200 件以上の CVE を標的とする大規模攻撃キャンペーン:Google Cloud を悪用する非公開 OAST ツール

Mystery OAST Tool Exploits 200 CVEs Using Google Cloud for Large-Scale Attacks

2025/11/29 gbhackers — Google Cloud インフラ上で、非公開の Out-of-band Application Security Testing (OAST) サービスを運用する高度な脅威アクターが、VulnCheck の最新調査により発見された。このキャンペーンでは、200 以上の CVE を標的とする大規模なエクスプロイトが展開されているという。

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Cloudflare が 11.5 Tbps UDP フラッドを阻止:Google Cloud の侵害により大規模攻撃が可能に

Record-breaking 11.5 Tbps UDP Flood DDoS Attack Originated from Google Cloud Platform

2025/09/02 CyberSecurityNews — Web に対してセキュリティとインフラを提供する Cloudflare が発表したのは、先日に阻止した大規模なサイバー攻撃に関する情報である。この攻撃は、これまでの最大値である、11.5 TB/秒 (Tbps) に達したという。その攻撃の種類は、分散型サービス拒否 (DDoS) であり、具体的には UDP フラッド攻撃となる。攻撃の大部分は、Google Cloud Platform 上の、侵害されたリソースから発生していた。

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Google Cloud の脆弱性が FIX:コンテナ・イメージからのシークレットや機密データの窃取とは?

Google Fixed Cloud Run Vulnerability Allowing Unauthorized Image Access via IAM Misuse

2025/04/02 TheHackerNews — Google Cloud Platform (GCP) Cloud Run の権限昇格の脆弱性の詳細を、サイバー・セキュリティ研究者たちが公開した。この、現在はパッチ適用済みの脆弱性を悪用する攻撃者には、コンテナ・イメージにアクセスし、悪意のコード挿入にいたる可能性があったとされる。

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クラウドにおける長期的に有効な認証情報:ユーザー組織の 46% が抱える問題とは?

Half of Organizations Have Unmanaged Long-Lived Cloud Credentials

2024/10/21 InfoSecurity — Datadog の State of Cloud Security 2024 レポートによると、ユーザー組織の 46% が、クラウド・サービスで長期的に有効な認証情報を持つ、管理されていないユーザーを抱えており、データ侵害のリスクが高まっているという。長期間において有効な認証情報とは、クラウド内の認証トークン/キーによる、長期間にわたるアクセスを認めるものである。したがって、長期的に有効な認証情報に対しては、攻撃者が侵害に長い時間を費やすことが可能になり、クラウド侵害の主要な原因となっている。

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Consolidation 対 Optimization:セキュリティにおいて軽減すべきコストとストレスについて

Consolidation vs. Optimization: Which Is More Cost-Effective for Improved Security?

2024/08/16 SecurityWeek — 経済/政治の情勢をマクロ視点から見ると、セキュリティ・リーダーたちが迫られる大きな決断として、自社の環境をより安全に守るための、金銭的/人的なリソースの使い方が浮上してくるだろう。この、いまの情勢が、脅威アクターたちの活性化を生み出しているのだが、その活動を縮小するよう、セキュリティ・リーダーは求められる。このパラドックスが、組織のオペレーションとセキュリティに携わる人々のストレス・レベルを引き上げている。

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Fluent Bit ログ管理に深刻な脆弱性 CVE-2024-4323:DoS 攻撃のための PoC が提供される

Experts Warn Of A Flaw In Fluent Bit Utility That Is Used By Major Cloud Platforms And Firms

2024/05/21 SecurityAffairs — 主要クラウド・プラットフォームで使用されている、Fluent Bit ユーティリティに深刻な脆弱性が存在することを、Tenable の研究者たちが発見した。オープンソースとして提供される Fluent Bit は、ログを取り扱うための軽量かつ高性能なプロセッサ/フォワーダである。このユーティリティは、各種のソースから各種のディスティネーションへと、ログなどの多様なデータを収集/処理/転送するように設計されている。Fluent Bit は Fluentd エコシステムの一部であり、リソース効率に最適化されているため、IoT デバイス/エッジ・コンピューティング/コンテナ化されたアプリケーションなどの、リソースが限定されている環境に適している。

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AWS/Google/Azure の CLI ツールの脆弱性:ビルド・ログから認証情報が漏えいする恐れ

AWS, Google, and Azure CLI Tools Could Leak Credentials in Build Logs

2024/04/16 TheHackerNews — Amazon Web Services (AWS) と Google Cloud の CLI (command-line interface) ツールを悪用することで、ビルド・ログに機密情報を漏えいさせ、組織に重大なリスクをもたらすという問題が、新たなサイバーセキュリティ調査で判明した。この脆弱性は、クラウドセキュリティ企業の Orca により、LeakyCLI と命名されている。

