むには適切ち言えない慣行をとっていると警告している。Salt Security は、2021年の API 攻撃トラフィックが 681% 増加し、API トラフィック全体は 321% 増加したと、具体的に報告している。一連の統計は、この業界が API ソリューションを採用するにつれて、それらに対する攻撃が不均衡に増加している現実を浮き立たせている。

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OWASP ModSecurity Core Rule Set サンドボックスが登場:新たな CVE の研究が効率化される

OWASP ModSecurity Core Rule Set sandbox launched to help security researchers test new CVEs

2021/12/10 DailySwig — OWASP ModSecurity Core Rule Set に対してペイロード・テストを行うセキュリティ研究者たちが、プロジェクト・メンテナがリリースした新しいサンドボックスを使えるようになったという朗報である。この Core Rule Set (CRS) とは、ModSecurity および、互換性のある Web Application Firewalls (WAF) で使用するための、一般的な攻撃検知ルールのセットである。その目的は、OWASP Top Ten を含む広範な攻撃から、Webアプリケーションを保護することにある。

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クラウド環境の危険性:Role パーミッションについて再考しよう

Why ‘Role’ Permissions Are So Dangerous To Your Cloud Environment

2021/09/17 SecurityBoulevard — クラウドを利用する企業が直面するものに、過剰なパーミッションの適切な抑制という、重要な課題がある。クラウドでの運用には、俊敏性と柔軟性が求められる。しかし、この問題は、そのメリットによりセキュリティを犠牲にされることが多く、また、クラウド上には不要で過剰なパーミッションが蔓延していることである。このウェビナーでは、クラウドにおける過剰なパーミッションの問題と、それをコントロールする方法について説明していく。

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Fortinet ゼロデイ・リモート脆弱性:パッチ・リリースは8月末に延期

Fortinet delays patching zero-day allowing remote server takeover

2021/08/17 BleepingComputer — Fortinet は、FortiWeb WAF (Web Application Firewal) で見つかった、ゼロデイのコマンド・インジェクションの脆弱性に対するパッチ・リリースを、8月末まで延期した。この脆弱性が悪用されると、認証された攻撃者が SAML サーバーの設定ページを介して、基盤となるシステムの root ユーザーとして、任意のコマンドを実行することができる。このバグを悪用するためには、攻撃者は対象となる FortiWeb デバイスの管理インターフェースに認証される必要があるが、たとえば認証バイパス (CVE-2020-29015) などの脆弱性と連鎖させることで、脆弱なサーバーを完全に制御することができる。

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Microsoft Azure WAF のボット防止機能がスタート

Bot protection now generally available in Azure Web Application Firewall

2021/08/01 BleepingComputer — Microsoft は、WAF (Web Application Firewall) のボット防止機能が、今週から Azure Application Gateway で提供開始されたと発表した。Azure WAF (Web Application Firewall) は、ボット攻撃やエクスプロイトのほか、クロスサイト・スクリプティング、SQL インジェクション、不正な認証、セキュリティの誤設定などの、一般的な Web の脆弱性から Web アプリケーションを保護するためにデザインされた、クラウド・ネイティブ・サービスである。Azure WAF は、Microsoft の Azure Application Gateway、Azure Front Door、Azure Content Delivery Network (CDN) などのサービスを利用することで、ワンクリックで数分以内に導入が可能だ。

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API 攻撃のトラフィックが6ヶ月で 300+% も増大している

API Attack Traffic Grew 300+% In the Last Six Months

2021/07/30 SecurityBoulevard — Salt Labs が発表したレポートにより、過去6ヶ月間における AP 攻撃が。かつてないほど急増していることが明らかになった。月間の API コールレートは 141% 増加し、悪意のトラフィックは 348% と大幅に増加した。今回の調査結果は、Salt Security の顧客データのみをベースにしているが、クラウド・ネイティブの脆弱性が広まっていることが浮き彫りとなり、また、より強固なサイバー・セキュリティ対応が、IT 業界全体にとって必要なことが明確化している。

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OWASP Top 10 脆弱性に対抗するための Top 10 Tips とは?

Top 10 Tips to Protect Against OWASP Top 10 Vulnerabilities

2021/07/20 SecurityBoulevard — OWASP (Open Web Application Security Project) Top 10 脆弱性は、Web アプリケーションにおいて最も頻繁に生じるセキュリティ脆弱性 10 項目のリストである。このリストは3~4年ごとに更新され、前回の更新は2017年となっている。最新の 2020年版リストで取り上げられている脆弱性は、以下の通りである。

・インジェクション
・破壊された認証
・機密データの露出
・XML External Entities (XXE)
・アクセス・コントロールの失敗
・セキュリティ設定ミス
・クロス・サイト・スクリプティング(XSS)
・安全でないデシリアライゼーション
・脆弱性が指摘されているコンポーネントの使用
・不十分なロギングとモニタリング

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FortiWeb WAF にリモートからの OS コマンド・インジェクションの脆弱性が

Flaws in FortiWeb WAF expose Fortinet devices to remote hack

2021/06/25 SecurityAffairs — 先日に Fortinet は、FortiWeb web application firewall (WAF) に深刻度の高い脆弱性 CVE-2021-22123 があり、認証済みのリモート攻撃者が SAML サーバの設定ページを介して、任意のコマンドを実行できるという問題に対処した。FortiWeb firewall 管理インターフェイスの脆弱性は、Positive Technologies の Andrey Medov により発見された。

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