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Kubernetes 警告:3件の脆弱性により Windows エンドポイントへのリモート攻撃が可能

Alert: New Kubernetes Vulnerabilities Enable Remote Attacks on Windows Endpoints

2023/09/13 TheHackerNews — Kubernetes で3件の深刻な脆弱性が発見され、その連鎖の危険性が指摘されている。それにより、クラスタ内の Windows エンドポイント上で、特権を昇格させたリモートコード実行に悪用されるという可能性が生じている。これらの脆弱性 CVE-2023-3676/CVE-2023-3893/CVE-2023-3955 の CVSS スコアは 8.8 であり、Windows ノードを持つ全ての Kubernetes 環境に影響を与えるという。これらの脆弱性については、2023年7月13日に Akamai から報告が行われ、2023年8月23日に修正版がリリースされた。

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Google Cloud Platform の脆弱性 GhostToken:悪意のアプリをスティルス化

GhostToken Flaw Could Let Attackers Hide Malicious Apps in Google Cloud Platform

2023/04/21 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者が、Google Cloud Platform (GCP) のゼロデイ欠陥 (パッチ適用済み) の詳細を明らかにした。この欠陥は、企業向けの Workspace アカウントを含む、すべての Google アカウントに影響を及ぼすものであり、イスラエルのサイバー・セキュリティ企業 Astrix Security により GhostToken と名付けられた。同社により、2022年6月19日に発見され、すでに Google に報告されている。そして、9ヶ月が経過した 2023年4月7日に、Google はグローバル・パッチを展開した。

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ビジネスの優先順位とサイバー・セキュリティの均衡:Google が考える取締役会へのアドバイス

Balancing cybersecurity with business priorities: Advice for Boards

2023/04/18 HelpNetSecurity — 今日の急速に進化する技術環境において、これまで以上に取締役会や経営陣にとって重要となるのは、テクノロジーやデジタルの最新の進歩や潜在的なリスクについて、常に情報を得ることである。この Help Net Security のインタビューでは、Google Cloud の Director, Financial Services, Office of the CISO である Alicja Cade が、 正しい疑問を持つことで、サイバー・パフォーマンスと準備状況を改善し、責任ある AI プラクティスを推進すべきだと述べている。それにより、サイバー・セキュリティの必要性と、ビジネスにおける他の優先事項をバランスさせる方法について、洞察が提供されるとしている。

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Google 調査:クラウドの API 利用におけるセキュリティ問題

Google: With Cloud Comes APIs & Security Headaches

2022/12/24 DarkReading — Web Application Programming Interfaces (API) は、クラウド・アプリとインフラの統合という意味で重要な役割を担っている。しかし、これらのエンドポイントへの攻撃は日々増加しており、これまでの 12カ月間において、企業の半数が API 関連のセキュリティ・インシデントが発生したと認めている。Google Cloud が実施した調査によると、企業の API 利用に影響を与える、最も厄介なセキュリティ問題として挙げられるのは、セキュリティのミスコンフィグレーション/古い API やコンポーネント/スパムとボットによる侵害である。そして、40% の企業はミスコンフィグレーションによるインシデントに対して、33% 企業は後者の2つの問題に対して、取り組んでいるという。

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サイバー侵害の手口を分析:33% の証明書アクセスや 35% の Cobalt Strike 利用など

33% of attacks in the cloud leverage credential access

2022/11/30 HelpNetSecurity — Elastic Security Labs が発表した 2022 Elastic Global Threat Report は、サイバー・セキュリティ脅威の進化と、クラウド/エンドポイントに関連する攻撃の高度化について詳述するものだ。クラウド上の攻撃の 33 %は、クレデンシャル・アクセスを利用している。言い換えるならば、クラウド環境のセキュリティを、ユーザーが過大評価していることになる。その結果として、適切な設定や保護を行われないケースが多発している。

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Google Cloud の Assured OSS サービス:審査済みの Open Source コンポーネントを提供

Google Cloud Aims to Share Its Vetted Open Source Ecosystem

2022/05/18 DarkReading — Google によるセキュリティ対策の恩恵を望む開発者は、Google の開発者がセキュリティ問題を検証し、パッチ適用を把握している、オープンソース・コンポーネントを利用するサービスを、まもなくサブスクライブできるようになる。この Assured Open Source Software (OSS) と名付けられたサービスは、頻繁なスキャンとコード解析により作成されたメタデータで補強される、新たな Supply chain Levels for Software Artifacts (SLSA) フレームワークに準拠する。したがって、Google の署名を受けた、オープンソース・パッケージのバージョンが提供されることになる。

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Google Cloud と Log4Shell:ピーク時のスキャン数は 40万件/日

Google Cloud offers good news and bad news on Log4Shell, other issues

2022/02/15 CyberScoop — Google Cloud では、Log4Shell バグを持つ脆弱なシステムに対して、1日あたり 40万回のスキャンが行われていると、同社は火曜日に発表した。Google Cloud の CISO である Phil Venables は CyberScoop に対して、「当社の不定期レポート Threat Horizons の調査結果では、スキャンは継続的に行われており、脆弱なインスタンスを1つでもオープンにしておくと発見される。IT セキュリティ担当者は常に注意を払う必要がある」と述べている。

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Google の 2FA 推進プロモーション:1.5 億人が追加されセキュリティが向上

Google sees 50% security boost for 150M users after 2FA enroll

2022/02/08 BleepingComputer — Google は、可能な限り多くのアカウントにおいて、2要素認証 (2FA) を自動的に登録する取り組みを加速させ、2FA を有効にするユーザー 1億5,000万人を追加したと発表した。Google は 2021年5月に、漏洩した認証情報や推測されたパスワードの悪用によるアカウント乗っ取り攻撃から、可能な限り多くのアカウントを保護するための広範な取り組みの一環として、すべてのユーザーに 2FA の使用させることを発表した。

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Google Cloud の脅威検出テクノロジー:仮想マシン内を VMTD でスキャン

Google announces threat detection for virtual machines in its cloud

2022/02/07 HelpNetSecurity — Google Cloud 上で動いている企業のワークロードを保護するために、Google は新たな防御層を追加した。それは、Virtual Machine Threat Detection (VMTD) と呼ばれるものであり、Security Command Center の Premium 顧客が、仮想マシン内の暗号化マルウェアを検出するのに役立つ。

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マルチ・クラウドへの移行が止まらない:追いつかないセキュリティ関連の予算

Underinvestment in Multi-Cloud Security a Pressing Concern

2021/11/24 SecurityBoulevard — 大多数の企業は 2022年において、マルチクラウドを戦略的に優先させ、セキュリティを最重要視する計画を立てているが、それ実行するために必要なツールやスキルが不足しているとも感じている。実際のところ、成長するビジネスに伴い、いずれはマルチクラウドが必要になると、大多数の企業は考えているが、セキュリティ上の複雑さが原因となり、IT リーダーたちはマルチクラウドへの移行を躊躇している。

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ImmuniWeb の無料の Cloud Security Test:保護されていないストレージを検出

ImmuniWeb Launches Free Cloud Security Test to Detect Unprotected Storage

2021/09/30 TheHackerNews — IDC Cloud Security Survey 2021 では、過去18ヶ月以内に 98% もの企業が、クラウド上でデータ侵害の被害に遭っているとしている。パンデミックに煽られて、世界中の中小企業や大企業のデータやインフラが、パブリック・クラウドに移行しているが、その一方では、クラウドの新規性やセキュリティ/プライバシー問題を過小評価していることが多いようだ。

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Palo Alto Networks のクラウド誤設定検出ツール:背景にある問題とは?

Palo Alto Networks Adds Cloud Misconfiguration Tool

2021/08/31 SecurityBoulevard — 今日、Palo Alto Networks は、Bridgecrew by Prisma Cloud の機能を拡張し、複数のクラウド間でのコンフィグレーション・ドリフトを検出するためのツールを発表した。Bridgecrew Drift Detection は、オープンソースの Yor Project をベースにし、IaC テンプレートに属性と所有権の詳細を自動的にタグ付けするとともに、クラウド・リソースに伝達される固有の ID を付与する。

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CISA と Microsoft / Google / Amazon が連携してランサムウェアと戦う

CISA teams up with Microsoft, Google, Amazon to fight ransomware

2021/08/05 BleepingComputer — CISA が発表した官民連携の JCDC (Joint Cyber Defense Collaborative) は、ランサムウェアなどのサイバー脅威から、米国の重要インフラを守ることを目的とするものだ。この新しい取り組みは、重要インフラを標的とする悪意のサイバー活動に対する、国家としての耐性を高めるために、CISA が連邦機関および、SRTT (state / local / tribal / territorial) パートナー、民間企業と協力し、サイバー防衛計画を策定することを目的とする。CISA の Director である Jen Easterly は、「CISA と省庁間で協力して活動することに同意してくれた産業界のパートナーは、サイバー侵入から国の重要な機能を守るという共通のコミットメントと、新しいソリューションを生み出す想像力を持っている。

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